オリオンをなぞる上条さんの映画レビュー・感想・評価

オリオンをなぞる上条

オリオンをなぞる上条

さよならゲーム(1988年製作の映画)

3.0

浜田省吾の「さよならゲーム」が好きなので興味本位で観てみました。

何も分からなかったです。野球をやってないからか、それとも単純に分からないのか。とにかく登場人物に全く感情移入出来ないです。

また、
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.7

江頭2:50がお勧めしてたので観てみました。

話がグロいです。直接的な描写もそうですが、何よりも心理的な描写が恐ろしい。
人間はこんなにも復讐の為に残酷になれるのか…とゾッとしました。

アクション
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レインマン(1988年製作の映画)

3.8

兄弟愛の話でした。

ダスティン・ホフマンの演技力が素晴らしいです。体の揺らし方だったり、言葉の発音だったりとリアリティがあって驚きました。

最初はお金目当てで兄に近づく主人公ですが、兄弟愛に目覚め
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卒業白書(1983年製作の映画)

3.4

男って馬鹿だよなと思いつつも、この年齢だし仕方がない気もします。

トムクルーズがかなり若いので色々初々しいです。彼が「モテない男」をやるってなんだかギャップを感じます笑

しかしラブトレインってなん
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.9

ストライキという閉塞的な状況下で、バレエという夢を追うビリーの心の葛藤が印象的でした。

周囲の大人の重苦しい空気の中、彼の純粋な想いが綺麗に見えました。

家族の絆も本作の見どころの一つです。ビリー
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.7

ヴェノムとエディがひたすらイチャイチャしてます。尊いです。

イチャイチャからの急展開。シンビオートってあんなに簡単に人間と適合出来るっけ?と思いながら観てましたが、自分の理解が間違ってるんですかね?
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.5

これはなんのジャンルなんですかね?強いていうならBL作品?

序盤がおっさんを拾って来たから始まるので、イマジナリーおっさんかと思いましたがどうも違う。話の流れも途中からおかしな所に流れていき、観てて
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.5

権力闘争に巻き込まれる2人の女性の話でした。

登場人物が基本的に権力の事しか頭になく、知能が高い獣にしか見えないです。
時代とは言え、あまりにも野蛮です。

2人の女王の間に芽生えた絆が後世に繋がっ
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Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.6

ユーモアとサスペンスが組み合わさった作品です。

2人のイケおじが中心となり、かっこよさとダサさがコミカルな雰囲気を生み出しています。

ストーリーの進展とともに事件の真相が少しずつ明らかになっていく
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

3.7

観る側に解釈を委ねる作品だと思いました。

オリヴィエの複雑な表情が印象的で、息子を失った父親としての苦悩がカメラ越しに伝わってきました。

加害者である少年との間に絆が生まれていく展開は理解し難く、
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

主人公エリザベスの成長を描いた物語であり、恋愛模様をメインに据えていないところがとても好感が持てます。

エリザベスは旅先で出会う様々な人々と交流を重ねることで、徐々に変わっていきます。人と人とのつな
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プルート・ナッシュ(2002年製作の映画)

3.3

凄く未来な話です。

セットや小道具、特殊メイクなどが凝っており、世界観がちゃんと出来上がっています。

エディ・マーフィ演じる主人公が、普段の彼が演じるキャラと違いデキる男でした。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

女王の「お気に入り」になろうと動く女の物語です。

あまりに無能な女王アン。こんな人に政治を任せる時代があったんですから恐ろしいというか、風刺が効いてると言いますか。

男性たちが完全に背景になってる
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.2

-新作に向けて復習-

何も考えずに面白く観れますね。ヴェノムとエディの関係が愛おしいです。

アクションシーンは迫力があります。黒いネバネバの表現がを上手く使ってて良いなと思いながら観てました。

ボルテスV レガシー(2024年製作の映画)

3.3

テンポ感が悪い…!!せっかくロボットはカッコいいんですが、登場人物の顔にフォーカスがやたらと当たってて…

天空剣は凄くカッコよかったです!

