オリオンをなぞる上条さんの映画レビュー・感想・評価

オリオンをなぞる上条

オリオンをなぞる上条

プレデター:バッドランド(2025年製作の映画)

3.7

分かりやすい話でした。

プレデターにも家族が居るのかという驚き。
プレデターって自分の中では血も涙もない狩人のイメージですが、今作でイメージが変わりました。

ちっちゃい怪獣は可愛かったです。

コンパニオン(2025年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

逆転の発想で面白いです。
基本に倣うなら「暴走したアンドロイドが人類に…」みたいな展開を予想しますが、暴走してるのは人間の方でした。

人間はいつかAIを奴隷として扱うのだと思いますし、それが悪い事か
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シンパシー・フォー・ザ・デビル(2023年製作の映画)

3.4

ニコラス・ケイジの狂気的な演技が好きです。

この物語は疑問から始まります。
ニコラス・ケイジが演じるやばい男は何者なのか?そして主人公も段々と怪しくなってきて…と謎が謎を呼ぶ展開でした。

1番の見
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ある意味ホラーな話でした。

身体にマイクロチップを埋め込み超人的な動きが出来るようになった男の話。正直羨ましいですが、最後の結末を考えると嫌です。

アンドロイドの様なアクションシーンは中々無い見せ
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サブスタンス(2024年製作の映画)

3.8

ルッキズムの権化みたいな話でした。

この世界の人間たち醜いですね。やたらと容姿を気にするというか。。
特に男性たちの視線や言動は吐き気がします。

特殊メイクが凄くてびっくりしました。
最後の方なん
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M3GAN/ミーガン 2.0(2025年製作の映画)

3.6

思い切った方向転換でした。

前作はホラー映画でしたが、今回はなんとアクション映画に。まるでミッションインポッシブルを観てるようでした。

敵として現れた女性AIの表情の作り方、演技が本当のロボットの
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完全なる報復(2009年製作の映画)

3.7

勝者無き世界だと感じました。

牢獄から復讐をしていく姿がとてもかっこいい。悪いこと考えですが「どう復讐するんだ?」とワクワクさせられる話です。

結局検察側も法を破った訳ですし、法には限界がある、そ
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国宝(2025年製作の映画)

4.5

まるで画面の奥に魂が引っ張られるかの様な演技力、凄まじかったです。

一人の男の人生を観たなと思いました。
少年から国宝に至るまで、芸に命を捧げるというのはこれ程まで過酷なんだなと。

原作も読んでま
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.5

観ててお腹いっぱいになります。
不時着シーンだけでも迫力があるのにサバイバルからの銃撃戦まで。こんな頼りになる機長が操縦する飛行機に乗りたいですね。

フューリー(2014年製作の映画)

3.6

戦車一つで戦場を生き抜く男たち。
戦車で戦うシーンは迫力があって面白かったです。

話の展開としては戦時下というのもあり、哀愁が漂います。いつでも散りそうなそんな感じでしょうか。

あそこまでの覚悟で
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.6

筋トレは裏切らない。

筋トレをするとある程度の精神的ダメージも減りますし、フットワークも軽くなりストレスの軽減に繋がります。

エアロバイクは膝や腰に負担なく有酸素が出来るので、どんどん脂肪が燃えて
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.4

ドクターストレンジに出てきそうなヴァラクさん。

ホラーを超えてファンタジーな感じを受けます。倒し方も魔法を使って倒す、そんなイメージです。

死霊館のシスターの前作と繋がってるので、予習と復習はして
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

これが悪魔の証明ですか!?

被告人が悪魔に取り憑かれてた事を証明する為に奮闘するウォーレン夫妻の話。
今までのvs悪魔とは違い、司法との戦いだったり、ミステリー要素もあったりと変化球でした。

真犯
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悪人(2010年製作の映画)

3.5

観てて胸が苦しくなる作品です。

人を殺める=悪人。確かにそうなんですけど、この作品ではそれ以上に狡く、または無意識な悪人が多いと感じます。総じて悪人だらけの作品です。

その中で主人公はただ流されて
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.4

話の規模が今回は小さいです。

留守番を任された3人の少女を中心に物語が始まるのですが、ウォーレン宅が危険すぎるだろ!とツッコミをしたくなる程悪霊が多いですを

あんな家で生まれた娘さんは色々苦労しそ
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Mr.ノボカイン(2025年製作の映画)

3.8

痛みを感じないという設定が面白く、好きな女性を助けに行くというシンプルな設定と相まってとても良いです。

彼の腕が可哀想です。腕に無茶をさせ過ぎでしょう。
また痛みを感じないという設定を活かして変則的
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.5

呪霊と戦う。呪術廻戦かと思いました。

ラ・ヨローナという傍迷惑な呪霊に取り憑かれる話です。母の怨念は怖いなと感じました。

呪術医って設定面白くて好きです。もっと彼を深掘りしてほしいです。

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.4

だいぶファンタジーに寄ったなという印象を受けました。

外国のシスターってなぜか怖いですよね。隠されてると言いますか、謎めいた存在で。。
それに比べて日本のアニメのシスターは萌えのイメージが強いので不
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.7

この悪魔、殺傷能力が高い…!!

