スコセッシフォールド全開さんの映画レビュー・感想・評価

スコセッシフォールド全開

スコセッシフォールド全開

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.2

致命的なのはフラッシュを除いたジャスティス・リーグメンバーに興味が湧かないこと。ワンダーウーマンはスーパーマンとキャラ被り。頭脳担当のコスプレおじさんはサイボーグに仕事奪われて財布担当になっているし、>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

正義ベクトルは違えど、愛する守るべき存在がある、行動原理は共通している。さぁ、二人はどう共存していくのよ、2時間じっくり見してくれ。からの母親の名前が同じで和解、はご都合主義のその先を見た。
スーパー
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

調理シーン、食事シーン、料理、もっと見たい。
一流料理とやらがなぜか美味しそうに見えない冒頭シークエンス。楽しく作っているかどうか。多分それだけの違いだった。作り手の意識が反映されている、そう見える不
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.8

女性の人権。
twitter、YouTubeやYahoo!コメントで見る“泥酔の女性へのレイプ“に対する不快で的外れで他人事な指摘を痛烈に批判する。被害者とその遺族の苦悩。なぜキャシーが…。罰を受ける
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

家族観、男性性、異性愛が前提の小学校による無意識の加害。社会的な序列、同調圧力による無言の加害。ゴシップ、週刊誌による数の加害。虐待による物理的な加害。イジメ、視線の精神的な加害。いろんな形で存在し、>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

部活を突然辞めた桐島さんは最後まで顔を見せない、声を発しない。異質すぎて面白い。
演者の演技力。松岡茉優の八方美人が至って自然。あんな人やこんな人、いたなぁ。と、うっすら記憶が蘇る。
それなりの治安は
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ:手彫りの映画、その舞台裏』で4.0に上がった。ストップモーション。命を吹き込む。
風船、コイン、あえてミスを起こす。不完全さの自然さ。それでちょっと長くなっても全然
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

2.0

ディザスター×コメディ。ニテマゲドン。ナガマゲドン。

ではあるけどやっぱりあの展開は良い。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

『遊星からの物体X』がなかなかお洒落な邦題。大好き。
元凶であるハスキー犬の何かに取り憑かれている演技(?)が凄い。
物体の外見。どうやったらあんな醜いクリーチャーを創造できるのか。グニョグニョ動く触
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

細かい文句は沢山あったけど、ラストのあれで忘れた。

3部作構想の1作目だとしても、さすがに何も進まなすぎでは?と感じた。どんどんファミリーは増え続けていく、死んだと思われた人達が生きていた、なんてこ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.6

弟との確執も、あの人達との再会も、組織の企みも、宇宙も、派手だけどアイデア不足だし、内容がまるでないのでかなり退屈。磁石に頼りすぎ。
落水するタイミングで、観客が知りたい事実の整理が行われる。都合のよ
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.4

シリーズ1エンタメで、ファミリー。ゴチャゴチャしているようで、全部吸収できている。
人間体でやっても面白い映像を車でやっちゃう、ゾンビタイム。
官僚噛ませタイプだが、ちゃんと運転が上手いリトル・ノーバ
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.3

凄そうなシステム『神の眼』が霞んでいるが、取り巻くイベントが楽しすぎるので構わない。
元々引退作だったがそこに自動車事故が重なる、最悪の奇跡。映画の中でも、我々の心の中でも生き続ける。わざわざ『別れの
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.0

レティが絡んでる以前に、トレット・ファミリーに協力を求めるほどの案件だったのか。車の運転がうまいやつが覇権を握る変な世界。
戦車のくだり、こいつら逃げ切るつもりないだろ。

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.0

バラバラだったみんなが集まってデッカイことやる。アベンジャーズみたい。1億ドルの響きとローマンのリアクションが良い。
肉弾戦、銃撃戦、ネタ切れなのか知らないけど楽しいものは楽しい。それでちゃんと超えて
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

1.9

レティの死の扱われ方、9割CGの洞窟カーアクション、どうでも良すぎるミスリード、FBI自由行動が過ぎる、都合のいい女でもないジゼルって人、いろいろ雑で???
本筋と全然関係ない、冒頭のトラック襲撃が一
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.0

