びいどろさんの映画レビュー・感想・評価

びいどろ

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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【記録】

何を見せられてるんだ、あれ?良いな、何を見せられてるんだ、の流れ。ドワァ〜ン!じゃないのよ。でもトータル面白い。船から流れが変わった感じ。
衣装、セット!
女性の解放的なメッセージはずっと
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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【記録】

演技力、、、!! 俳優陣はもちろん、パルム・ドッグは当然の受賞だ。
お父さんが「スヌープは素晴らしい犬なんだ」と話した記憶のシーンは泣きそうになってしまった。ポジティブなシーンなんだけど、
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12日の殺人(2022年製作の映画)

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【記録】

映像は静謐。しかし内容は激情、ひと時も緊張を解くことができない。フランスのサスペンスのここが好きという要素が満載だった。
大切な人を奪われた人々と、亡くなった人々に向き合い、いわば囚われ続
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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【記録】

フローレンス・ピューの顔芸!これはほんとに、芸でありうるという褒め。
大学生の飲み会がキツい人必見。終始そういうノリ。アリ・アスター作品に流れる「人(他人・ヒト)って気持ち悪くね?」の鮮や
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ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

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【記録】

ラヴストリームスの由来になっている作中のセリフが良い。
好色一代男もの。歌手に付き纏うシーンはキモすぎるが、モテ男でもここまでしないといけないんだなという勇気をもらえる(?)
姉、動物爆買
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天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

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【記録】

す〜ご、、、
切なすぎて、「余紅」という名前すら切なくなってきた。
あんな情熱を持っていた学生たちが殺されたんだもんな、震える。

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

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【記録】

結局諦めた(''真実''には至れなかった)?
自分も酷い頭痛の中観たので考察が捗らなかったが、とりあえず彼が痛そうすぎて、観ているこちらは緩和された。
よくこんなストーリーと撮り方、演技を
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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【記録】

いや〜上手いな〜。これがデビュー作とは。
俳優たちが容姿、演技、経歴と完璧。よくこんなに素晴らしい俳優が集まったもんだ。コッブめちゃ演技上手いのに出演した映画がこれだけで、その後一流建築会
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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【記録】

くだらね〜〜 かったり〜〜
でも、良い〜〜
恋愛してる人って凄いわね。
ファッション抜群に良いな。
周りが欲望やエゴの化身、リアルな人間であるところに、孔子の徳の化身たるチチがハイライトさ
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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【記録】

すげ〜〜
前半、ウエストサイド的な若者の小競り合いを本当に退屈に感じてしまう病なので、めちゃくちゃ寝てしまった。ラストの流れを観て、前半見直さねばと痛感した。それにしても長い。
映像がうま
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クラム(1994年製作の映画)

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【記録】

最も暗い嵐から最も明るい稲妻が生まれる

いや〜正直。正直すぎてそこまで話していいんだ、と。面白かった。彼らのダークサイドと創作意欲の源泉には到底考えが及ばないが、彼らが自己分析したところ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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【記録】

すーご。静かな感動。
邦画などでよく描かれる「眩しい青春」ではなく「目を覆いたくなるような青春」。リアルな若さ、青さ。見る者皆にある「あのころ」の記憶。痛いほど青く、愛おしい。
なんかほん
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MONTEREY POP モンタレー・ポップ(2017年製作の映画)

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【記録】

カーーーーッッッケーーーー!!!!!!
音楽の力ってすげーーーーー!!!!!!
最高も最高、高揚感で失神するかと思った。様々な感情が湧き上がって終始泣いていた。
最高じゃないグループがひと
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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【記録】

かーっけ!いぎなりかっけー!
上原さんありがとう!音楽陣ありがとう!映像陣ありがとう!
CGモーションは苦手なのだが、玉田のソロとSo Blueのライブは特に興奮した。絵と音楽が高めあって
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

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【記録】

つまんね〜(裏声)
これ原作は面白いのだろうか。

カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

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【記録】

漠然とブオナローティのミケランジェロだと思って観始め、ずっとこの絵ミケランジェロじゃなくない?でもお父さん石工って言ってるしな、、、ともやもやして、見終えて解説を読んで「だよね」と。ストー
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ナポレオン(2023年製作の映画)

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【記録】

これは大河。面白かった。
ドラマがないというレビューが多いが、私はそれが普通の人として、リアルなのではと思った。ナポレオンも、1人の軍人(それもごろつきと呼ばれるレベルの)が戦争で称えられ
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

