丸福さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

地獄の警備員 デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

1.8

設定に色々無理あり過ぎ。

無理な設定が逆に変なコントラストを産んで、破壊的な怪作となるか駄作となるか、自分には後者となってしまった残念な作品。

ウォーク・トゥ・リメンバー(2002年製作の映画)

3.3

往年の少女漫画を彷彿とさせる展開。

個人的にヒロインの懐古趣味的服装にあざとさを感じずにはいられなかった。

ヒロイン垢抜け過ぎでしょ。
敬虔なカトリックで、主流に乗らないファッションなのは理解出来
>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

3.6

ソン・ガンホの自分の身体を犠牲にしてまでの決死の覚悟に不謹慎にも笑ってしまった。
さすが韓国映画。
さすがソン・ガンホ。
こちらの予想の遙か斜め上を行ってらっしゃる。

最悪の事態の連続。
全部のっけ
>>続きを読む

ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

3.5

終盤の件は蛇足。
爆破シーンで終わった方がインパクトがあった様な気がする。

設定に多少無理があるが、それがまたヘンテコな味わいでこの映画の良さに繋がってると思う。

キャビン・フィーバー2/キャビン・フィーバー スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.2

キャビンフィバーの続編という割にはゴア描写が激しくなっただけで今ひとつ。

ところどころの音楽のセンスは良かったけど、映画としてのセンスは好みじゃなかった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

マルチバースが忙し過ぎて自分の脳内処理が追いつかない。
それがこの映画の特徴だし、追体験しているかの様な気分を味わえるのが醍醐味と言ってしまえばそうなんだろうけど、その斬新さと面白さが比例してる作品と
>>続きを読む

マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

3.3

バディ物というよりラブロマンスの方に比重を置いた作品。

とにかくイチャクラシーンが長い。BGMが終わるまで観てるのは割と苦行。

ミュージックビデオ風に撮るのがこのシリーズの特徴と言われましてもねぇ
>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.7

古さを感じさせない良質なクライムサスペンスだった。

ジャンヌ・モローは時代を超えた普遍的な美しさがある女優だった。

死刑台のエレベーターってタイトルが皮肉交じりで良いね。

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.6

考えるな。
消費しろ。

生活圏にサブリミナル的に組み込まれているメッセージ。
現代社会の縮図を見ているようで怖い。

低予算でありながら風刺も利いてて面白かった。

謎の喧嘩シーンはなんだったんだろ
>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.6

アクティブなジャック・ニコルソンほど怖いもの無し。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

若干テンポが悪い。
笑いの要素は抑え気味。
1作目のこちらの方が全体的に生々しかった。

普段から斧を持ち歩くのはいけません。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

ドンソク兄貴の使いどころもある程度パターン化しだしてきて、若干のマンネリズムを感じて居たところに久々のヒット!!

まわりの人物が兄貴の良さを引き出してくれた。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

オリエント急行殺人事件は遙か昔にテレビで放送されてたのをなんとなく観た記憶が……。

今作はリメイク。
役者が豪華だねぇ〜。
撮り方も凝ってて面白いねぇ〜。
列車のシーンも迫力あるし。
それなのに肝
>>続きを読む

悪名(1961年製作の映画)

3.2

1本筋の通った漢気を期待してたのに、女に振り回されてる主人公。お前の漢気はそんなもんかい!って感じの作品だった。

浪花千栄子の方が漢気あったな。

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.3

繊細な作風で京アニの力量を感じた。
本編を観たことが無い自分には、キャラクターの魅力を感じなかったのが残念。

2人の心の中が見えてこず、終始雰囲気だけで終わった点がこの作品に惹き込まれなかった要因か
>>続きを読む

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.9

人種差別というテーマでありながら、バディ物で尚且つエンタメ要素もあって重くし過ぎなかったというのが凄い。

ジーン・ハックマンの魅力的で人間らしいキャラクターがよりいっそうこの映画に彩りと厚みを与えて
>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

