ジョージさんの映画レビュー・感想・評価

ジョージ

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

鬼才、再びって感じかな。
ヨルゴス・ランティモスは観るたびに、そう思わせてくれる監督の一人。

最初の1フレームからクレジットロールの最後の1フレームまで、らしさ満載。

作品に触れると各チャプター毎
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

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全然理解できない。失礼ついでに言うとこの作品を観て、世の観客たちは大粒の涙を流すのか。
特攻兵と僅かながらの時間を共にし、愛を深めるのは大いに結構だし、言ってしまえばよくあるプロット。
何が解せないか
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

5.0

最高!
最高!!
最高!!!

笑いに愛され、笑いを愛した男の狂喜乱舞を目撃できる。

笑いのカイブツとは、彼のことを言うのか
彼の事を喰らった、目に見えない虚像のことを、指してるのかは是非劇場で観て
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

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Filmarksの招待でジャパンプレミアに参加しましたー。

作品は試写会場の環境が良くなく、高身長の方々の後頭部しか見えなかった。

作品については分かりません。
画面上部しか見えてないけど、雰囲気
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ナポレオン(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり、リドリースコットは外さない。

演出はもちろんのこと、撮影手法に美術に衣装、音楽まで、個人的には全く抜け目のないハイパフォーマンスにあっぱれのひと言。

特に挙げたいのは、18世紀のフランス
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

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100周年、おめでとうございます!

いつも、夢や希望を届けてくれる作品を世に届けてくれてありがとう。

「夢を見ることが出来れば、実現できる」
本作は、ウォルト・ディズニーが遺した名言を、具現化させ
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

楽しいなら、もうそれで十分。

出身地対決、最高。

キャスティングも完璧で、あっぱれ。

ただ、埼玉の話では無くなってきてるから埼玉の人はちょっと寂しかったりするのかな?

(2023年製作の映画)

-

ま、たけし監督がやりたいことはわかった。

チョイスした史実がクセで、大河ドラマでは観られない雰囲気で良かった。

なんか、ある意味で映画の本質を思い出させてくれた一本だったかも。

いろいろ言われて
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マーベルズ(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

MCUは続くよ、どこまでも。

ちょっと疲れたというより、またかと思ってしまう自分がいた。

恒例のクレジットのサプライズ。大半の人は「これはヤバい!これからが楽しみ!」ってレビューするんだろうけど、
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正欲(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

性的な表現は、定石として人間を含む生き物の雄雌が織りなす関係性を持って表現されてきたが、この作品における主人公は「水」なのである。滴る水。湧き出る水。様々な形に姿を変える水全てに表情を持たせた演出は見>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もうひと息の連続…。

終幕し、劇場が明転し、最初に思い出したのは、残念ながら2016年の「シン・ゴジラ」との対比だった。

山崎貴が手掛ける、新しいゴジラと聞いた時から、フルCGで織りなす東宝の伝統
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.1

原作ゲームは名前くらいしか知らず、そこまでの期待値は高くなかったが、いい意味で裏切られた。

プロットは、古典的な起承転結がはっきりとしており、明瞭で小気味良かった。

オーランドブルームはさておき、
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.0

いつになっても、山田洋次作品は
時代に合わせて伝えたいメッセージを
詰め込む「幕の内弁当」の様である。

一流企業に勤める人もいれば、路上生活者にしても、人は人。
どんな人でも、些細な事をきっかけに常
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

いや、最高だった。
夏の終わりに、今年イチのトキメキを映画館で感じさせてくれた。

14歳から見ると16歳ってすっごい大人に見えて、すっごいエロいのよね。

バスティアンの視点で描く、ひと夏の甘酸っぱ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

えーっと、いつも通りでしたー!
良くも悪くも。。。笑

ヘイリーアトウェルってなんか良いよね🤔

あと、、、バイクでダイブするシーンは予告とかで散々観ちゃってて感動があまりなかった、、、

これはプロ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

元々は、生粋のMCU好き。
ただ、今は所謂マルチバース疲れと、phase3までの燃え尽き症候群中だったのでそこまで、MCUに熱量を注ぐ事が出来ていなかった。

アメコミユニバースって、ずっと追っかける
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーよ、悪い事は言わない。
もう、良いんじゃない?実写化して、作品上でハッピーエンドで終われても、このままでは、崇高なディズニーの歴史にバッドエンドの魔法にかかってしまうのでは。

こんな事を考
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

説明不要!

前回大会の時も鑑賞したが、丁寧に大会ハイライトをおさらいするだけ。

NHKが放映権を持っていれば、映画ではなくNスペでやってたんだろう。

なんならクオリティはそのレベルだから。

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怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず、、、想像を超えてくる天才なのかもしれない。是枝裕和という映画人は。

「怪物」とは得体の知れないもの。鑑賞した方ならきっと、是枝裕和が伝えたかった本当の「怪物」とは何かを感じれたのだと思う
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

2.0

舞台挨拶がなきゃ観てない…

原作があっての作品だからどういうコメントが適しているか分からないが、多分映画化に向いていない気がする。

これは、演出部、俳優部、制作部以下スタッフの責任ではなく、製作委
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

これほどまでに終わらないでと鑑賞後に思ってしまうほど、愛おしい作品になっていたと改めて認識させられた。

大人の事情も相まって、ジェームズガンが描く、彼らの冒険譚も一旦見納め。

本作はオーラスだと皆
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.8

アベンジャーズインフィニティウォーを観て…あ、間違えました。
FF10を観て。
出落ちしちゃってますけど、そういう事です。こんな感じであと2年待つのはIFからEGを待つ1年より長くて辛い!

内容はも
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RRR(2022年製作の映画)

3.0

え、待って待って…インターバルの時もエンドロールの時も、ただならぬ高揚感に包まれる劇場に、置いてけぼりにされた私。

決して面白くないわけではない。確かに派手なアクションに愉快なダンスや曲。しかしなが
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母性(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

怖かった。

形に表す事が出来ないものを、人に伝える事の難しさを、この作品を観て改めて痛感した。観終わった後に思ったのは、自分が思っている事を相手がそのまま伝わるという事は極めて稀で、そういう相手がい
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

面白いに決まってるよね…。
ただ、それは原作が唯一無二のバスケ漫画だからなのかもしれないという一抹の不安を抱いていた。

劇場版制作の一報を受けて、誰もがあの一戦をやるのだろうと思ってたと思うが(私的
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

-

ノスタルジーな雰囲気全開で走り始め、最後まで走り切り、観終わった後に残るのは夏の終わりを告げるひとときの清涼感と、幼少期を改めて振り返り、美しい記憶に書き換えたくなる己の淡くて楽しかった醜く薄っぺらい>>続きを読む

東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

sideA/sideBを観て

何が言いたかったんだろうか。
アスリートにフォーカスを当てたsideA、舞台裏にフォーカスしたsideB。これは個人の意見として留めておきたいが、この作品は2つでひとつ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

弔うとは人の死を哀しみ、お悔やみを申す。

この作品における、最大のミッションは彼を弔い、彼が遺したレガシーを未来永劫伝え続けるという意思表示をどこまで、作品の世界観を損なう事なく伝えれるかだと思う。
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