丸福さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

運命の扉(2022年製作の映画)

3.0

普段は観ないラブロマンス物。中々どうして良作だった。

出てくる人達皆さん善人。
こんな世界有り得ないにも関わらず、登場人物一人一人を魅力的に描いているから、鼻じらむ事なく鑑賞。

特に主役の性格の良
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雪暴 白頭山の死闘(2018年製作の映画)

2.9

話しの概要がさっぱり頭に入ってこず。
ただただ寒そうな景色に、撮影クルーや役者さんは大変だなと思いつつ鑑賞。
吹雪のシーンは見応えがあった。

少年の君(2019年製作の映画)

4.3

イジメをテーマに描かれているが、根底に流れていたのは純愛。

イジメという問題を提起しながら、それでいてお説教ロードに流れず、作品として昇華されていたその力量は素晴らしい。

バイクで疾走する2人の距
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リピーテッド(2014年製作の映画)

2.8

この登場人物で一番罪だと思うのは主人公だと思う。

記憶がないのに母性は残ってましたっていっても、あなた不倫してたでしょ?友達に子供を預けて密会してたでしょ?
4年間子供を引き取って暮らしてた旦那の気
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荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

3.7

クリント・イーストウッド監督作品は個人的な好みで言うとあまり好みではないのだが、この作品は良かった。

西部劇という様式を取り入れながら、独自なスタイルを作りあげていた。
劇中で流れる音楽も摩訶不思議
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家門の危機(2005年製作の映画)

3.1

全体に漂うゆるゆる感。妙に癖になってしまう味わい深い作品。

邦画でもこんなテイストの作品は多いが、ついつい辛口になってしまいがち。なのに韓国映画なら許せてしまうのは何故だろう??不思議だ。

拳師 〜The Next Dragon〜(2008年製作の映画)

2.5

どこに話を持っていきたいのか分からず。
武術学校の生徒達がみんな優等生過ぎて違和感。

サモ・ハン・キンポーのアクションシーンは見応えあったが、肝心の主要人物達は大会の演武以外に活躍無し。
話もテンポ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

ビートルズを知らない人も、勿論知っている人でも楽しめる作品。

無駄に胸元強調なハリウッド女優も居なければ、派手なドンパチも無く、ひたすら憎めない奴らが出て来る心地好い内容だった。

空気の読めないお
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フローズン(2010年製作の映画)

2.3

終始、緊迫感が感じられず。

リアリティを完璧に追い求めなくても良いけど、氷点下なら息を吐く時もっと白くならんか?
凍傷になるほどの気温なら、麻痺して手足の自由も利かないだろうし、ましてや足をブラブラ
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アス(2019年製作の映画)

3.5

この監督なんか好きだなぁ〜
独特の間と演出。役者の演技。どれもが渾然一体となっていい味出してる。

ストーリーは割と取って付けなんだけど、それさえも深く考えさせず、ぐいぐい引き込まれて観てしまうのは、
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ブラック・クリスマス(2019年製作の映画)

2.9

雑なストーリーだった。
緊張感のある撮り方は良かったが、ここまで女は強いアピールをすると肝心の話がシラケてしまう。
犯人の動機づけもなんとなく弱かった。

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

2.6

主人公に好感がもてずじまいだった。
FBIなら、も少し教養があっても良いのに。粗暴の捉え方が薄っぺらすぎる。

キアヌ(2016年製作の映画)

3.3

キアヌが雑踏の中を駆ける姿の愛らしさ!!スローモーションで生き生きと臨場感のある表情を捉えていた。

おとぼけ2人組の妙に何とも言えない間とギャグも独特の緩さを醸し出して、期待してなかった分良作だった
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

超常現象、いやまさかのオカルトオチ?と内心ビビりつつ鑑賞。そっちの方向には逃げず、きっちりと人の怖さを描きだして好感が持てた。

凝固法は少し現実味に乏しい気もするが、分かりやすい怖さの演出には必要な
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#フォロー・ミー(2020年製作の映画)

3.1

再生回数を上げるためなら、ヤラセ動画も厭わない昨今のYouTuberを皮肉ってた感じの内容だった。

最後のオチでこの映画の評価が多少下がった。やっていい事と悪い事の線引き位はわきまえろ!と言いたい。
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スクリーム3(2000年製作の映画)

3.2

シリーズ三作目ともなれば、もはや犯人の動機すら薄味。それでもこのシリーズならそれさえもご愛嬌と思えてしまう。

そしてまたもやちょびヒゲのタフガイぶりに驚愕。

スクリーム2(1997年製作の映画)

3.3

ホラーの定石を効果的に使った前作から比べると、多少取って付け感はあるにせよ、そのマンネリズムを逆手にとった演出で、頑張っていたとは思う。

それにしてもあのちょびヒゲ保安官はタフだ。そして2人のラブロ
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.6

