いりちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

2.5

色々既視感のあるネタ多し
ツッコミ入れながら最後まで見ました

設定の割にドラマが薄っぺらなのと役者に魅力が感じられなかったので好みの作品ではありませんが、SFアクション好きな人はそれなりに楽しめるの
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天使の分け前(2012年製作の映画)

3.9

社会からはみ出した厄介キャラばかりですがケン・ローチ監督の目線は変わらず優しく温かい

今回も根底には貧困問題がありますが、はみ出し者によるちょっとした一攫千金大作戦で楽しめるコメディに仕上がってまし
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.0

ドランは監督としての才能だけでなく役者としてもセクシーなイケメンで激情的な部分がとても魅力的な役者さんだと思うのですが、何本か観てるとパターンが決まってきてるなと思いました

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

新感染 ファイナル・エクスプレスの続編ですが出演者は違います

役者がパッとしません
一作目のマ・ドンソクの存在感の大きさ、キャラクターの魅力、役者としての力量の差が明らかに

ゾンビ好き以外にはお勧
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.0

楽しめましたが、トラボルタの愛嬌と名曲の数々だけで観れた感じ

正直ストーリーはちょっと納得いかない部分が多かったです

トラボルタの演技とダンスはセクシーで魅力的でした

はちどり(2018年製作の映画)

4.0

観終わった時は何がそんなに評価高いのかピンとこなかったのですが、何かの拍子に色んなシーンを思い出して、自分が同年代だった時のことがシンクロして胸の奥が痛む

観た時楽しくてもすぐ忘れちゃう作品に対して
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

不良のお兄さん達に憧れて、スケボーにのめり込んで、悪いこと覚えて、母親から付き合い反対されて・・・的なベタな展開ながら、センスの良い映像と主人公の愛らしさ、不良仲間のリアルな家庭問題や貧困問題もありつ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

5.0

お年頃の少年と息子の成長と変化に寂しさと不安を抱く母親、2人を取り巻く友人達のひと夏の物語

OPの映像と音楽で完全に引き込まれました

お話としてはひと夏の出来事ですが、それぞれの人生でたまたま交差
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

2.8

ドラン監督はマザコンと同性愛の2本柱を芸術に昇華する天才だと思うのですが、これは宙ぶらりんな人間関係と小手先の綺麗な映像で退屈でした

ドラン監督作品はすごく好きか退屈か好みが両極端に分かれます

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.0

ドラン監督初の英語作品

10年前に謎の死を遂げた人気若手俳優と11才の時に文通をしていたと告白する青年
文通のやり取りから人気俳優の死の真相に迫る

キャストにキャシー・ベイツとナタリーポートマン脇
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.5

ドラン20才の時の初監督作品
監督脚本、17才の青年役で主演も務めています

不安定な年頃の息子とデリカシーのない母親の複雑な愛憎劇を芸術的な映像美で描かれています

20才でこのクオリティの作品を撮
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.3

メインの女優さん2人がマイマザーと同じキャスト
お二人共存在感があり、カナダのベテラン女優さんでしょうか
主人公の少年も若者の愚かさと自由への渇望を繊細に演じてました

3人の関係がとても愛おしく描か
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

アカデミー賞にも諸々ノミネートされ話題になってたので劇場へ

主演はウォーキングデッドでお馴染みのスティーヴン・ユァン

正直、悪くはなかったですが作品賞ノミネートにしてはエンタメ性が弱く、主演男優賞
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.0

父の人生のおとぎ話を嫌う息子
父子の関係が疎遠になる中、父が病気で倒れた連絡が入る
ラストはそれなりに感動しましたが・・・全編通してイマイチ集中できませんでした💦

独特な世界観と映像美なのはわかるの
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

1986年アトランタ、爆弾テロ事件の第1発見者リチャードの活躍で被害は大きくならず、一躍英雄扱いに
しかしヒーロー願望が強いリチャードはFBIの捜査対象となりそれがマスコミに漏れヒーローから一転世間か
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.8

ボニー&クライドを追う老齢レンジャーをケビン・コスナーとウディ・ハレルソンが好演、市長役にキャシーベイツ流石です

こうゆう孤独な捜査物は好きです
こちらの作品では犯罪者にも関わらず大衆にスターのよう
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.9

珈琲と煙草にまつわるオムニバス形式
各話出演者2、3人
カフェで珈琲と煙草を片手に会話から登場人物の人生を垣間見れます
大人のコメディ?上っ面の中身の無い会話に見えるけど人生が感じられるあたりが流石ジ
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第三の男(1949年製作の映画)

3.5

大戦後のウィーンを舞台にしたサスペンス

作家のアメリカ人マーチンスが親友のハリーに招かれてウィーンに来たがハリーは事故死していた
ハリーの元恋人アンナと共に事故を調べていくと・・・

ハリーがなかな
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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