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.6

月に辿り着くまでの物語。

そこまで辿り着くまで沢山の犠牲があったんだなと悲しい気持ちと同時に感動しました。

ライアン・ゴズリングの「耐えてる」演技が凄く好きでした。

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.5

下ネタあり、薬ネタありと中々な話です。

おじいちゃんがひたすらボケてて面白いです。色んなネタが不謹慎ですが、突っ切っててつい笑ってしまいますね。

最後はなんかいい話っぽくなるし、不思議です。

モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.4

アニメやゲームの様な映画でした。

やたらとグロいですが、アクションシーンは気合が入ってて見応えがあります。話の中身はあまり重要じゃないです。

浅野忠信の目がずっと光ってるのが気になって気になって…
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

不思議な話でした。

魚人と人間の恋。そんなの成立する?と思いきや、意外にもロマンチックなんですよね。

それに加えて、当時とアメリカとロシア間の緊張を描いてたりと、盛り沢山な内容です。

浴室いっぱ
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.5

ゲーマーが世界を救います。

レトロゲームが現実世界とリンクしてる描写は面白いです。
宇宙人がレトロゲームを使って襲ってくるというアイディアもなんだかロマンを感じます。

気軽に家族や友達と観るには良
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

凄く引き込まれました。

心が少年のまま、大人になってしまった男の話。
母親も父親もが凄く理解をしようとするんですが、怪物は確かに居るのかもしれないと考えてしまいます。

最後のエンドロールを観るに実
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.3

ネットでは酷評が多いですが、私は最後泣きました。

恐らくですが、ジョーカー=超人、悪のカリスマと思ってる人達にとっては今作は受け付けないかもしれません。

ジョーカーもハーレクインも凄くリアル感があ
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.3

過去の経験から一目に触れず、ギャンブルをする男の話。

贖罪と復讐がメインの話だったのかなあと。

終始重厚な雰囲気で、カードのルールもイマイチ分からないので入り込みずらいですが、オスカー・アイザック
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

今でのジョーカーに比べて、リアルな感じがします。

この作品を観てると何が善で何が悪かも分からなくなりますし、「もしかして自分もジョーカーなのでは?」と思わせる程強い説得力を感じます。

自分を偽るこ
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.3

A→B→C→……と話が数珠繋ぎで繋がっていくんですが、一つ一つが若干無理がある気がします。

ただ、大事なのはアクションなので、頭空っぽにしたいなら良いかもです。

人工呼吸のシーンはなんだったのか…
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今日から始まる(1999年製作の映画)

3.7

子供の頃に見えてた「園長先生」も当たり前ですが、人間なんですよね。

ここまで現場がひっ迫しるとは思わず驚きました。園長先生の業務はもはや福祉の領域な気がします。

その業務量も凄まじいです。人が1人
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.6

FPS視点でまるでゲームをしてるかのような映像体験が楽しめます。話の内容もゲームっぽいです。

パルクールなど、FPSだからこそ楽しめるアクションが多いです。これ、映画館だったら酔うかもしれません。

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.8

良い話です。嘘を吐く人生は疲れるのかもしれません。

ジム・キャリーの弾けぶりは相変わらずです。息子との掛け合いはなんだか観ててホッコリします。

ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.4

1人のホームレスの女性の一生を描いた話。

宗教観が絡むので、細かい心理描写は分かりませんでした。

演技力があり、「こういう女性が居たら迷惑だな…」というのを上手く演じています。

上手く言えません
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.3

アクションも更に進化し、日本版ジョン・ウィックの様でした。

「冬村」の少年をそのまま大きくした感じや、「入鹿」の平成世代の人間の感覚だったりとキャラの造形が細かく魅力的です。

ちさととまひろのコン
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.7

良い話だ…泣

家族みんなで夢を追いかけ、皆んなで頑張る。そんな熱い絆を感じました。

兄と妹の関係性が特に良く、お互い励まし合って素敵だなと思いました。

ドウェイン・ジョンソンも本人役で登場。良い
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.0

凄い作品でした。ここまで人の「悪意」や「醜さ」を映像化するとは挑戦的です。

役者の演技も狂っており、観ててゾッとします。

社会風刺も入ってて、色々な要素を詰め込んだ印象があります。それでも物語が破
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

童話のような話でした。

人はどうしても他人を見た目で判断してしまう…そういった差別を描いてるなと思いました。

後半の村全体でエドを追い詰める場面は人の醜さを表現しててとても恐ろしかったです。

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.2

こ、怖くない…

登場人物全体の行動理由が薄いです。なので、感情移入とかは難しいです。

かと言ってアトラクション的な感覚でも観れないので、微妙な感じです汗

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.4

演技派の役者が揃ってるお陰か、やけに感情演技が目立ちます。

妻がまあ腹の立つ演技をしており、観ててムカムカしました。
全体的に女性の方の演技の方が目立ってるかもしれません。

最後のオチは上手かった
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.6

病んだ世界観です。

舞台は19世紀のロンドン。退廃的で霧も多く視界が悪いです。
その中で復讐に取り憑かれたの主人公の話が中心となるのですが、人肉描写や、血飛沫が結構残酷です。

特に最後の方は結構目
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