ronさんの映画レビュー・感想・評価

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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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画面をふたつに割って「同じ場面をみていても同じように世界を見ているとは限らないね」ということをしつこいくらいに納得させられ、最終的に「自分が死にそうになっている時にもう片方がすやすやと寝息をたてている>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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おとんが「ノーラン監督作品を観ることはぼくの唯一の推し活」てるんるんしていてそれは何よりだ!になった

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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(映画楽しみすぎて原作読んだけど映画観れてなかったので)やっと!窪田正孝さん・イン・タナダユキ監督作品も久々に観れてうれしい 色と構図と美術が大好き 「あんたのまわりの奴らがこぞって自分の弱さをあんた>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

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かなり好きな作品だったー!!ので、次は三浦透子さんと前田敦子さんがそのままの関係性でふたり楽しく元気に過ごしていくバージョンの未来もみたいでーす!!(強欲)

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

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宇多田ヒカルと椎名林檎の「2時間だけのバカンス」を聴きながらいっつももうそのまま逃げちゃいなよ!と思っていたので、ほんとうに逃げてくれてめちゃくちゃありがたかったな 最高 だいすき主人公たちを安心して>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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こういうの観ると、私は絶対こんなの一生かかっても思いつかないつくれないです降参!!になっちゃうな。ピャアアアアおもしろすぎる。いま一瞬分かり合えると思ったしょ??分かり合えましぇえぇぇえええん!!!て>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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ちょうど先日友達に「SFとファンタジーの違いって何?」て聞いて懇切丁寧に教えてもらったばっかりだったのでこ、これか〜!という答え合わせみたいな時間だった。全体的には私にとってちょいと湿度が高すぎたとい>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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なかよしのふたり組が異性であれば「恋愛」で、同性であれば「相棒」なのではなく、ロマンスにはロマンスの良さが、バディにはバディの良さがあるよねね!!!!(もちろんその違いだってグラデーションだし共存しま>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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(グレタガーウィグ大好きだからこそハマらなかったことに逆にもやもやする…これが正解だぜ!を提示されるとしらーてなてまうのかも…)

枯れ葉(2023年製作の映画)

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・画面構成がかわいい のゆに色の印象を聞いてみたい映画だな、と思う
・そばでずっと流れる戦争のラジオ 許せないしやるせないけどチャンネルを回せば違うものを聞くことができる距離感
・消費期限切れの食べ物
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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鑑賞済みの友達みんなに「お前は好きだろうよ…」と言われていたのでまあ好きなんだろうな、という気持ちでふらっと観に行ったら、好き、どころか、ぶっ刺さって、しまい、はやおみやざき、あんたが王だよ!!!にな>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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思った以上に海外の人から見た日本というか、“質素であることを重んじる”ジャパニーズカルチャーを象徴するものとしてのKOMOREBIてかんじだった この時代にエッセンシャルワーカーを描くという点で勝手に>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

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少女漫画プロットで鬼のハイコンテクスト会話する人ら、ぜんぜん共感できなくて最早たのしかった💫この世に生まれし者たち、ぜんいん幸せになれ…の気持ちになります

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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鑑賞中ずっと「お前はレオを許せるか?」と問われているみたいな気持ちだった

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

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鑑賞後、「これは引き続き考えるべき課題だ…」になり久々にパンフレットを買った。以下雑多なメモ。

・こないだ友達とクリスチャンの「信じる力」のその力強さについて喋ったけど、本作でも似たようなことを思っ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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いつもいつもほんとうに大事なことはレンズの前では起こらない、起こらないからこそ人は映画を撮るのかもしれないなと思ったりした。カラムの11歳の誕生日、記憶の底の赤い携帯、20年越しにかけられる「良いね」>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

んなあああああるほど、予告時から執拗なまでに繰り返される「怪物だーれだ」という言葉は実はミスリードで、いちばん怖いのって人間だよね、みたいな話じゃぜんぜんなく、そうせざるを得なかった人々が社会的には「>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

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あああああそうだったショーンベイカーてこんなかんじだった 安っぽい色した絶望と甘ったるい欲望をぐちゃぐちゃにかき混ぜて一気飲みしたあと吐き散らかすみたいな……んでそのまま片膝ついて地面に寝っ転がってク>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

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曖昧を曖昧のまま描き切るこの感覚…どこかでこの感情を経験したことある…『ノマドランド』や…!と思ったらおなじ監督だった The Rider という題名以外考えられないね 馬を、馬に乗ることを、ただ純粋>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

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わあああああああああん最高 無理 前言撤回前言撤回わたしはスターをめぐる強烈な光と影の物語も大好き(チョロい)

バックコーラスの歌姫たち(2013年製作の映画)

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なんつー良質なドキュメンタリー!ああもうほんと、私たちは富や名声を手に入れた一握りの人が人生とか夢とか愛について大きな声で断定するのを聞かされ続けているよな!となった まとまらない言葉や、口籠もること>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

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ぐあ〜しんどい〜泣く マスクの替え持ってきてないよ〜〜と上映中ずっと思ってた (感情としての)同じ、の描写も、(社会の中の立ち位置のしての)違う、の描写もぜんぶが丁寧だったなあ…!

追記
監督のイン
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

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生活音がすごく好きな映画だった 「死にたい」と言われた側の苦しみに焦点を当てること、すごくめずらしいのでは わたしが今この映画についてなにかを話すには経験値も語彙力も心構えも足りなくて、観たものを観た>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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ウーーーー(顔の痣のこととか、妹の描写とか、まだ考えを保留したい部分があるとはいえ)、この人から見える世界をもっと知りたい、ずっと観ていたい、という思いが涙になっちゃうくらいほれぼれするような映画をみ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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・悔しすぎて泣く、唇を噛み締める 夢や希望を持つ女性から声が自信が(自分の想像していた)未来が奪われてしまうこと タイツを2枚重ねにしたり、座る椅子を考えたりするというような小さな自衛しかゆるされてこ>>続きを読む

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

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なにを書いてもしっくりこなくて書いては消し、書いては消しを繰り返している 観に来てよかった

追記
・家族(特に母)を描く時、いろいろな気持ちが絡まり合う関係性の中から「分かり合えなさ」や「煩わしさ」
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