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メリエスの特撮への挑戦?
映像ならミニチュアを本当の風景のように見せられる。
火山というテーマもあって、個人的にはとても好きでした。画面下、水がちゃんと液体を使って表現されてて、波打っているのが良い>>続きを読む
映像だからマジックも自由自在。
やってることはメリエスとしては、この作品で特に新しいことはないかな。
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まずプロット、BGM、メッセージがよかった。ドライヤーの、監督自身が真の「あるじ」とする主婦たちへのリスペクトがすごい。
好みのカットもちらほら。
「あるじ」たるヴィクトルが車にぶつかりそうになりなが>>続きを読む
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圧巻の映像・音声・キャストで壮大な神話を紡いでいる。Part1で感じた傑作の雰囲気は間違ってなかった。3部作通して、リアルタイムで見れていることが嬉しい作品。
香料採取への攻撃で信頼を勝ち取り、原住>>続きを読む
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草刈鎌のショットがめちゃくちゃ決まってる
影のシークエンスがすごい
力強いクローズアップを取るドライヤーとホラーは相性良い感じがするな
どこまでが現実でどこまでが超自然か
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映像として映らないシーツの中を最後にカメラが捉えることで明らかにする流れが、とても映画的な題材。
舞台装置をさまざまな角度から切り取るような画角・視点の選択が巧み。
スリリングで面白い作品だった。
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ねずみはパントマイムと思いきや、人形が出てきて、その人形が動く。
しかしその動きはねずみ取りの男のセリフにリンクする。
その後ねずみを殺すシーンでは、修理工(?)の男がねずみ役になる。
ねずみの表現>>続きを読む
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外の世界を知らない「不自由」なベラは、この映画に出てくる誰よりも自由。
ベラはあまりにもピュアで、人間の知性と改善を疑わない。そしてピュアがゆえに「良識」に閉じ込められた世界を破壊する。「良識」の世界>>続きを読む
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ピタゴラスイッチ的な、奇術的な映像の面白さ。不相応な音を付けたり、行動が全て微妙にずれて上手くいかない感じとか、「ズレ」で笑わせるコメディの真髄。
顔を破けないとことか、切手が張りついちゃうとことか>>続きを読む
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状況を把握するのに過不足ない台詞による説明と、一個の大オチで短編として成立させている。
最初から最後までしっかり緊張感があって、最後のオチまで駆け抜けている。
風刺的メッセージ性もある。
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wikiで各シークエンスの説明を読みながら鑑賞。
今まで「映像の魔術師」らしく、特殊効果的な側面でアプローチするメリエスを見てきたけれど、これは少しトーンが違う。
今まで見てきたメリエスは割と背景>>続きを読む
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「ゴム頭の男」である種実験的に行われていた(?)、同一フレーム内のマルチスケールな映像を用いてガリバー旅行記を映像化している
ガリバー旅行記自体の話を知らないので、ストーリーはよくわからなかった。