JTKの映画メモさんの映画レビュー・感想・評価

JTKの映画メモ

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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

漫画みたいで過不足なく面白かった。
軽妙なエンタメとして結構ハイレベル。
シリーズ化しても観てみたい。

ケイン号の叛乱(1954年製作の映画)

4.0

キザでダンディなイメージのハンフリー・ボガードがポンコツあたおか艦長を好演。
微笑ましい模型丸出しの海上シーンを経て後半は法廷劇へ。
「お互い助け合ったら丸く収まる」的な教訓を残し、なんとなく爽やかに
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

面白かった。娯楽映画のお手本みたい。
トレーナーのジャックがひたすら魅力的で、あのキャラはあの風体でこそ。
師弟ってのは映画になるな。黒澤みたく。

弾丸を噛め(1975年製作の映画)

3.0

こんだけキャスト豪華なら、まーちーと面白くてもええんでないか。
悪くはないが。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

ドロドロしてなくてなかなか面白かったよ。
「うそぉーおん」笑った。

バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.5

子供たちみんな良かった。
その辺上手いな、荻上監督。

トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

4.5

「オルエットの方へ」のおっさん版か。(笑)
いやあ、良かったー。
2時間半?ぜーんぜんそんな長く感じんかったわー。
まあ、わしの好みとしては女の子たちの瑞々しくも姦しい「オルエットの方へ」や「アデュー
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湯道(2023年製作の映画)

4.0

すべてがステレオタイプなんだけど、多幸感溢れてて良かったよ。
多様なキャストも楽しめた。
ちょっとスコア高めにしといた。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

あんな可愛いガッキーが、心が片輪役だもんで冒頭は全然可愛くなかったんだが、磯村勇斗と暮らすようになったあたりからだんだん可愛くなってくるんだな。役者凄えわ。
普通の人側の吾郎ちゃんの役柄が典型的すぎて
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モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

4.0

くだらなくて良き。
やはり真剣に巫山戯んとな。
ジョージもエグゼクティブプロデューサーに名を連ねてたがジョージの映画会社で作ったやつなのかね。
デカチンのとこは笑った。
どもりとかクルクルパーのとこも
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ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

1.5

公開時以来の鑑賞。
女の子が実験台の上で股開くシーン以外は全く忘れとった。
黒沢清は大好きな監督の1人だが、昔はこんなゴダール擬きの映画撮ってたんか。ちいともオモロなかった。ゴダール大嫌いだし。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ良かった。オモロかった。
振り幅広いわ、山下敦弘監督。
コメディも出色の出来栄え。

楢山節考(1958年製作の映画)

4.0

一部のフェリーニ作品の如く敢えてのオールセット撮影、及び歌舞伎の舞台様式や、シーンをなぞるような義太夫と長唄が、極めてユニークな映画的効果となっていた。
ストーリーは悲惨すぎて好みではないが、流石木下
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残菊物語(1939年製作の映画)

4.5

ダイナミック。
同時代で言うと、黒澤の男性的で明快なダイナミズムとは違った、繊細で静謐なダイナミズムと言うべきか。
半分くらい何言っとるかわからんかったが、映画は画で観せる、画で物語る、優れた映画のお
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野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)

5.0

典型的ベタな悲恋物語が何でこうも沁み渡るのか。
木下恵介の凄まじい映画力。
映画ファンを自認しながら今まで観てなかったことを恥じたくらい、映画中の映画。生きてるうちに観れて良かった。
浦辺粂子の役柄や
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破れ太鼓(1949年製作の映画)

3.5

家父長人情コメディ。
オモロかった。
親父の手の動きはヒトラーのアレなんだな。キューブリックより早いがや。

喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)

4.0

タイトル通りの名作。
昭和7年から32年までの灯台守夫婦の25年間を描く。
さすが木下恵介。2時間40分に過不足なく収まっていた。

秋日和 ニューデジタルリマスター(1960年製作の映画)