主人公の猪木バリに発達した顎がどこか格闘家チックでなんか強そうだと思ったら、実際強かった。

所々に散りばめられたユーモアのセンスも良かった。
全体を通して伝わってくる
ホラー映画への愛情。
この監督
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.6

歳の差も気にせずバイタリティー溢れる姿に、貫禄さえ感じる主人公。ヒロイン側は一転、流されやすいある意味自分が無い性格。
真逆な2人の対比が良かった。

雲霧仁左衛門(1978年製作の映画)

3.4

五社版の雲霧は池波正太郎の世界観をベースにしつつも五社風味。

山崎努版の世界観を愛する人には、流石に五社版のやりたい放題にはびっくりしたと思う。
そこに仲代達矢のスクリーンからはみ出さんばかりの眼力
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.1

身分証も出生証明書も持たない存在のない子どもたち。そんな子供に焦点を当てた作品。

この作品が素晴らしい点は救いがある事。
タフな現状を生きぬく強かさと逞しさに監督の暖かい視線を感じた。
リアルさを追
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

2.8

クロエ・モレッツが出てなかったら、おそらく観てなかったであろう作品。

敵がアホすぎる。
設定が薄い。
地球を侵略するなら、そんな周りくどい事をしなくても良いのに…。
探知機も簡単に外せちゃうし、詰め
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ザ・ビッグ4(2022年製作の映画)

3.7

香港映画の様なドタバタアクション。タランティーノ、ロドリゲスバリの演出。
火薬の量の多い事多い事。
手や足はぶっ飛ぶし、ベタなお笑い要素もてんこ盛り。
意外や意外、面白かった!

我が名はヴェンデッタ(2022年製作の映画)

2.7

如何にもNetflixオリジナルって感じの内容。
そこそこ無難にまとまった
親子版レオン風味。
良くも悪くも平均的。

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.4

撮り方綺麗。音楽もセンス良し。役者も上手い。
なのに心にあまり響かず。

過去と現在の視点の入れ替えが多すぎて飽きる。抑えた方がより効果的に思えるんだけど。

母性を持てない母親が、過去の記憶を思い出
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.6

ドンソク兄貴大暴れ!
拳でバッタバッタと敵をなぎ倒す様はまさにオス牛。
敵役との対峙も見応えあった。

笑いとストーリーの緩急もバランスが良い。
タイトルとポスターが違和感なのはご愛嬌。

YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.6

正直期待してなかったが、久々ヒットなゾンビ映画。
劇中で流れる音楽もセンスが良いし、撮り方も独特で熱意が伝わってきた。

ぬるーい感じのギャグ要素も独特な空気感。
バッドエンドだったのが、個人的に残念
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.7

最初はテンポが悪くて中だるみ。コーチが登場してからは、ひとくせもふたくせもある登場人物達が輝きだした。

ガイ・リッチーらしい演出も秀逸。キャラクターそれぞれの思惑が絡みあって伏線回収。
真のジェント
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.3

投げっ放しな映画やな...って云うのが感想。

宗教的な意味合いがテーマなのは理解出来る。
ただキリスト教に馴染みのない立場からしたら、ストーリーで匂わせている意味あり気な部分がちんぷんかんぷん。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.3

マッハ10でそもそも人が耐えられるんか?という素朴な疑問はさておき、アメリカ万歳な映画。

任務を遂行する緊迫感、空中戦での攻防戦、さすがお金のかかってる映画。
臨場感溢れる演出をとってもやはりハリウ
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.3

泣かせに入る演出が少し押し付けがましい感。
役者の演技でなんとか最後まで観れたが、思ったほど入り込めなかった。

ハンバーガー・ヒル(1987年製作の映画)

4.1

ベトナム戦争を題材にした映画は何作か観たが、ここまでリアルな作品を観た事がない。

ドラマティックな要素は極力省き、徹底して戦場の悲惨さ、冷酷さを映し出す様は、さながら観ている側にも否応なく同じ戦場に
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.7

吹替版の方で鑑賞。声の違和感もなく、バディものとしても面白かった。

ライアン・ゴズリングの情けなさ。
ラッセル・クロウの無骨さ。
二人の対比もキャスティングも良し。
因みにラッセル・クロウとドンソク
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マーターズ(2007年製作の映画)

3.5

先にリメイクを観てしまったので大まかな設定を知ってはいたけれど、閉塞感と胸糞感はこっちの方が桁違いだった。

この映画を鑑賞後、微熱がでました。観なきゃ良かったと軽く後悔さえしました。
監督からしたら
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マーターズ(2015年製作の映画)

2.5

色々ツッコミたい部分が多い。
白目をむいてる写真の数々が1番怖かった。
「なんだかなぁ...」で始まって「やっぱりなぁ...」で終わった。