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【記録】

「キルスティン・ダンストのまま」演じてくれという監督の意図通り、変に演技でない、リアルなかわいさと切なさがある。マリー・アントワネットも情勢を知らないまま可憐に高貴に生きていたのだろうな。
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動物、動物たち(1994年製作の映画)

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【記録】

最後のアップの動物なんだっけな〜とずっとモヤモヤしながら見ていた。序盤にも一度出てきて印象づけられてるんだけど。どなたか、、、

「動物を狩ってきた人間のエゴと、生物の歴史を保存しようとす
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すべての些細な事柄(1996年製作の映画)

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【記録】

他者と繋がり生きているということと、その難しさ。その環境、コミュニティを築くということの難しさ。でもそこに「難しさ」というようなものはなくて、一緒に過ごすだけということ。映画には描かれない
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ぼくの好きな先生(2002年製作の映画)

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【記録】

子ども(感性や世界や、そういったものをまとめて)の美しさと教師の忍耐。
泣いていてもそれは幸せな泣きだし、改めて子どもが苦しむ地の辛さを思った。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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【記録】

すーごい。表現できん。
予想以上に時代の映画。革命によって芸術が被害を受けることは良くあるが、京劇にもそういう歴史があったのか。日本の悪しき侵略も含め、ちゃんと中国の歴史を学ばないとなと思
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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【記録】

久しぶりにこれこれ、こういうのでいいんだよという心温まるホームムービーを見た。ママがいないとトースターの温度が高すぎるとか、良い意味であるあるな表現が多くて、そこにもオタクの喜び(?)があ
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

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【記録】

終始モナ・リザの顔が良い(あんなに星のサングラス似合う人いないだろ)、だけ。最近のヴェネチアは信頼していたけど、これが金熊ノミネートとは。分からん。
色調と音楽は良かったけど、自主制作くら
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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【記録】

夫婦を墓地に送り、アルフィーを特殊召喚。守備力3000。
メカデザインや設定、総じて世界観は最高。それだけに、ありがちで無理のある展開やガバがとても気になった。でもこういうのってお約束が喜
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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【記録】

イノセンスだなぁ。彼女たちは邪悪なわけではない。なんならどれも自分が子どものときに見てきたようなイタズラばかり。無垢が力を持ってしまったがゆえに事件に発展していくのだが、その展開が見事。
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

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【記録】

レビューを見てブランチに同情する人が多くて感動した。一緒に観た母もブランチが可哀想でならないと言っていたし、本当にみんなそうなんだ、と。優しい人たち。
自分としては、勝手に転がり込んできた
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

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【記録】

映像のリアリティ!どうしたらこんな映画を撮ろうと思い、どうしたらこんな映画が撮れるのか。

JAWSの人か

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

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【記録】

この熱と虚無感。時代を感じる。
疲れと想像より優しい音楽で序盤爆睡してしまったので賭けの細かい内容は分からなかったが、関係無さそう。
スーパーソウルと音楽が終始最高だった。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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【記録】

closeか、、、タイトルの含意よ。
映画撮るのうんめ〜。レビューを書けば書くほど言葉の足りなさを痛感するタイプの映画だった。泣いた、という評価だけではもったいない。
演技がうますぎる。全
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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【記録】

after sun、抜群のネーミングセンス。
これが評価されるってんだから映画界は分からん。心を病んで自殺した父を、昔撮ったビデオを見ながら、あんなに楽しかったけどよくよく思い返せば闇が垣
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落葉(1966年製作の映画)

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【記録】

ニコ、かっこいいです。オタルとの対比で勉強や運動がそこまでできる訳では無い。優男だが信念があり、職人に対しても驕らず、同僚として接している。ああいう人に私はなりたい。職人たちもプライドがあ
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四月(1962年製作の映画)

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【記録】

音と映像の実験。しかし実験と呼ぶには失礼な計算された構成。冒頭の雑踏から作品のスタイルを示し、彼女を追う足取りから映像のうまさ、ユーモア、''4月''の空気を感じさせる。
古典的な技法も、
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歌うつぐみがおりました(1970年製作の映画)

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【記録】

ジョージア版『勝手にしやがれ』?
男にも好かれる色男、仕事をサボり女の子を追ってばかりだけど、どこか憎めないやつ。彼を排斥しない友だちや街の人たちにも江戸っ子に通ずる粋を感じた(それだけギ
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