ドリフトが上手いかどうか以前に、出来るかどうかで我々素人を誤魔化せるし、結局凄さはおっちゃん達(元DKの土屋圭市さん)のニヤ顔で全て語られているので説明はほぼ不要なの面白い。シリーズで初めて走り屋カッ>>続きを読む

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.5

こっちのバディの方が推せる。因縁の相手、みたいな登場でずっと喧嘩腰だったのにレースカー見たらすぐに子供になるローマン可愛い。
NOS噴射でタイムマシーンになっちゃう。窓から見える景色が完全にデロリアン
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

分かってはいたけど、家のテレビではエンジンの轟音は伝わらない。早く映画館で見たい。
一直線でどっちが速いかレース『ゼロヨン』に興味がなさすぎる。技量?度胸?競っているのは車のスペックじゃないのか。スポ
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.9

『ロッキー』も『クリード』も何も見てこなかったけど、ボクシング×IMAXでカタルシスを得るのに前情報の有無は関係なかった。当然のように熱狂した。急いで映画館に行かなければいけない案件。
試合、スパーリ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.9

毎日忙しく、大量のデータ一つ一つに目を通している時間はないけど、それで大事な何かを疎かにしている、忘れていることに気付かされる時代的な面白さ。完全に自分のような人間に向けて作られている。
パーティーの
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

モニター試写段階の感想なのであしからず

ジャンルはホラー映画だと思うのだが、ホラー要素が限りなく削られ淡白な私生活シーンだけが残り何を楽しめば良いのか分からず終始退屈だった。2時間の長尺に対する量で
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

1.8

会話劇でもレストラン強盗説得シーンみたいな同時に緊迫感のある場面は楽しめるけど、『デス・プルーフ』でも見られた中身のない言葉の応酬に、それはタイトルで明示されているんだけど、さすがにしつこいぞと、今回>>続きを読む

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.0

第一幕(教授らの村潜入)で見た、先住民族たちの儀式のようなものや姦通が、実は第二幕(フィルムで明かされる真実の記録)の、村を焼かれた怒りの表現であったり、多民族による強姦の多発化問題の対処を意味してい>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.2

5種類程度のリアクションしかしない本家のマリオブラーズ。キャラクター紹介を兼ねた配管工のわちゃわちゃにまず、お馴染みの服装をしているけどコイツらは誰なんだ?の混乱状態でスタートダッシュを失敗した。+自>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

沢山笑わされたし、泣かされたしで全く整理がついていない。とりあえず書く。
人間だけじゃなくて、異星人も動物も全て救って初めてGotGなんだと。ポ○コ○論争のくだらなさ、程度の低さ。
容赦なく尊厳を傷つ
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トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

4.0

SNS毎秒チェックマン、すぐカチン、ぺちゃくちゃ喋りながら殺っちゃうマルチタスク脳、男?親友しか勝たん、が令和ティーンじゃん。惨劇を目撃しても彼女たちを応援してしまう、楽しんでいる人は魅力的。

狂覗(2017年製作の映画)

3.3

陰湿ないじめの発見の難しさと学校教員の待遇の悪さが浮き彫りになる。まず“いじめ”をどうやって認知するのか。生徒不在の時にカバンを覗く以外方法がないことに説得力がある。それしかないだろ、責任は社会だ。>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.4

櫻井さんは多分童貞だし、その童貞作戦の勝利で褒め倒したい。長年じっくり温めてきた灰原哀×黒の組織の確執。ドラマをストレートにやってくれて最高だった。これにミステリー要素を入れるほうがミステリー、という>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

2.3

何が面白いのか探しながら見ていたけど、テーマもよく分からないまま映画が終わってしまった。デカいギャンブルに勝ったら気持ちいよね的な?

試合のとあるプレイを見て才能を見抜くの良かった。何回も映像をリプ
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

4.0

不謹慎だけど鎧人間vs羽の生えた奴らの肉弾戦が結局絵的に面白いので満足だった。
国民の皆様は獣嫌いのヘイトスピーチを公然としていたが、簡単に共存を受け入れる展開にハテナ。いろいろ闇だね。

ラスト子供
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イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること(2020年製作の映画)

2.8

gdcs1.43フルサイズの貴重な体験ではあるんだけど…
シーンによっては左右上下どこかが木や岩の影で黒くなっていたり、映像の光度が低かったり、大自然ASMRがイマイチだったり、被写体アップのショット
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