SF映画はあんまり観たことないけど、"実話に基にした"って点も含めて、SFを題材にしたヒューマンドラマでこれに勝る映画はそうそうない気がする。
何よりリアリティがすごい。
この映画を観たおかげで、三島由紀夫に対して抱いてた、ちょっとした偏見を改めることができた。
小説が読みたい。
まさにこの映画の主人公のような、「クズでだらしないけど、人が羨むような傑出した才能の持ち主」ってのに俺は弱い。
※インターステラーの主人公を演じた方が演じられてます。
少し主人公に憧れを抱いた。
アメリカだったらゴーストタウン化した街とかで、この世界観の真似事ができるんじゃない??
死者を弔うのは無理だろうけど。
現実では、この映画のようなエンディングを迎えられる人の方が圧倒的に少ないんだろうけど、問題の症状に関して、ほんの少しでも理解を深めることができて良かったと思う。
編集や脚本なども自らが手がけた能年監督のDIYっぷりをふくめて、この映画に対する熱意やこだわりといったものを感じた。敬服します。
主題歌にサンボマスターを起用したのには思わずニヤリ。
※岩井俊二も>>続きを読む
映画の終盤、なぜあの親子の存在を描いたのか、その理由(もしくは監督の推測?)を知ることができて少しだけホッとした。
映画のラストシーン、
救いがありそうでなくて、
なさそうだけどあるって感じ。
キャスティングが豪華だな。
全体を通しての空気感が好き。
庵野さん、役作りしてなくない?笑
大人に振り回される側の子どもの環境適応能力がすごくて、もはや子どもの方が大人。
是枝監督の他の作品とくらべて、脚本やキャスティングなどにちょーっとだけ商業的なにおいを感じたよ。
原作の漫画読みてー。
10数年ぶりに観た。
北乃きい、かわゆす。
当時は(北乃きいの役柄に)イラつきながら観てたシーンとかも、いま観たらニヤニヤが止まらん。
北乃きい、かわゆす。
このレビューはネタバレを含みます
とある別の映画からの受け売りになっちゃうんですが、元旦那さん(浅野忠信)はおそらく、朝起きて歯を磨くようなテンションで自殺を謀ったんじゃないかなー。
カタツムリをカモに食べさせて、
ウジ虫をニワトリに食べさせる。
目からウロコ。
やってることのスケールがでかい。
どうしたらここまでの行動力が生まれるん??
ノンフィクション性とファンタジー性を絡ませて、一つのストーリーとしてきちんと成立させてる是枝監督の脚本の妙っていうか。
監督の作品のなかでいちばん好き。
ロケーションが素晴らしい。
こういった映画を飽きもしないでたくさん観てきたけど、結局のところ俺はこういった映画がいちばん好きなんだと思う。
チェロのクラシックの名曲を知れたのは予想外の収穫。
映画に関しては、部分部分でいくつか魅かれるシーンはあったけど、内容的には俺の好みとちょっと違った。
劇中で堂々と"ナイト・オン・ザ〜"を使ったり、脇役には永瀬正敏を起用したりするといった、影響受けたものを隠さないその潔さがカッコよい。
伊藤沙莉の声、好きだなー。
声以外も好きだけど。特に声だな。
監督の、「コレが私の撮りたい映画だ!」という気概を、こっちは勝手に感じ取りました。
公開時の監督の年齢が22、3歳だったことに驚き。
可能性しかないよね。
こんなに生命力のみなぎった映画を観たのは初めてかもしれない。
って観てる側に思わせるほど、
子どもたちめっちゃ走ります。
この映画を観て、「マスゴミやネットニュース、マジフ●ック」って思っても、どうせ次の日の朝にはマスゴミが書いたネットニュースの記事をすっかり鵜呑みにしちゃってる俺がいることでしょう。
にしても、この松>>続きを読む
実話ベースだってのに、少年漫画級のロマンが詰まってる。
中盤の、ほのかに"イントゥ・ザ・ワイルド"を彷彿とさせるようなストーリー展開が良い。
サントラの国内盤が出る予定とかはないんでしょうか。
ファンタジー色は強めですが、単純に音楽が好きな人ならきっと楽しめる。
今までピンと来てなかったレゲエ音楽の良さを、この映画(監督のインタビューや解説映像も含め)のおかげで少しでも理解したいと思えるようになった、気がする。
二人の関係性がそこまで親密じゃないからこそ、胸の内を明かせたり、意見したりできることってある気がする。
安易に男女の仲に帰結しないで、それぞれの内面や抱える問題について描かれていたのが良かったな。>>続きを読む
映画の終盤、約103分を過ぎたあたりのシーンを観ていて、思わず「キレイだなー」とか、「良かったなー」とかってことを感じてしまった。