アガナシInOUsさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

樹氷のよろめき(1968年製作の映画)

3.8

『エロス+虐殺』とか『煉獄エロイカ』とかに比べるとインパクトは劣るけれど、『女のみづうみ』と同様に、嫌いになれない作品。

サスペンス映画としてはシリアスが鈍い(劇伴はほとんどナンセンスと言ってもいい
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マネーボーイズ(2021年製作の映画)

3.8


秀作ではあるけれど、画・色彩・衣装がキマってる割には緊張感が欠けてるし、撮影・長回しのバライエティもさほど多くない。ハネケ経由ということもあって、中国の第七世代(?)と通ずるとこでもあるけれど、まだ
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.0

『エブエブ』の関連映画として。界隈ではADHD映画と言われてるらしく、支離滅裂を全肯定するようなブッとび感は気持ちよかった。ゲームの小ネタは微妙にノりきれなかったけど、オープニングは超カッコよかった。

同級生(1998年製作の映画)

4.7


泣ける。主人公が意外と畜生な感じの高校生で良かった。

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

4.6

映画史でも滅多にない、圧巻の禍々しさ。
限りなく挑発的なアーカイブ/アニメーション。

苦い涙(2022年製作の映画)

3.3


もちろん、オゾン監督は愚かにも、ファスビンダーのコスプレで、シネフィルの見せびらかし的な自己言及に満ちた、フォン・カントの二次創作コメディを撮ってしまった。ハンナ・ジグラを返せ!

クリシャ(2015年製作の映画)

4.2

冒頭の長回しから、バラエティに富んだ演出(撮影・音楽・編集)に、一呼吸もつかせない感じが堪らんクセになる。バカみたいに大家族(実際、息子世代は全員くだらない)だし、アルコールの失態とか鳥料理のくだりと>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.9

再鑑賞
ランティモス映画が好きなわけじゃない。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

これは、新感覚クィアフィルム。

「小型ビデオの質感〜ダンスホールの明滅」の見せびらかしな演出には警戒しちゃうけど、適度に抑制が効いてるので観れる。

父親が離婚している理由は明言されないし、「精神的
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

4.0

バイキングの急襲以降が、意外と冷徹でおどろいた。やっぱケルトの「歴史」を題材とする上で、残酷さ、ささやかな救いを描かざるを得ない。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.3

取り柄のないカメラワークと
出来合いの稚拙なストーリー
ワンショットの緊張感も鈍い

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

タランティーノにしては説教くさく、カッコつけ方もこれ見よがしではある。

EO イーオー(2022年製作の映画)

4.5

まさかこんなにアガる映画やとは。
喋らぬロバもろもろ動物が主人公なので、音楽に多くを頼らざるをえないワケやけど、赤の色彩(ときに編集によって、ときに照明によって)は、スコリモフスキの発明じゃないか。ち
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