ironicallyのブレなさが最高。常に悲劇と喜劇を巧みに操って、生きる意味への虚無感を気持ちのいいテンションで表現してくれる。
サスペンスとしては面白いのだけど、後からなんとでもなるよね感は否めず。どんでん返し系は傑作出尽くしちゃったのか、、
最初は、この新しい表現手法に若干戸惑う。感情表現としての音楽、光、色、スクリーンサイズを五感で味わう、映画館で観るべき映画といった感じ。ドランのmommyに似てるけど、こっちはもうプレイリストムービー>>続きを読む
ジョーダンピールUS後のこれ。テーマがリンクしすぎてて驚いた。結局ここに行き着くのかと。地上/地下の対比構造や家族構成、他とは違う息子の嗅覚も同じ。多様性なんて言葉は私たちに勇気をくれるけど、もっと世>>続きを読む
問題提起の仕掛けがめちゃくちゃ細かくて面白い。いい映画は何度見返しても新しい発見があるし、その度に深掘りするとさらに面白い。敢えてコメディ風味にしているところにもセンスを感じます。詳しい考察は後日。
想定外の衝撃…鬱映画には耐性あると思って、完全にナメてた。4人それぞれ漏れなく容赦ない結末で、鬱バイキング状態もうお腹いっぱい。感情や状況を投影したカメラワークで苦しさマシマシ。ラスト30分、畳み掛け>>続きを読む
前半はダフニデュモーリエ原作の「レベッカ」、後半は同氏の「レイチェル」をベースに、PTAがインフルエンザにかかっている間に構想したものらしい。たまたまヒッチコックの「レベッカ」を観たあとに優しく看病し>>続きを読む
Feeling, big, small, scared, at ease
ジェシーには生き抜いてほしいすね
今回は助手のキャラが薄くて残念だが、笑いどころ満載
最高すぎて泣いた。期待を全く裏切らずに三作駆け抜けましたね。シリーズ化してマーベルに対抗してほしい。とにかく感動。
ヴァーホーヴェンのような、リンチのような、しかしなんだか中途半端な仕上がり。雰囲気は良い。
DUNEでは、LSDでキメた感覚を味わえたらしい。ホドロフスキーがやばいやつなのは知ってたけど、これはほんまもんのイカレ爺さん。みんながこんなだったら世界も平和。
人生は喜劇か悲劇か、どちらにせよその先に待つのは死のみ。。。ウディアレン作品群に共通する精神がシンプルに表現されている。
フィリップ・ガレル、まさにポストヌーヴェルヴァーグの一任者。シンプルで心地の良い長回しと、ラストの着地点がすごく好き。誰かに依存するのも悪くない。
このレビューはネタバレを含みます
普通に何も考えず観てるには面白かった。
ただ、チョコレートドーナツでも思ったけど、差別とか社会的に根深い問題を直球かつハッピーエンドで提示してくる映画はどこか引っかかる。。実話ベースだからと自分を納得>>続きを読む
人生ビタースイート。この短尺で浮気だらけな話なのに、伴侶がいるって幸せだと感じさせられた。
初っ端からキレまくりなのかと思ったら、マッドな時間は案外短め。勢いは好き。
無意識の悪意の伝染。虚無と衝撃。
主観性や感情を一切削ぎ落とした、恐ろしい映像。トルストイを思いのままぶった斬って再構築したかのような。