Kajiさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

Kaji

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チェイサー(2008年製作の映画)

4.5

ナホンジン監督はキリスト教徒だそうで、「コクソン」でも宗教への疑問が取り入れられてたけど、このチェイサーもほんとに正義とか倫理とか、ぶち抜いてるとこがもう最高。
最悪のサイコをハジョンウが演じているが
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

親日家富豪の家で夜毎春画の再現や艶噺の講釈をさせられている秀子(キムミニ)はチヤホヤされているが、全く大切にされていない。
彼女には自我が無い。が・・・。

結婚詐欺のため身分を偽り入りこむ詐欺師(ハ
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はちどり(2018年製作の映画)

3.8

 中学生の女の子ウニが、見て見ぬフリでやり過ごそうとしていた動揺や孤独感や痛みを漢文塾のヨンジ先生だけが、付かず離れずの距離で主人公に歩調を合わせながら、言葉を掛ける姿はウニにとっての救済や癒しだった>>続きを読む

ムルゲ 王朝の怪物(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

王朝モンスターパニックで展開もテンポ良く、キャラクターの機転や個性もあり楽しく見れました。
 ムルゲの造形も李朝民画にインスパイアされたような要素もみられ、動きも獣っぽく、作り込みを感じました。

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フィッシュマンの涙(2015年製作の映画)

3.6

治験バイトで魚人間になっちゃったマジメで控えめな青年をとりかこむ人間関係や社会の話。主人公が近しい人の主張に揉まれながらもずっと自分の本音を模索してて可愛かったし、金カネ言いつつ魚人間君を心配してる周>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.5

 母親の業というか母性がどんどん呪いになって、過保護になり自滅していくのがほんとにゾクゾクするし、ウォンビンの役どころが所謂「Holy fool」のように暴いてはいけないものをどんどん剥き身にしていく>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.4

田舎の閉塞感にオカルト、シャーマニズム、キリスト教を結んで日本人キャストを入れ、しかも主人公は警察官。
 得体の知れないものへの恐怖や疑心暗鬼が膨らんで、証拠も無いのに手近な元凶を仕立て上げてしまう愚
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

列車密室と感染パニックをゾンビ映画にリンクさせたのは発明だと思う。
 逃げ場がどんどん無くなる中で、共闘展開は白熱するし、感染した友達を倒すのを躊躇う描写など、「近しい人が感染したら、、?どうする?」
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