バレンタインさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

バレンタイン

バレンタイン

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海底47m(2017年製作の映画)

2.0

ワンシチュエーション。まあまあ面白かった。

ワンシチュエーション映画ってネタが出尽くした感があるんだけど、色んな工夫がしてあって飽きさせない努力が滲み出てた。リアリティがあるかないかは別として。
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.3

リアルな薬物依存を描いている。面白かった。

劇中は起承転結があまりなくて、薬物を止めたい→またやってしまう。をただ繰り返すだけなんだけど、それが現実なので的を射ている。

依存症って本人が心から克服
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

面白かった。

ゴッホの生涯って不遇で悲しい印象なんだけど、割とポジティブに描いてあるのが好印象。副題にあるように、ゴッホは未来の人の為に絵を描いていたっていう解釈は良かった。それが脚色なのか事実なの
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127時間(2010年製作の映画)

2.8

大好きなダニー・ボイル。大作もいいけど小作品というか力の抜けた映画をたまに撮るのがいい。

ワンシチュエーションで面白かった。最後はグロ過ぎて直視できなかったけど。

アメリカ人は絶賛するんだけど、日
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マスタング・アイランド(2017年製作の映画)

2.0

映像面は、お洒落なモノクロ映像で息を呑むような綺麗なカットがたくさんある。

ストーリーは、ギリギリ笑えるか笑えないかくらいの低空をずっと飛んでる感じ。

一切華のないキャストと、のんびりしたストーリ
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アポロ 11 完全版(2019年製作の映画)

3.3

40年前の映像を本気のリマスターで昨日撮影したかのようなクオリティ。とにかく凄かった。

40年前に月に行った事実と、それも全て宇宙開発競争だった部分が垣間見えて面白かった。

月での活動時間の短さが
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宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)

3.4

原題が『Goya's Ghosts』で、邦題が『宮廷画家ゴヤは見た』っていうのは良いような悪いような。間違いじゃ無いんだけどミスリード。

主人公がゴヤじゃないのでびっくりしたんだけど、主軸にあるスト
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私というパズル(2020年製作の映画)

2.7

まあまあ面白かった。

死の受容過程5段階プロセスってあるけど、それに近い題材だった。大切な人の死を受け入れるまでの過程を丁寧に描いていた。

ピンポイントで対象になる人をケアする目的っていう意味で、
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.3

オリジナリティのある脚本で面白かった。

映像面への拘りが凄いんだけどストーリーは少し散文的というか纏まりがない印象で難解だった。

もう一回観ないとワケ分からん…。

いつかちゃんと再鑑賞してレビュ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

面白かった。

劇中だと一部の人しかサブプライムに関して危険性を把握していなかったような演出なんだけど、実際はサブプライムの危険性って色んな人が警鐘を鳴らしていて、それ関連の本も沢山出版されていた。気
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.6

一切期待せずに観たんだけど、衝撃的に面白かった。面白かったというより良い話だった。

黒人差別を扱った映画って沢山あるけど、この映画は極めて個人的というかパーソナルな部分に焦点がある。それがこの映画の
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アバター(2009年製作の映画)

2.5

世界一の興行収入だけど、つまらなそうなのでスルーしていた映画。10年以上経って初鑑賞。

結局CGと3Dが売りだったと思うので、CGのクオリティに目新しさが無くなり、3D機能もテレビから無くなった今観
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ミスト(2007年製作の映画)

3.2

久しぶりに再鑑賞。面白かった。

モンスターを極力描かないで、人の心理にフォーカスしているように見えるんだけど、結局描きたかったのは理不尽や不条理ということで考えさせられる映画。

ラストのお陰で主題
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

2.5

一切説明無く映画が始まるので状況を理解するのに時間がかかった。途中でヒルビリー関連の映画だって分かったけど、なかなか日本人には難しい題材だったのかなあ。

トランプ元大統領の支持層ということで話題にな
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.6

話題になっていたので観たけど、そんなに面白くなくて、まあ普段ホラー観ないのでキモかった。

コミューンとか宗教的な部分からの治外法権みたいな側面は面白かった。価値観の違うところへ行くことの危険性という
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エコール(2004年製作の映画)

3.3

何かが起こりそうで何も起きない不思議な映画だった。アート映画っぽい雰囲気。

まあ『イノセンス』っていう原題が全てを物語っているというか、ネタバレしている感じ。

子供ってみんな純粋だけど、いつかはそ
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ミーシャと狼(2021年製作の映画)

2.8

発表した伝記が全て創作だった人のスキャンダルドキュメンタリー。面白かった。

伝記とはいっても大抵ある程度脚色はされているモノなのでその線引が難しい。ノンフィクションの映画でも『事実に基づいた映画』み
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ロード・トリップ(2000年製作の映画)