2.8

お金持ちで無職の38才男性がいじめられっ子の少年と出会い交流していくうちに、お互い周りに心を開き始めます

どこがどうって上手く言えないけど、お涙頂戴をゴールにしてる様で、表面的で平凡な作品に感じまし
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

アメリカの中西部にあるネイティブ・アメリカンの保留地で起きた少女の凍死事件を地元のハンターと派遣されてきた女性FBI捜査官が調べていく

事件の内容がちょっとエグくて残酷な展開がオォッ💦ってなりました
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失墜(2020年製作の映画)

3.2

いつ来るかわからない世界的自然災害に備え日々サバイバルトレーニングを怠らない男性が憧れのサバイバーのプログラムに参加するが、練習中に起きた事故をきっかけに惨劇に転じていくスリラー作品

最後まで手に汗
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

17歳の少年が起こした殺人事件の評決をとるため12人の男たちが陪審室で話し合います
当初は有罪濃厚と思われたが・・・

陪審員が全員男性、全員白人、時代ですね
ですが、キャラクターとセリフがとても上手
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.0

ドナウ川のほとりで暮らすジプシー一家の波乱万丈な人間模様

幸福のラザロが良かったと映画詳しい方に話したらこれを勧められて視聴

なんですが・・・💦破天荒なドタバタコメディでなんだかよくわかりませんで
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

戦争を扱ってますが、映像がとてもポップで主役の少年がとてもキュート♡
悲壮感漂うはずの戦時中をコミカルに描いており、笑って泣ける甘さと苦さのバランスが絶妙な素敵な作品です

オープニングのビートルズと
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

アクションの迫力とCG使用を抑えたド派手な演出が売りの作品

ノーラン監督ファンが多い中、言いにくいのですが・・・
ノーラン監督は天才だと思いますが、その才能のエゴが作品ににじみでてるように感じて、鼻
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白いドレスの女(1981年製作の映画)

3.7

モテモテ弁護士と資産家で年の離れた夫がいる美しい人妻の逢瀬から弁護士の人生の歯車が狂いだします

真綿で徐々に首を締められるような展開にサスペンスの醍醐味が詰まってました!
映像的には少々古さがありま
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

2008年に起きたインドムンバイでの同時多発テロで襲撃された五つ星ホテルからの脱出劇を描いてます(実話)

テロリストは数名ですが大量の武器を所持、鎮圧部隊は遠くニューデリーから到着を待たなければなら
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残酷で異常(2014年製作の映画)

2.5

愛する妻を死なせてしまった男が殺害の時を何度も再現させられる建物に閉じ込められるホラーサスペンス

犯した罪に向き合うグループセラピーみたいな場所を地獄と表現したんだと思います

口コミでえらく褒めら
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25時(2002年製作の映画)

4.2

売人の主人公が刑務所収監されるまでの24時間を描いてます
主人公にとって服役は人生の終わりを意味し、タイムリミットまでに服役・逃走・自殺どれかを選ばなければならない

やっぱりスパイク・リーは面白いで
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物のグレタ・ガーウィグ初監督作品

田舎町のカトリック系高校に通うちょっといい加減でガサツだけど夢は大きく進路に悩む17才の女の子のお話で監督自身の境遇が多
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

80年代後半イギリスで暮らすパキスタン移民の少年、厳格な父親や世間の差別に悩む彼がブルース・スプリングスティーンの音楽に出会ったのをきっかけに人生が変わり始めます

可愛い彼女が出来たりちょっとトント
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.9

オバマさんオススメ作品で視聴

オープニングは映像も掴みも良かったものの、話が進むにつれ、なんとも物悲しい

差別をテーマにした場合、弱者の怒りを描く作品が多い中、悲しみと無力感が漂う作品でした
家な
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4デイズ(2010年製作の映画)

3.0

シリアスな展開で始めからテンポよく引き込まれ、主役がサミュエル・L・ジャクソンなので面白かったのですが、キャスティングが敢えてなのか気になりました

拷問も厭わない非人道的な尋問をする役を黒人男性、人
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

フローレンスピュー見たさに視聴したところチョイ役でガッカリ💦

元刑事で保険会社勤務の60歳のお父さんがある日突然会社をクビになり、子供の進学費用で途方に暮れてるところに謎の女が高額の報酬の話を持ちか
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.0

1950年代のアイルランドの田舎町とNYが舞台

アイルランドの地元で燻ってる少女が姉の後押しで渡米
垢抜けなかった少女が徐々に洗練され優しい彼氏もでき、人生が上手く行き始めたところに悲しい知らせが届
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.5

完全にフローレンスピューにハマって視聴
通常版に23分追加されてます

彼氏のクズキャラが際立つシーンが追加になっててこちらの方が良かったと思います

ストーリーは好みじゃないけどピューの情緒不安定っ
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