oさんの映画レビュー・感想・評価

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拳銃魔(1949年製作の映画)

4.2

脚本の構成が素晴らしい。

登場人物の印象が映画を見るにしたがってどんどん変わっていくのが面白い

ラッセルハーランの広角の映像やカメラ位置が適切だったのか疑問は残るが印象的な映像には仕上がっていた。
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黄金の腕(1955年製作の映画)

4.2

シナリオが怖過ぎる

プレミンジャーがうまいと言うことはわかるのだが何がうまいかうまく言葉にできない

カメラと美術は素晴らしかった

不思議な映画

人間の様々な欲望や薬の怖さをよく描いていると思う

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.2

主人公がとても凡庸なキャラクターに見える。
殺人を犯してはいるがそのように社会を逸脱する原因は物語としてわかりやすく提示されているので不可解な部分が少ない。
よって不気味さを感じられない。
エディプス
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歴史は夜作られる(1937年製作の映画)

3.9

脚本といくつかのセットデザイン、男性俳優の演技は見事だと感じたが、演出やカメラは凡庸。最後の航海一連だけには冴えた演出を感じる。 

この作品にフォード映画で有名なカメラマンのグレッグ・トーランドがノ
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.9

久々にロメールを見た

カメラワークに凝らないカサヴェテスと言ったところ

細かく作り込んだ仕草や言い回しのリアリティは見事

PTU(2003年製作の映画)

4.0

カメラの位置ここで良いのかな と思うカットが定期的に出てくるものの抜群に面白い

場面にそぐわない曲が流れるのはどういう意図なのか

恐怖のまわり道(1945年製作の映画)

4.0

話のテンポと好奇心の引きつけ方が上手く最後まで楽しめた。

美術監督出身のためか低予算ながら映像のセンスが終始よい。

特に冒頭のシーンに映像的工夫が凝らされており勉強になった。

途中から同道するヒ
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レディ・イヴ(1941年製作の映画)

3.5

脚本家スタージェスは素晴らしいと思うが、演出家スタージェスを手放しで評価する事は難しいと感じさせる作品であった。

行動ではなく会話で話を進めていくので映像の中で人物がどう動くかに意味が乏しい。
つま
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過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.9

傑作
演出が最初から最後まで充実している。
ラストがカッコよすぎた。

青空娘(1957年製作の映画)

3.5

確かに共感や情緒を排しているがテクニックも乏しい。

コンセプトは買うがやや退屈だった。後半は物語と会話のテンポが良くなるが前半が特に退屈だった。
シャフトアニメの方が楽しい。
カメラの位置とカット割
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牛泥棒(1943年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

傑作

この映画の動きの輝きは尋常ではない。

映画では当たり前に用いられる、人物を画面内で動かす事で演出を実現していく、と言う手法をあまりに見事にこなす技量にただただ脱帽した。
ウィリアム・A・ウェ
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釣りバカ日誌4(1991年製作の映画)

4.2

シーンに盛り込まれる演技のアイデアの量が素晴らしい。

栗山監督は(そして同じように脚本の山田洋次も)映像へのフェチズムがあまりないタイプだと感じる。ドラマを置き去りにするような細部への執着に乏しい。
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にがい米(1948年製作の映画)

4.3

演出のうまい変な映画
ネオレアリズモってどれも脚本の映画だななどと思う

面白い

ストロンボリ/神の土地(1949年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

脚本がうまくできていない。
神父に援助を断られるぐらいまでは充実した演出を見られたように思う。
ドラマの作り込みが少ないぶん音楽をずっと流して時間を持たせているが、脚本で工夫で乗り切って欲しかった。
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君と別れて(1933年製作の映画)

5.0

これはすごい。
さりげない人物の動きで豊かな映画的時間を感じさせるシーンがたくさんある。
畳み掛けるトラックアップの部分だけが演出側の作為が鼻について首を傾げてしまったが、その部分以外は現代の映画でも
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青い青い海(1935年製作の映画)

4.3

清水宏のようなシンプルで強い画面
映画的モチーフの量と配置が的確
映画黎明期の作品なので構成や演出がシンプルで力強い
評判の良いネックレスのカットは前後の女性の心理の流れ追い方が雑で、何も引きちぎらな
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エドワールとキャロリーヌ(1951年製作の映画)

4.8

女は女であるより面白い 流石

演技を畳み掛ける量とそのアイデアが素晴らしい。
無駄な間を極力排したリズムは演技の設計の段階から緻密に練られていたことがうかがわれる。
豊かなボディランゲージ、美しい俳
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.3

シンプルな構成でよく整理された脚本になっている。テーマが明確、とても伝わりやすい。
シーンごとに観客に示す情報の順番がとても的確なのですぐに物語に集中することができる。


金と女に目が眩んだ兄と、功
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いちごブロンド(1941年製作の映画)

5.0

傑作中の傑作
演出力が凄まじさ
役者たちの演技の的確さ
最高レベル

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.0

見やすく分かりやすく作られている。
衣装とミュージカルパートは美しかったが
脚本演出カメラなどは凡庸だと感じた
キャラクターの描き分けはうまく描けている
女同士の友情と女のしたたかさは多少表現できてい
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有りがたうさん(1936年製作の映画)

4.0

トーキー初期のせいかアフレコの芝居はたどたどしい ところどころで見せる目の覚めるような構図が美しかった

つらい境遇の面々が好人物のバス運転手との淡い恋のやりとりで束の間の美しい時間を過ごす 

こち
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その女を殺せ(1952年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白い

弛緩した時間が全くない
次から次に出来事を起こす手際の良さ
観客の緊張感、好奇心をコントロールする手腕
画面の面白み、アイデアの量
どれも凄まじい演出力

傑作