Kohlさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.2

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魔人夢小説モノ…?

インターネットで予告と雰囲気違うとあったので果たしてどんな感じなのかと思えば
ティルダとエルバがタイムスリップして大冒険だと思っていたが、エルバの過去のマスターの語りメインである
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.6

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庵野監督映画って普遍的にここでしか見れない表現とかあるので、見せ物的な意味でも見る価値はあると思う、長澤まさみのサソリ怪人とかナンジャコリャーみたいな舌が真っ青になっちゃうキャンディ的愉しみ。

現代
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

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#原作未視聴鑑賞

ここで諦めたら…の情報しか知らないので、純粋なスポ根アニメとして鑑賞。
構成としてはロッキーシリーズと近いものを感じた(試合が軸にあって、バックグラウンドが描かれる)、なのでバスケ
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

2.7

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前評判が良かったのですが、最後のゴリ押しがかなり興醒め、確変画面をひたすら見せられてて、塊がぶつかり合っているように見えた。

肝心の合体もそこに至るドラマがあまりない合体とかなので、いつものがとりあ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

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映画は製作者の眼なのだなあと思う。
だから眼の中に映る映画は嘘をつけないし、現場で起こったリアルな情動を切り取れるのも監督の手腕なのだなと。

映画的な視点で進行するフィクションドキュメンタリー形式の
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.3

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理想の人生と本質的な人生の選択という想像以上に重いテーマでびっくりした。

シュレックシリーズの中でも、映像・ストーリーともにかなり重厚でしかも1時間半くらいしかないので非常にちょうどいい映画。

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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.4

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なんたら劇場作れる人最強説。
虚言と崇拝を入り交えながらトップにのし上がる女性と、バチカンの司教とのバトルが繰り広げられる。

セルフ愛がかなり強いなベネデッタは、セルフ聖痕作り出したりペストの時代に
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

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エクスプロイテーションエンターテイメントの栄華と衰退という局面を非常に勢いのある表現方法で描いている本作。
なんでもやります的なエンタメが根源としての力があった頃のハリウッドという感じで、サイレント映
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

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日本版ポスターがラノベの表紙みたいでクドすぎる。

パージ的な富裕層がホワイトネックをゲーム的に殺すというありがちなテーマであるが、動機として陰謀論をリークされた逆恨みである、回りくどすぎる。

ゲー
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

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オチは少し弱いなと思ったのですが、
ヘンテコな料理メニューが出てくるお化け屋敷感は最後まで飽きずに見ることが出来た。
お高いレストランあるあるの長ったらしい説明と、知らんがなのシェフのこだわりの居心地
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.7

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たぶん、いろんな人がズキズキするような映画。

様々な意識の層の人間が出てくる本作、いろんなポイントがあるだろうがその中でも優しさというネガティブなキーになる言葉が刺さった。

あんなに優しかったのに
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バーバリアン(2022年製作の映画)

2.2

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Airbnbがダブルブッキングされた訳とは…が明かされていないので悔し泣きです。そこが本作のミソではないのか

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

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モンティパイソンアンドホーリーグレイル+タルコフスキー+0.5ドンキホーテという感じの映画。

アーサー王の甥が名声を上げる話であるが、終始主人公が大義名分も無く、やっといた方がええよな…?みたいな動
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.8

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ストップモーションで表現可能な不快幕の内弁当映画。
内容は地獄寺みたいに、黙示録や賽の河原みたいなものをずーっと見せられている感じで特に人間の業が!!!みたいなアンチテーゼ的なテーマがあるわけではない
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

2.4

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ある意味見たことない映像は体験、中身は陳腐化している…
さすがキャメロン、メカと毒毒クリーチャーが入りまじる世界は見たことねえや!という気持ちにさせてくれる、海のシーンに関してはファクトチェックが入っ
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.6

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他人が自分にとって都合の良い人間像であればいいという搾取的な愛と、アガペーを貫く子供たちの対比がメインな本作。
ピノキオってそもそもよくわからない人の繋がりの話で、ゼペット爺さんもクジラに食われながら
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レッド・サン(1971年製作の映画)

