「人生話? 5分で話尽きるわ 人生は これからよ だからNYへ」新しいドラマがあり、共感して憧れての落とし込む作業に上質な作り込みを感じたラブコメディ。ダンスカットとダイナーは見事。「ソースはか>>続きを読む
音楽史上最も尊敬を集め、愛された“楽聖”ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。芸術・音楽・神への敬虔な魂は、アンナ・ホルツのそれと共振し、至高の長篇に乗り共鳴する。「音楽は空気の振動だが 神の息吹だ>>続きを読む
「人を騙す奴、人を騙して金を儲ける奴、人に流されて生きる奴、人を恐れて何もしない奴、人を愛せない奴、愛されてることに気づかない奴、逃げることができない奴、俺に似てるヤツ」9人の、死に場所を、死に方を探>>続きを読む
シンプルなテーマも、定形の垣根を越えて斬新な切り口のストーリーに。まずは愛しのテッツを観てるだけで十分。そして本編関係ないけど、夢を見た朝のアレはビビりすぎた。あの瞬間は流石に忘れられない。「痛みは >>続きを読む
「人生に確かなことなんてない それだけが確かなことなんだ」天才に与えられた苦悩と失墜の試練。その欲望・幻覚の暗色世界に射す眩いまでの感情。そして数学者ジョン・ナッシュの“万能理論”は愛に芽吹き、華を>>続きを読む
石井裕也の言の葉の妙。都会と田舎、男と女、義理と金銭、親と子供。ポップな会話は自由な表現に生き、満島ひかりはこのキャンバスでも出色のパフォーマンスで写真を描く。「がんばんなきゃ しょうがないんだから>>続きを読む
個の主観、その凶暴さは熱を帯びて支配を進める。そしてその本質は、アリスを、アルフレッドを知ることでトマの前に姿を現す。アヒルに、羊に、ガチョウに異なる鳴き声があっても、それらが共通のサウンドを通じてい>>続きを読む
「海が嫌いなら 山が嫌いなら 都会が嫌いなら 田舎が嫌いなら 勝手にしやがれ」フランスが、映像芸術のトレンドを発信し、世界を席巻したヌーヴェルヴァーグ。この一大ムーヴメントの記念碑的・象徴的写>>続きを読む
「あの日 私は かなこは 先に帰ったの」全てが始まったあの夜、男と女の失意の平静、憎悪の高揚を孕んだ関係は、奥多摩の渓谷で終わりを告げる。無駄のないコマ送り、鮮やかな緑と蝉時雨、川のせせらぎ、真木よう>>続きを読む
劇場トレイラーでハードルを上げすぎた感は否めないが、斬新な切り口のドラマで、とくに終盤の美味しいシーケンスのたたみかけと華麗なテーマ付けは心地よい。「愛してるの?」「なら戦う価値がある」
雪で何も見えないエリー湖、常夏のフロリダは寒々しく、カット毎の暗転に希望あふれる国・アメリカというパラダイス像は皮肉られる。そしてその“虚無な新世界”で生きる移民たちの諦観した感覚は、清廉されたジャー>>続きを読む
「先生は 13歳の女の子じゃないもの」イカすイントロもどこへやら。蜷川の実花と似た匂いを感じたコッポラのソフィア。ガーリー?これがそのシンボルならおれはマジで男でよかった。汚い。
なんかこーゆークソガキの頃観てたものにスコアとかつけづらいな。好きだった!普通に!
ブラックかつ、ユーモラス。魔界住人たちの喧噪は“キモカワイイ”の象徴的娯楽作に。いわゆる固定型をぶっ壊したモダンホリデーの草分けは、古典的ペパトーンとデジタル効果のストップモーションを引き連れて、恐怖>>続きを読む
クソガキの頃、あの後頭部にはビビり散らかした。廊下のどこにいてもソワソワしなきゃならんくなってた。
ちびっ子のときは普通に吹き替えで観てたけど、これはなんとなく吹き替えで観たい。ブタに英会話されるとプライドとかさ、あるから。
めっっっちゃ好きだった。まじで。「シンシアーーー!!!」がウザすぎて今だに女の子の人形みると顔面思いっきり凹ましたくなる。
しょうがないけどみんなTレックスを敵にしすぎだろ。肉食恐竜だって生きてんだよ。みどりの谷はまじでか過ぎた記憶あります。
幼いながらにも、さすがにむごい、アニーえぐられすぎだろ。と思っていた。あとそばかすって複数の意味で悪いもんじゃないことも知った。
まずいちいち抑揚の効いた感じで唄い喋りすんな。普通にお父さんだとしても失礼だろ。今観たらもっとつまんなそう。女好きな女好きそう。
昔はこれのこと赤ずきんちゃんみたいな話だと思ってて、オオカミとババア間違える以上に美女いかれてると思ってた。初めて観た時、こいつ天才だと思った。
神の寵児ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。そして彼を賛美し、愛しすぎた宮廷作曲家サリエリ。音楽という本来普遍的・無差別な価値に現れた圧倒的才能と、凡庸の神が紡ぐ悲劇の五線譜。狂乱の鎮魂歌。「も>>続きを読む
9年前、18年前の思い出に別れを告げる、ギリシャの夜。より円熟味を増した2人、その会話は懐かしくも新しい。 “成長”という表現ではない、時間の経過、語られた真実の愛。割りのタイミングにもひと工夫。
中国モダン映画界の革命児ジャ・ジャンクー。描いたのは政治的なニュアンスを含んだ、中国の若者のビビッドな生き様。『Unknown Pleasures』まだ見ぬ享楽を求め、若さが疾走する。
はっきり言って面白くねえ。目ん玉を舐めるところだけはかなり最高潮いった。