丸福さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

セッション(2014年製作の映画)

3.6

凡人にはおよそ理解し難い天才こそが行ける領域があると思う。
そこに到達出来るのは本当に選ばれた人だけ。
セッションはそんな映画だった。

息の詰まるような展開。
クライマックスの演出も素晴らしい。
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フェーム(1980年製作の映画)

3.8

芸術学校に通う若者達のエネルギーのぶつかり合いが素晴らしかった。
さすがアラン・パーカー。
切り取り方が一味違う。

誰か1人を主役に据えてのスタイルではなく、芸術学校に通う生徒それぞれが主役ってのが
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

2.8

10年間思い続けるのは良いけど、あそこまでいくと少し迷惑な人達。

三人三様の個性はあったけど映画としてはそこまでの求心力は感じられなかった。

告白(2020年製作の映画)

3.3

パク・ハソンの演技が良かった。
ストーリー自体は何となくオチが読めてた分、驚く様な展開では無かった。

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.1

話の形式的には前作と違いなし。
結局は2人のイチャクラに周りが付き合わされるパターン。

ギャグと思しき場面もお国柄の違いなのかあまり笑えなかった。

市子(2023年製作の映画)

3.5

杉咲花が良かった。
日本の若い役者にもまだまだ良い俳優は居るんだ。

事務所やら配給会社やらの利権と甘やかしで、演技とは凡そ言えないような骨のない若い俳優が多い中、彼女は輝いてた。
複雑な境遇で生まれ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.4

往年の名曲が目白押し。
あの曲やらこの曲やらこの映画の曲だったのねって感じ。

曲も踊りも素晴らしかった。
素晴らしかったが、何やらこじんまりとした印象を受けた。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.0

原作は未見。
冒頭の雪が舞う描写は綺麗。
演奏シーンも丁寧。
なのに登場人物がいい人過ぎて違和感。
全体的雰囲気から漂う、ジャズに対する定義づけが押し付けがましくて多少嫌悪感。

自分にはあわない作風
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101回目のプロポーズ 〜SAY YES〜(2012年製作の映画)

3.4

主演の2人に好感。
ドラマ版の良さを壊すこと無くリメイクしてたと思う。
婚約者の置かれてた立場も納得出来る展開だった。

武田鉄矢ご本人もドラマ版の設定のまま登場。
愛をスカーフに例えながらの語りは流
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.6

皆さんのレビューを読んで、ピエタという言葉の意味を理解。
キム・ギドク監督らしい作品だった。

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.3

ガチャガチャうるさい演出とノリで多少疲労感。
アメリカンジョークそのままの作品だった。

最後に意外な方が出演。
すぐ居なくなるけど笑。

探偵物語(1983年製作の映画)

3.5

当時の時代を感じる。

角川映画がノリにノッテたのが懐かしい。
この頃の薬師丸ひろ子もまた可愛い。

野蛮人のように(1985年製作の映画)

2.3

花火のシーンが印象的だった。
流石この時代の角川映画。
爆薬爆発の大サービス。

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.8

奇跡の様な作品。
その時代を引っ張った薬師丸ひろ子の魅力がスクリーン全体に溢れていた。

コンクリート漬けは洒落になってない笑。

サラウンデッド(2023年製作の映画)

3.3

撮り方は綺麗だったけど、主人公の息遣いが聞こえてこない作品だった。

緩急も無く平坦にさえ感じるストーリー。
スリリングな展開なのに緊迫感が感じられなかった。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.7

自分は暁美ほむらが好きです。
彼女は尊い。
現世の糸に翻弄されてもがき苦しむ愚かさを彼女は知ってる。それでも進むことを止めない。嗚呼……尊い。

前作が完結されてるだけに多少蛇足感もあるけれど、世界観
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

5.0

いきなり前編吹っ飛ばして後編観る様な酔狂なことをする人は居ないと思うのですが、まずはTV版を知らない人は劇場版よりTV版から。

もう泣ける!
自分にとってまどマギは神。
もうそんな領域なんです。……
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

5.0

若干編集を加えたTV版。
まどマギを観るならまず劇場版ではなくTV版から観て欲しい。

あの設定と虚淵ですから。
エピソードを追ってどっぷり魔法少女の世界に浸ってから劇場版を鑑賞する事をオススメします
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.5

