オリジナルがシンプルなだけに、復讐や内通者など付加した要素が露骨に感じられたのは惜しかったけど、インターネット黎明期のハリウッド的リメイクにしてはよく出来てた。
この時期にアマプラで推してたのは、ムリーヤの勇姿があるためだったか。知らんけど。
時代相応な部分はともかく思ったよりはちゃんとしている。草刈正雄がカッコよく、藤岡弘のテレポーテーションに感動する。けど何かがおかしく最後まで理由がわからないと、エンディングの尾崎紀世彦が全部悪いような>>続きを読む
『イコライザー』が強さの演歌なら、本作は強さのミュージカル。「実は凄腕だった」系、面白いけどウケてるのかな。マイケル・アイアンサイドもクリストファー・ロイドももうこんなトシかあ。
やや駆け足だが不安になる程よく出来たストーリー。こんな実話も知らなかったが、この画面にいるのがメル・ギブソンとショーン・ペンってのも凄い。
正直、ストーリーで魅了するような映画ではないがとても好きな作品。大義や細かな稚拙さはさておいても、各場面での夢の中のような風景が楽しい。大画面でねじ伏せられたら最高だったと思う。
『裏切りのサーカス』のこってり部分を組み替えて難解さを外したような映画。主たる回想部分の面白さに比べて戦後の勾留部分がやや弱く感じるかな。
ストーリーは想像通りだけど、程よい温度で面白い顔がいっぱい揃った仏コメディ。よく眠れそう。
地上戦にも見せ場を持たせた潜水艦もの、しかもロシア大統領の救出作戦! けど浮き足立つことなくちゃんとしてて面白かった。邦画だったら厳しかっただろうな(笑)。
よく出来てた。疑問には全て答えが用意されてるんだけど、犯人が天才すぎて感情が追いつかんかった(笑)。
ほとんど知識がないような異国の、親近感に満ちたテーマ。短いからと観始めたのも忘れて、気づけば目が離せなくなる。ラストは、そう、ラストなんて知らなくていいが正解かも(笑)。
ばかになっちゃいそうなほど話がどでかいんだけど、よくよく考えたら今に始まったことじゃなくこれが怪獣映画なんだよなと(笑)。端々に伺える旧作リスペクト、何よりテンポの良さとタルい要素の回避はさすがハリウ>>続きを読む
見せ場の生中継が雑なのに目を瞑れば、全てのキャストがハマった好きなシリーズ。前作よりも引っ張りが足りないかな。
伊福部、丹波、戦車隊。噂に聞いた通りの小ネタ満載。一体誰のために(笑)。
もう10年も前の映画なのか。存在すら知らなかった。新垣結衣がどこに出てるのか本気でわからなかった。
おもしろかった。TV局映画特有の背伸びやスカスカ感に身構える必要は全然なかった。
宇宙人、侵略の目的、それはともかく進んで行くサバイバル戦場モノ。米軍のプロモーションと思うくらい抜かりのない「戦争映画」ではある。
端折らず丁寧に描かれた「スパイ大作戦」救出回。空港からは焦らす焦らす(笑)。作戦のお膳立てにも実際に起きた占拠事件の長さにも驚く。
おもしろかった。ブレラン2049のAI娘もダニエル・クレイグも好きで退屈しない。
世が世なら根本はるみは大信田礼子だったんだろうか。どっちの世も今ではないけど。ラストのディテールは以前観た『銀蝶渡り鳥』によく似ている。こちらの方が先だったか。
前作にも出てた気がするくらいライアン・ゴズリングが馴染んでる。思うところ多い作品だけど、この後日談なら2時間でまとめるべきだったろう。
どんなエロ事よりも坂本スミ子がいちばん色気があった。構図がいちいち面白く、街並はカラーで見たくもあり。
「寅さんがCGで甦る!?」みたいな当初の反発は杞憂に、蛇足感のない20年後のそれぞれの生活がいろんな意味でナチュラルで安心する。クドくなりがちな回顧の度合いも上品で上手い。それにしてものゴクミ、ゴクミ>>続きを読む
胸を打つ設定に惹かれるまでは良かったんだけど、後半の展開の順序がマズイのか、過去と現在の対比が噛み合わなくなって唐突に終わってしまった感がある。失うことの怖さからの転機を思い出の中に見出した、という描>>続きを読む
叙述トリックで時間の概念が変わった世界が表現されている。主観的なのでややズルく感じるけどそのバランスが上手い。
続編でもクオリティの落ちない安心感。ドリー・パートン本人の出演も大きな見せ場だけど、もう一つくらいサービスが欲しかった。
ラッセル・クロウ目当てで観てもマーク・ストロング目当てで観ても当たりな映画だった。
重いテーマなのは悪くないけど、ラストの謎と寓話性が全く別問題なのが残念。あの三人は役者でなくシンプルに「本物」ってことにしておけば、邦題の同名作のような寓話となったのでは。
実話ベースながらもキャラの立った主人公二人。クリスマスで締めるラストも良かった。
ズルい箇所を挙げたらキリがないけど、概ね軽妙で楽しい。大御所二人の扱いも上手い。
三峰神社行った時に見かけたパネルはこれだったのか。生き霊はお堂に置き忘れたベースの擬人化か。ともあれ、よくよく考えれば古典的な題材だけど斬新に思えるってことは良作なんでしょう。おそるおそる引き込まれま>>続きを読む
いや、凄かった。感情移入の対象が途中で分裂したまま置いてけぼりを食ったのは『オプリビオン』だったけど、そこも見せ場にして更に…。冒頭では中二病業界も進歩してるな程度に構えてたけど、しっかりとバランスの>>続きを読む