3.7

2枚目なベビーフェイスな役より
アランドロンはニヒルな悪役が光る俳優だなーと思った、

三船敏朗の流暢な英語と、日本人がただカタブツで不器用な役回りが多かった欧米映画において存在感があるセリフ回しをこ
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.3

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スタイリッシュキャンディマン、
初代のゲットーのアングラ感は無く、アート的なオシャレな空間で人が死ぬ、リメイク版サスペリアのようだ。

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.0

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ラストの戦闘シーンプレデターとちょっとじゃれてように見えたこと以外は、見たいものを的確に供給してくれる映画。

ミスマーベルもそうであるが、白人が他外国にもたらした有害性を描く映画が最近すごい多いのは
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

2.5

素晴らしい設定を60%くらいの活用形で、都市型ゾンビ映画のスケール感もわかりにくかった。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.2

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最近のレイズドバイウルウスもそうであるが、宗教と家父長制度の有害性の結びつきを濃く描く作風が多い。


内容自体はゴーンガール方式で、3人の主人公の主観で映画が描かれる。

マグリットを凌辱する親友の
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

3.0

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異常性癖者の為のポルノを撮らされるハメになる映画、今となってはそこまで目新しい設定でもない、外道だろぅ〜?的に悲惨な状況が断続的に登場する。

被害者によるエンターテイメントというセリフが出てくるので
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ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

4.4

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シニカルしかないコメディ。
モンティパイソンのモンドなギャグばっかり集めた映画で、ファンタジーだけど暗くて現実主義的なテリーギリアムの側面を存分に味わえた映画。
あと中世イングランドの手垢臭い街の描写
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

映画館で魅せるための映画作りを入念にしてるって時点で評価が高い!
前回のクサい感じの演出が鼻につかない感じの構成になっていたので、適切なシーンでメインテーマが流れているといった印象があった(前回は謎に
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.9

動物版コーラスラインって感じ、劇場でミュージカルを見るライブ感みたいなのが伝わりやすくて謎の感動がある。

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

CGにしかできないミュージカルの表現がステキ。Halseyの歌のシーンがヤバすぎてすぐにファンになってしまった。

スクリーム(2022年製作の映画)

3.4

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初代スクリームの続編的な繋がりがある作品で、初代のシーンのオマージュが大量にあるがホラーシーンあるあるをメタメタに出してくるのが痛快。

犯人がちょっと軽いかなって感じがあったが、まあ動機不明な犯人と
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シラノ(2021年製作の映画)

2.7

なんか2時間くらいの映画にするにしてはスケールが小さい気がするというか、見ててもう深掘りできないよー感があった。

ミュージカルシーンは、ダンサーインザダーク的な視点の定点カメラなフラットな画角でレミ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.1

随所にweird-ohsとかmunsters とか60年代のエッセンスを随所に感じるのがみてて楽しいのだが、
この映画どこに終着点を置いてみればいいのか最後まで分からなかった、いわば青春みたいな? 
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キャンディマン(1992年製作の映画)

3.8

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口承伝達により生き永らえるモンスターって設定が目新しく、また都市伝説がハッタリになることで存在意義が消えてしまうので必死にアクシデントを起こすモンスターを見てると健気に見えてくる。が精神攻撃にも長けて>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

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ウルトラマン がなんか知らないけど地球でプロレスしている理由がそこはかとなく描かれている。

ウルトラファミリーってわりとロジカル人物像だけど、初代ウルトラってうっかり人殺しちゃうし知的好奇心がつよい
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ヴァンパイア/最期の聖戦(1998年製作の映画)

3.3

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オフザケすくなめ、フロムタスクティルドーン的ウエスタンヴァンパイアハンタームービーという印象

世界がどこまで支配されているのかとかディティールが少なくてもどかしくて、正直都市部の描写とかあっても良か
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

2.3

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ユーゴの紛争に関する映画は多くあるが、これはボスニア包囲の際のNATOの頭でっかちで人々がホンロー的な映画。

そんなことは歴史でも知られて、今これだけ情報が発達していてこのような状況映画やメディアは
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