1.8

下品過ぎて合わなかった。生理的にムリというか。一切面白いと思えなかった。

イギリスの下品な映画は好きなんだけど、アメリカの下品な映画はダメなの謎。

ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

3.0

『シーズ・オール・ザット』っていえば僕の青春であり、大好きな映画であり、DVDが宝物なんだけど、それがリメイクされたと聞いたら観ないワケにはいかない。

所々オリジナルと合致する演出があって懐かしい感
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欲ばりなだけの恋じゃなくて(2020年製作の映画)

2.3

『アメリ』に似ているってのは納得。お洒落な映画ってことにも納得。ただ、それが面白いかというと疑問。そんな映画だった。

恋愛物で難病物なんだけど、そんなに面白くなくて、あんまり印象にも残らなかったかな
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ダン・エルドン 〜運命の旅〜(2016年製作の映画)

2.3

戦場カメラマンの映画でノンフィクション。題材は良かったけど映画としてはあんまり洗練されていなかった印象。

映像面のポップさとか音楽のポップさ。それと戦争の悲惨さ、戦場カメラマンの覚悟とか哲学的な部分
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

2.7

終末系SFで雰囲気は大好き。

面白そうな題材なんだけど、もっと人の内面とか哲学的な部分を描いて欲しかったかなあ。

宇宙を舞台にしたSFって必ず宇宙船が故障して、それを修理するシークエンスがあるけど
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孤独な天使たち(2012年製作の映画)

3.8

原作既読

原作も面白かったけど映画も面白かった。

青春映画っていう位置付けだと思うんだけど、主人公の成長物語として確かに面白い。子供が大人になるまでのモラトリアムというか、その揺れ動く内面みたいな
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

1.8

う~ん微妙だった。

映像とか雰囲気とか音楽も良いんだけど。ストーリーが悲しすぎる。

一見華やかな感じなんだけど、結局女性が搾取されて最終的にも損する物語なのである意味女性蔑視にも似た印象を覚えたと
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

2.9

絶賛されていたので、いつか観てみたいと思っていた映画。ようやく観れた。

でもまあ映画としては無難な印象。

映像の質感とか、ストーリー自体も少し昔のテレビ番組みたいで、日本人にとってはノスタルジック
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

2.7

面白そうな要素を詰め込んでる映画なんだけど、まあ無難な印象だったかなあ。

主人公が割とガチの悪人設定で、同情の余地がないというか、そこがあんまり好きじゃなかった。

ダコタ・ジョンソンの役回りも謎だ
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嵐の中で(2018年製作の映画)

2.7

取り立てて面白くはなかったかなあ。勿論詰まらなくはないんだけど。

脚本というかパラレルワールドの辻褄合わせみたいな部分は良いんだけど、それを映画としての面白さに昇華出来てない印象。

『イノセント』
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グリーンブック(2018年製作の映画)

2.5

絶賛されていたので期待していたけど、中々難しい映画だった。

表面上は差別良くないっていう映画なんだけど、結局中身は白人を優位的に描いてる。マウントしているというか。

なので、手放しで面白かったとは
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エレファント(2003年製作の映画)

1.5

コロンバイン高校銃乱射事件があった一日を淡々と描いていた。劇的なわけでもなく本当に淡々と事件を描いている。

映画として一切面白い要素はなくて、ただ観ていて不快だった。だけど、それが製作者の意図したと
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オーケストラ・クラス(2017年製作の映画)

2.3

学園モノで音楽モノ。問題のある生徒たちがバイオリンで団結する。って絶対面白いやつじゃんって思ったんだけど、意外と微妙だった。

フランス映画特有の淡白な感じがイマイチ。登場人物の設定の浅さとか、演奏も
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

2.7

問題を提起する映画として、面白かった。

教育を受けていない親に育てられた子供は教養の無い子供に育つ。だから、本来は親を訴えたりしないし、人身売買とかにも疑問を持たない。自分の置かれた状況に疑問すら持
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.3

滅多に観ないイスラエル・ドイツ共作の映画だったけど、面白かった〜!

とにかく間を大切にしてる映画で、まあ行間というか、場面場面の間にある空白で色んな感情を表現している。それがとっても洗練されていた。
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シックス・バルーン(2018年製作の映画)

1.8

薬物問題を扱ってる映画の中ではリアリティがある方だと思う。

だけど、リアリティがあるから面白いとは限らないので、映画としてはあんまり面白くなかった。

リアリティを追い求めるならドキュメンタリーを観
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リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

2.3

雰囲気とかキャストは良かったし、あらすじ見る限り絶対面白いやつだと思ったんだけど、映画としてはあんまり面白くなかった印象。

有名小説の映画化ということなのでストーリーを知ってる前提で作ってある感じ。
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

2.5

まあまあ面白かった。

ジャングルで遭難する映画だけど、サバイバル術みたいな部分はそんなにリアルじゃなくて寧ろ嘘が多かった印象。

その分、孤独とか死に対する恐怖心。精神的な錯乱みたいな部分は割とリア
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ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

2.8

子供の頃観てとても面白かった記憶があったんだけど、大人になって改めて観るとそうでもないパターンだった。詰まらなくはないんだけど。

結局脚本が平坦で物語に変化が無いので途中で少し飽きてくる。ハーレイ君
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