KAYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

KAYA

KAYA

映画(1064)
ドラマ(25)
アニメ(0)

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.2

ナチスドイツの占領下にあったフランスにて、寄宿学校の少年と、そこにかくまわれたユダヤ人の少年の物語。ルイ・マル自身の経験が元になっており、モデルとなる人物も実在した。傑作であることは間違いないんだけれ>>続きを読む

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.2

スラップスティックコメディの傑作と言われる。ヌーヴェルヴァーグの先駆的作品なだけあって、非常にフランス的でラストにかけて物語はカオスと化していく。最後の方はもう何が何だかよく分からなかった。

エコール(2004年製作の映画)

3.6

ロリコンっぽい感じは否めないが、映像はとても美しく、アートフィルムのようだった。この美しい映像の中に何処と無く暴力性やグロさも感じられた。抑圧された雰囲気の中でタブーを取り扱っているからだろう。とはい>>続きを読む

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.5

わちゃわちゃした大学生の日常を切り取った何でもない映画。何でもないんだけど、最高に甘酸っぱくて最高に羨ましい。青春って眩しいね。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.6

久しぶりに映画観て泣いた。
ロビンウィリアムズとデニーロなんて、悪くなるはずないと思ったが、期待以上だった。ロビンウィリアムズの圧倒的な安心感と、デニーロの怪演とが相まって最高の出来になっていた。

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

5.0

蓮實さんは言いました、『この作品のもらすフィルムの吐息に耳を傾けていると、背筋に甘美な戦慄が走り抜ける。』
ずっとこのまま観ていたい。そう思えるほど美しく、心地の良い映画だった。そしてその余韻が一日経
>>続きを読む

華氏911(2004年製作の映画)

3.5

バイアスがかかってるとかそういうのはもはや問題じゃなくて、あまりに酷い現実と、全く変わらない今に絶望を感じ、この俗世に辟易した。そのくらいショッキング。ブラックユーモアを交えてブッシュを批判しているが>>続きを読む

テナント/恐怖を借りた男(1976年製作の映画)

3.8

やっとの思いでアパートを借りたら、前の住民が飛び降り自殺を図っていたことを知り、さらに口うるさい周りの住民たちのせいでだんだん頭がおかしくなっちゃう人の話。変態ポランスキーのジメッとした、でも一周回っ>>続きを読む

ブラッド・シンプル(1984年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟処女作にして、既に彼等のスタイルが確立されている。悪運が連鎖する不条理なイヤミスブラックコメディを描かせたら彼等の右に出るものはおるまい。("イヤミス"って一度言ってみたかっただけ)

8 Mile(2002年製作の映画)

3.5

1pac,2pac,3pac,4!←これの意味わかる人いたら教えてください。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

終始萎縮して観てたから、肩凝っちゃったよ。ジジイの執念と、犬との連携プレイ怖すぎ。あんなに憎たらしいワン公は初めてだ。調子に乗ってるやつは速攻で殺られるっていうホラーのお決まりパターンにはきちんと従い>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.2

パリ、テキサスを見た後はこちらを。愛する人からこちらは見えなくて(マジックミラー)、最終的に生身の人間が感じる痛みを受け入れ、愛する人と人生を共にするのか、という大枠はほとんどパリ、テキサス同じ。しか>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.8

真っ青な空と永遠に広がる荒野の中をゆっくりと歩いてくる赤いキャップの男を見て、冒頭から引き込まれた。全体を通して見るとストーリーはとても単純のようだけど、凄まじい吸引力がある。真っ赤な服に真っ赤な車、>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.5

ルーニーマーラ、かわいいいい〜〜。マジ天使すぎ。ちょっと困り顔でフラフラしてる感じ、これは男がちょっかい出したくなるのも無理はありません。憂いを帯びたケイトブランシェットもセクシーで魅力的だし、これは>>続きを読む

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.8

途中まではすんごいワクワクしてたんだけど、期待しちゃっただけに尻すぼみ感が否めない。でも、面白かった。

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(2010年製作の映画)

2.5

前半は10分くらいにまとめられそうな話をひたすらダラダラして、後半まあまあグロい拷問シーン見せられるだけの映画。復讐する女のコが小説家なだけに、拷問内容はとてもクリエイティブでバラエティ豊か。きちんと>>続きを読む

完全なる報復(2009年製作の映画)

3.2

ありえない設定すぎて、実は爽快エンタメサスペンスなのか!?(ワクワク)と思いきや、恐れていたラストを迎えてしまった。あそこまでやるなら徹底的にやって欲しかったよ。だからやっぱりタランティーノは最高なん>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

-

終始みんながイライラしている。怒鳴ったり、泣いたりしている。
前回が素晴らしかったぶん、正直、期待外れなところもある。カメラワークとか音楽の使い方も新鮮味が薄れた。何となく、わかる気がしないこともない
>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

4.0

待ちに待ったジェイソンボーン!初IMAXで!
ニッキーもボーンも歳とったなぁ(しみじみ)。ボーンに欠かせないアイテムの小さな望遠鏡が出てたり、大衆のパニックを誘発して顔色変えずに標的に近づいたり、スタ
>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

3.5

大竹しのぶの、チチしゃぶれぇ〜が印象的。へんてこコメディタッチなのが余計にこわい。

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.3

観てるときは、面白いと思う。でも、観終わって何も残らない。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

プラダを着た悪魔があんまり自分には合わなくて、ちょっと避けてたけど、最近デニーロが好きすぎるので鑑賞。期待以上だった。さすがデニーロ、歳を取ってもいい味出てる。
悪意とか嫉妬とかがほぼなくて登場人物が
>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.3

法廷モノ好きなのでワクワクしたが、特に大きな盛り上がりもなくさらっと終わってしまって残念。テーマはいいんだけど、惜しい。

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.0

これ、半分コメディだよね??
私的笑えるシーン2選
①はち切れんばかりの(今流行りの)クロップド丈のシャツを着てヘソ出しルックで電話越しに話すデニーロ
②Why.........Why......Wh
>>続きを読む