今までの悪魔と違い、こちらを殺しにかかってるので、観てて非常にハラハラします。
娘を無くして心が弱ってるご両親を狙うとは卑怯です。

暗い画面で少ししか情報が分からな
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.7

やっぱり悪魔は居るのかもしれない。。

しっかりストーリーがあって面白いです。
最後の方まで「この話は自作自演か?」という事がわからず、ストーリー展開に目が離せません。

ラストの方はまるでバトル漫画
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.6

母は強し。

悪魔意地悪ですね。なんと狡猾な。
しかしエヴリンが良いキャラしてますし、最後一番良いとこ持っていった気がします。

カルトは実際にありそうな感じで気持ちが悪いです。家の鍵はちゃんと閉めま
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死霊館(2013年製作の映画)

3.8

呪いの館!胸が躍る!

八百万信仰が日本にはあるので、館そのものが呪われてるという設定に違和感なく物語を楽しめました。一軒家を舞台にここまで話を拡げるとは…凄い。

奥さん役の取り憑かれた演技が迫真す
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28年後...(2025年製作の映画)

3.7

ゾンビ映画だと思って観ましたが、家族愛、命の輪…とハートフルなテーマでした。

感染者に名前があるのが面白いです。
スローロってなんだか可愛い名前ですね笑
アルファやバーサーカーは恐ろしいです。
脊髄
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MaXXXine マキシーン(2024年製作の映画)

3.5

マキシーンのスターに対する憧れと、ハリウッドに対する皮肉、そんな作品に感じました。

マキシーン、恐ろしい。主演のミア・ゴスさんの演技力が凄いです。思わず本物の執念を持ってるように感じてしまいます。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

こういう生き方、素敵です。

毎日同じルーティンを繰り返し、変わらない日常を繰り返す主人公。
華々しい事なんてないですが、こんな風に生きていく方が幸せそうだなと感じました。

SNSのキラキラ投稿を観
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エミリア・ペレス(2024年製作の映画)

3.5

悪人が聖者になる話かな?

人には色々な側面があり、悪人かと思いきや聖者でもあり、男かと思えば女でもあり…そんな人間の二面性を描いてるように感じました。

奥さんとのすれ違いは観てて悲しいなあ。本当の
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.5

言いたくなるタイトルですね。

ハングオーバー的な話。一体この場所で何があったのかというのをビデオを通して明かされていきます。

こんな友人は欲しくないですね笑
流石に度がすぎる。自分たちが騒ぎたいだ
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HERE 時を越えて(2024年製作の映画)

3.7

感動した自分の負け!
トム・ハンクスだし感動させに来るだろうな…と身構えましたがやはり感動してしまいました。

場所に宿る記憶の話です。
同じ場所であらゆる時代の出来事を映し出しますが、基本的には家族
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.4

自殺をしようと考えてる男が世界の美しさに気づく過程を描いてます。

自殺を手伝って欲しいと色々な人にお願いするも諭される。決して説得してる方も人生が楽そうには見えませんが、それでも真っ直ぐに生きてる姿
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.5

使ってみたい言葉「ウィ・シェフ!」

感動します。移民問題は日本も他人事じゃないなと思うこの頃。同じ人間なんだからそんな冷たくする事ないじゃないか…と簡単に考えてしまいます。

祖国があり、祖国で働け
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

時代を超えた黒人差別の話に見えて実は。。

この話、現代の黒人差別と南北戦争時代の黒人差別の話をしており、ヒロインは同じ人が演じてるのですが、実は二つの時代は同じ座標に存在して、現代の人が南北戦争時代
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

ずるいなという感想が真っ先に出ます。

ヒトラーが割と早めに自殺するのですが、自分の亡骸を見せ物にしない為に焼却までしてもらいと、完全に逃げてます。

残された兵たちも続々と後を追うように自殺をしてい
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バレリーナ:The World of John Wick(2025年製作の映画)

4.2

この映画は、もはやギャグ作品と呼べるかもしれない。

父親の復讐の先に訪れた村には、常軌を逸した殺人鬼ばかり。次々と現れる敵との戦闘に思わず笑ってしまうほどツッコミどころ満載でした。

日本刀を振り回
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

紅だー!!!!

学生×ヤクザ。絶対に組み合わせてはいけない二人がカラオケを通じて絆を結んでいく物語。

二人の絆が深まっていく過程はとても美しいのですが、「子供がこんな大人たちの安易に縁を結んではい
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.5

「ユダヤ人をどう根絶するか?」という議題の会議の様子です。

派手なシーンはないですが、ユダヤ人を人間と思ってないような会話シーンは観ててゾッとします。それを基本冷静に話し合ってるのも恐ろしい。

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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.5

見た目が不気味なせいで色々誤解を受けながらも素朴に生きる一人の男の話。

タイトル通り「好きにならずにはいられない」です。周りから嫌がらせにあっても何も憎むことなく、素朴に生きる、こんな生き方を自分も
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