3.5

西部劇はほとんど知識無し。

馬を強奪する場面の巧みな身の捌き方とか、実際に演じてるんだからスゴイ!!
往年の名作ですね。

何より自分は馬達に敢闘賞をあげたい。

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.4

内容が薄っぺらいと云うのが正直な感想。
作画も綺麗だし動きも滑らか。
ビビットな配色、嫌味のないキャラクター、でもなんだか全体的に突き抜けない感じ。

盛り上がるはずのだるま祭りエピソードもなんだか平
>>続きを読む

必殺!ブラウン館の怪物たち(1985年製作の映画)

2.5

必殺なのに角川映画。
良くも悪くも80年代の匂い満載。

おなじみ必殺メンバーは果たして居る必要があるのか❓
記念映画だしとりあえず意味なんて必要あるかい!
奇想天外で面白けりゃ良いんだ!的発想。
>>続きを読む

ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.7

ルトガー・ハウアーの得体のしれない犯人役が良かった!

ダイナーの女の子、かわいそすぎる。災難やな……。

古さを感じさせない良作。

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

2.9

殺人の動機がよく分からない。
胸くそ悪さだけが残る作品だった。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.6

思ったより良かった!

血は繋がってなくても新しい家族の絆は強い!!

仲間が死んで友情を再認識したり、家族が死んで改めて絆の深さを知ったり何かと誰かが死んで思いを深めるパターンが多い昨今、仲間が誰ひ
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

音楽と演出が見事にマッチしてた。
カーアクションのスピード感凄いね。

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.3

シャーリーズ・セロンのカッコ良さで最後まで観れたけど内容に薄さを感じた。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

森の風景におよそ似つかわしくない動物達が歩いてる様子がシュール。

独身で居ること自体が犯罪ってところが斬新。
カップル成立にも共通点が必要って設定も面白い。
斬新で面白いけど、へぇーって感じで、心に
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.3

未知なる能力とか言ってる割に主人公にそんな力も魅力もあるように感じなかった。
ラストの取ってつけたようなオチも弱い。

主人公のハングリー精神に誘発されて老女が発奮したのか?
そもそもあの老夫婦自体謎
>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

ラストにかけて多少失速したような。
オチが少し安直。

寿司折り美味しそうだったな。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.4

ほとんどマッドマックス。
前作の面影全くなし。
カーチェイスが派手だった。
大量のゾンビが降ってくる光景は怖い。

前作のスリリングさは激減。

デモンズ(1985年製作の映画)

3.4

監督がダリオ・アルジェントだと思ったら、脚本だけでした。

くど過ぎるまでの赤のコントラスト。
80年代のMTVを観てるかのような鳴りっぱなしのBGM。
全体的に漂う安っぽさ感。

王道つったら王道。
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.8

ひとつの事件で浮き彫りにされていく人間の業、善悪の是非。
知らない内に自分の行動、言動が誰かを傷つけているかもしれない。
息が詰まるような作品だった。

寺島しのぶがキツかった。
親切の押し売り、自分
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

最後辺りは蛇足に感じた。
なんかホラーみたいだし……。
犯罪にあたる行為が果たしてスケールのでかさと比例するのか❓❓

ピラミッドのエピソードもいらないような……。

役者の力で助けられた作品に感じた
>>続きを読む

ザ・コール(2020年製作の映画)

3.7

あんな展開になっていくとは思いも寄らず。
正直期待してなかった分、いい意味で予想を裏切られた作品。

捻りの効いた内容と映像演出。
何より適役の女優さんが魅力的だった。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.4

仰々しい演出と音楽だった。

時々レオ様の表情がジャック・ニコルソンやジャック・ブラックに見えたのがある意味狂気笑。

大袈裟な割に先の展開が読める内容。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

散漫な印象。

ヴィレッジというタイトルで村独自の文化、風習、閉塞性を中心に話が動くと思いきや、ゴミ処理施設やら過去の父親の因縁やらあっちこっちにブレてる感じ。

主人公も何を考えているのか伝わりにく
>>続きを読む

水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

2.3

若干テンポが悪い。

子どもを失った悲しみは理解できるけど終始辛気臭い主人公。
少し中だるみした。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.5

学園の生徒ほとんどがクソガキ。
スッキリしない展開。
でもそれなりに勢いもあって面白かった。