ronさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

理不尽!!!「黒人」というだけで警察から差別され、十分な教育を受ける機会を剥奪される。唯一の「成功」への道はスポーツか学問において秀でること、しかしそれは「白人」の価値観のなかで戦うことを意味する。ア>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

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役者さんがみんなみんなよかった、まあ、こう、ちょっと冗長かなとは思った

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

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憑依してまずはじめにやることが窪田先輩へのラブレターなのがいい、きっとそれは幽霊に傘をさすことと同義

NTLive『フリーバッグ』(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フィービーさん才能に溢れすぎじゃんってなった、‪「”僕には耳の聴こえない姉がいる”というのが彼なりの自分は興味深くて繊細だということの証みたい(意訳)」という台詞に静かに抉られる

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

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わたしも「なあ兄弟」って話しかけてえ〜「正義」というワードの怖さよ、だれが悪いというよりも警察というシステム自体が淀んでるのかもしれないと思った、村上春樹の「警察なんて国家に金貰ってるヤクザ」という台>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

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良い悪いとかではなく、どうしたって関係性は変わりゆくよなと思った。原作が妻目線であること、に、ついて、誰かと話したい。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

やるせない、し、ゆるさないぞ

「I, Daniel Blake」という題名が、痛いくらいに映画全体を表しているなと思った。ダニエルを「白人男性」の元「大工」、現「失業者」としてカテゴライズすることは
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ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(2019年製作の映画)

4.5

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バチクソによかった、授業さぼって観に行った甲斐があった。あとでまたちゃんと書く、メモ
・可愛がられるノミ
・上がる「安全な」数値
・黙殺される奇形の蝶
・見えない少女、みどり
・廃炉にしても尚もうかる
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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ばちばちに泣いたしいまだにニコールの独白に心臓を撃ち抜かれている…かんがえる…

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

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(私はこどもであった経験しかないことは前提として書いておく)

必死に絞り出したSOSが「私も昔そうだったから大丈夫」で親に一蹴されることはままあると思うがそれがちゃんと演じられていてよかった。ただた
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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最初子供たちが駆けてきたときにさっと道を譲るシーンでメインキャラクターたちの交差だけでなく強面兄貴の優しさをさりげなく表現するスマートさにう"っっってなった

残像(2016年製作の映画)

4.0

あいちトリエンナーレのあとだと全然他人事だと思えない、芸術と政治について。よかった。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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ゾンビ映画、何回見てもゾンビ不死身なのに人間は噛まれただけでだめなんて人間不利すぎんかと怒ってしまうな…内容は従来の価値観再生産祭りだなって思ってしまったところもあるけどど迫力で泣かざるを得ないーーー>>続きを読む

主戦場(2018年製作の映画)

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見た直後はなんだかものすごくぐったりしてしまってちょっと吐き気がするくらいだった。ぐわんぐわんするくらいに揺さぶってくる。

わたしは今までオーラルヒストリーを公的な書類に対して二次的な証拠でしかない
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LISTEN リッスン(2016年製作の映画)

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ろう者と聴者にはどうしたって分かり合えないものがあって、でもお互いに手を伸ばし合ってやわらかいところを手探りするようなそんな映画だった。

ろう者と聴者の音楽はきっとまったく違うものだけど、両者にとっ
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

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不恰好なくらいやまもりの苺ケーキやはなこ印のおもち、木のスプーンにイラスト入りの手紙、「彼女はぼくの最高のガールフレンド」、「お金より”ひと”」

ふうふのありかた、を、ほんの少し考える

愛情萬歳(1994年製作の映画)

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せっっつねえ
Ms.Linから感じる生活の寂しさみたいなものと、Xiaokangの痛いくらいギリギリの感情がよかった、あのシーンはこっちがドキドキして腕つった

リヴァイアサン(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

時々「あ〜〜〜こういうの観るために生きてる〜〜〜!」て思う映画あるけどそれ。Ethnographic filmと聞いていたし監督さんが人類学の人ということで漁業文化を学術的に映画にしてまとめたものだと>>続きを読む