Danaさんの映画レビュー・感想・評価

Dana

Dana

家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

山田作品(特に後期)にはドアベルと鳥籠がよく出てくる。ドアベルは『東京物語』からだろうが、鳥籠は一体何処からきたのか

石打ちのくだりで、まさか死体が生き返るんじゃないかと思ったが流石になかった。いや
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母べえ(2007年製作の映画)

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山ちゃんはいかにも吉岡秀隆が演じそうな役だったな。浅野忠信になったのは何か理由があってなのか順当なのか。

娘の食べるすき焼きよりも優先すべきことなんてあるのか、と思ってしまった。

おとうと(2009年製作の映画)

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つくづく山田洋次は社会から外された人間が好きなんだと感じた映画だった。

喜劇 女は男のふるさとヨ(1971年製作の映画)

4.2

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初めはふざけた映画だなぁと思っていたけれど、後半からが涙する程の思いもよらない良作でした。男はつらいよで描かれる家族とは真逆と言っていいほど全く異なるが、まごうことなき“家族”を描いた映画だった。
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椿姫(1988年製作の映画)

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朝間義隆は教養がある人なんだろうな

すまけい、良い役者

ダウンタウンヒーローズ(1988年製作の映画)

4.2

『コクリコ坂』もそうだったけど、このくらいの時代特有の学校の青春的なものには憧れる。

キネマの天地(1986年製作の映画)

4.2

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良い役者を沢山集めれば良い映画になるとは限らないと思う。むしろ登場人物が多くなりすぎて死に役が多くなったり、話がごちゃつくもんだ。しかしこの映画では、豪華な面々が脇役ながらそれぞれの特性を活かした良い>>続きを読む

同胞(はらから)(1975年製作の映画)

4.0

いい映画

寺尾聰が山田洋次の描く口下手でちょっと頼りない、満男タイプの役に良くハマってる。

我が良き友よ/かまやつひろし

山田洋次の幸福論ここにも

田舎愛

やっぱり最後は北海道

隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

4.0

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やっぱり朝間義隆が良いのか

撮影も良い。長沼六男

奥さんが夜分に尋ねてくるシーンはホラーだった。

山田洋次はやたら北海道に行かせたがるけど、なんでだろう

師匠と手合わせした時、木剣と竹が当たっ
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小さいおうち(2013年製作の映画)

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東京家族に出てきた本屋と絵本で山田洋次マルチバースの可能性を感じた

最後の坊ちゃん米倉斉加年か

妻夫木総はイラっとする役で本当にイラッとさせられる

サスペンス…?

東京家族(2012年製作の映画)

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見終わってみると、確かに『東京物語』を現代のご時世と価値観に合わせるとこうなるか、と変に納得した。

あの不気味な真正面カメラ目線カットもあったね

東京物語(1953年製作の映画)

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山田洋次がこの映画を好きなのがよくわかった。『家族はつらいよ』では家族構成だけじゃなく娘の夫が髪結いの亭主である所(男はつらいよでも風吹ジュンが髪結い)、葬式の途中で席を立った息子に「もうすぐお焼香で>>続きを読む

家族はつらいよ(2016年製作の映画)

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不協和音を楽しめと言う。しかし不協和音は不協和音。面白いと思えた頃にはもう終盤だった。

嫁に食わせてもらっている旦那のことを髪結の亭主と言うらしい

虹をつかむ男(1996年製作の映画)

4.5

山田洋二作品をいくつか見たけどやっぱり一番は男はつらいよシリーズになる。しかし欠点が一つある。例えば”好きな作品一本”を選ぶことになった時に、シリーズ全体になるので”一本”で選ぶことが出来ない。
『虹
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.0

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山田洋次作品の良さは映画のある一瞬に「あっ、いまの良いなぁ」と思える瞬間が必ず一つはある所ではないか。今回で言うと真田広之と暗がりで顔の見えない田中泯が会話をするシーンとか。

話が変に捻られていない
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キネマの神様(2021年製作の映画)

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ドアを閉めた衝撃で壁にかかっている物が落ちる、という演出を山田洋次作品でよく見かける気がする。

遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

4.2

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高倉健はどこかクリント・イーストウッドみがある。素性がわからず、寡黙で、強くて、カッコよくて、馬にまたがるその姿はまるで西部劇のクリント・イーストウッド。舞台が西部ではなく北海道なだけで。

しかし、
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

色んな地方へ列車に乗って旅をする所や親子の別れの舞台が駅な所らへんに山田洋次を感じた

父親役の加藤嘉のインパクトがすごい

故郷(1972年製作の映画)

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時代の流れとか大きなモノには勝つことができないと言うけれど、その大きなモノってなんなのか。なんで大きなモノには勝てないのか。

渥美さんが寅さん以外演じられないなんて誰が言ったのかなぁ。とてもそんな風
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学校(1993年製作の映画)

4.2

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○山田洋次の幸福論
寅さんも、満男に人が何のために生きているのかを聞かれたとき「生まれてきてよかったなぁ」と人生の内に何度か思うそのために生きてるんじゃないか?と答えていた。『学校』でも幸福とは何かと
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家族(1970年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

娘を失った後、住所を答える倍賞千恵子の演技。黄色いハンカチでも思ったけど倍賞千恵子は普段の雰囲気が明るいだけに、対照的に空虚を見つめる演技が怖い。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

今見ると奥さんの方がだいぶやばい気がする。最後あれでいいのか…?

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

悪い意味じゃなく、特別ココが素晴らしい!という点があるわけではない。ただ良かった所をあげていくときりがない。あえて一言でいうならば「とても丁寧に作られた映画」だと思った。
原作は知らないけど良い事に間
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