5.0

久しぶりの再鑑賞。
拍手。完璧。
何から何まで完全に小津安二郎の統制下にあって、観てて清々しく最高に心地良い。
世界での評価は「東京物語」の方が高いってのは客観的にわかるが、わしはこのくらい軽くてユー
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.5

西野七瀬目当てに鑑賞。
中条あやみ、堀田真由も含めて眼福以外に得るものなし。
それにしても中条あやみの顔の小ささには驚く。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.0

2回目鑑賞。
そうそう。このくらいの軽さが小津安二郎。そういった意味で、やはり「東京物語」は硬質で研ぎ澄まされた突出した傑作で、ある意味異質であり本質なんだな。
昨日「東京物語」を観たばかりなんで正直
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はじまりのみち(2013年製作の映画)

4.5

日本の宝、天才監督木下恵介の若き日の数日が丁寧に丁寧に綴られていた。敬意と誠意が伝わった。
諸々いい意味で凡庸だし、劇中20分位は木下恵介の名作ダイジェストが流れるので木下恵介のPR映画とも言えるが、
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東京物語 4Kデジタル修復版(1953年製作の映画)

5.0

「晩春」「麦秋」ときたら、これを観ないわけにはいかんわけで。
たぶん3回目の再鑑賞。
記憶力が極めつき悪くて得するのは、間を開けて観ると初めて観るみたいに新鮮な気分で観れること。
堤防で夫婦で座っとる
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.0

微妙(苦笑)。
キャリー・マリガン可愛かったし、ま、いいか。
ラストのアレ見ると別に有人飛行じゃなくても目的達せれたんじゃないのか。ってことも含めて突っ込み所多いが、嫌いではなかった。

パレード(2024年製作の映画)

3.5

あの世とこの世のファンタジー。
設定もいいし役者陣もいいんだが、何か物足りない。
何だろ。

麦秋(1951年製作の映画)

4.5

久しぶりの再鑑賞。
昨日「晩春」を観たんで、こういった感想になるが、「晩春」で"本音"(というより本性か)を出しすぎたことを松竹のエライさんに諌められたと推測する。
小津安二郎といえども松竹の社員。会
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晩春 4Kデジタル修復版(1949年製作の映画)

4.5

久しぶりの再鑑賞。
前に観たのはいつか忘れたが、2度目で気付いたことがある。
以前はこの作品を、"婚期を逃した娘を嫁にやる父親の悲哀"を描いたものとして観てたが、わしも少し大人になったのか今回は全然様
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CODE 8/コード・エイト Part II(2024年製作の映画)

3.0

人型ロボットが犬型に変わったくらいで、特に新鮮味なし。
まあまあ。

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

4.5

ドラマ的には「東京物語」と並ぶ傑作かも。スタイル的にも既にほぼ完成、完成一歩手前な印象。

小津作品は晩年に至るに従っていい意味でスタイルの権化と化すが、この作品(1941年)は潔癖さ以前に小津の"本
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流れる(1956年製作の映画)

4.5

成瀬巳喜男作品の中にあっても、別段ドラマティックな展開があるわけでもなくかなり地味な方なんだが、何?この尋常じゃないジワリ具合。
何に、こうもジワるのか言葉にできないんだな、優れた映画になるほど。
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.0

後半のシャーロットの独りよがりな行いが無神経すぎて、脚本に難あり?と思った途端映画としてのリアリティが自分の中で失われてしまった。総じてなかなか雰囲気良かっただけに、ちと残念。

全然大丈夫(2007年製作の映画)

4.5

刺さった。 
緩い笑いもいちいち面白かった。
木村佳乃めちゃめちゃ可愛かった。
こんな不器用な人たちの毒にも薬にもならんハートウォームな映画がもっと増えればいいと思う。
死んだ人(蟹江敬三)や、犯罪者
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.0

カウリスマキ作品は独特な色味とコントラストのカラーの方が好きだし、ラストまでは平均的なカウリスマキ作品かな、と観ていたが、ラストの曲でブワ〜〜〜っときた。やられたね。これが映画のマジック。一瞬で特別な>>続きを読む

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