前作ほどのインパクトは無かった。
超人的になり過ぎて何処ぞのドラマシリーズを観ているような錯覚さえした。

新キャラも登場して次のエピソードへの序章って感じだが、話しの核心に触れずじまいで、その分水増
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.7

クリント・イーストウッドの渋さが全開。
不良であろうと臆する事ないそのカッコ良さ!
監督作品の中では一番好きかもしれない。

バービー(2023年製作の映画)

3.5

シニカルな笑いに溢れていた。
バービーをマーゴット・ロビーが演じるのもなんだかルッキズムに対する皮肉にさえ思える。

ケンの立ち位置がバービーのボーイフレンド的役割でしかないのが不憫だ。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

実在の人物ってところが凄い。
そしてディカプリオの弾けっぷりが凄い。
とにかく色々凄かった。

迫真の演技過ぎて子供マジ泣きしてたのも凄い。

共謀家族(2019年製作の映画)

3.7

スリリングな展開だった。
家族を守る為に、映画で観た知識をフル活用して頑張ったお父ちゃん。泣けるね。

所々に埋め込まれた伏線も生かされてると思う。
遺体の隠し場所の謎が判明しないまま終わるのが多少モ
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.4

ブラピの使い方が贅沢!

おバカぶりにパラメータを振り切ったこのB級感!
細かいところは気にせず突き進むその潔さ。
そんな訳あるかい!と所々突っ込みをいれつつ観るのがおすすめ笑。

アランの天然ぶりが
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ロサンゼルス(1982年製作の映画)

3.3

グラインドハウスムービーの様な展開の映画だった。
おっぱいもいっぱい出てくるし、音楽もなんだか不思議。
(あとから音楽はジミーペイジと知ってちょっとびっくり笑)
極力感情を排除したつくりは中々のハード
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

マーゴット・ロビー目当てで観たんですが、自分が思ってたより作品としてちゃんとしてました。先入観はいけませんな。

バッドマンに興味ないし、ジョーカーにも興味無し。
展開も早いし演出もスピード感があるし
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トランク ~走る密室~(2024年製作の映画)

3.0

この女、超人過ぎ。
臓器抜かれてもタフネス。
そしてメンタルも強かった。そんな貴方なら大丈夫とさえ思ってしまうのが難点。

スリリングな展開のはずなのにその超人ぶりに目が行って怖さを削がれてしまった。
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

今回は割と重め。
おふざけも少なめでコレはコレで良かった。
傘はこの時からマストアイテムだったのね。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

エルトン・ジョン=友達には笑った。
前作のテイストそのままに、グロ描写は悪ふざけ過ぎ感もあるが楽しめた。

あの傘欲しい!!

ご都合主義なストーリーと言ってしまえばそれまでだけど、そのご都合主義もこ
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

こんなに面白いのに、この映画の存在を知らなかった自分を悔やまれる。

ぶっ飛んでいてそして爽快!
そこにブラックな笑いを散りばめたイギリス的なセンス。
面白かった。
これ以外のシリーズがあるみたいなの
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

2.5

怪獣映画の様。

如何せん、物語を引っ張る仕掛人に魅力がない為、序盤がややだれ気味。

歴代キャラがわんさか出て、胸アツになるのでお得感はある。

アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

3.3

ネオンの配色が下品で綺麗。
マーゴット・ロビーだから最後まで鑑賞出来たような作品。

夢の中に入り込んだような訳の分からない世界観。
その分からない点と見えてきた線を結んだ時の驚きも特になく、何となく
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

2.8

往年の傷だらけの天使を思いだす。

人気のあるシリーズらしいけど、これといったインパクトもなく流れて行った感じ。

少林寺(1982年製作の映画)

3.4

再度鑑賞。

少林寺についてなんの予備知識も無い人間が観て衝撃だったのが犬の扱い。
文化の違いとはいえ飼い犬はね……マズイでしょ。

雄大なシチュエーションをバックに少林寺の凄さを感じる映画だった。
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バビロン(2021年製作の映画)

3.4

長げー。
もう少しコンパクトなら見やすかった。
マーゴット・ロビーは可愛くて野生的な魅力があった。