セデックさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

セデック

セデック

映画(346)
ドラマ(0)
アニメ(0)

スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン(2012年製作の映画)

2.0

脚本に深みがないけど、こういう映画にそれを求めてもどうしようもないっていう諦めもある。
ポールヴァーホーベン版は、皮肉がこもっていたけど、武器やメカに対する愛着が全くないからあれはあれで欠けている。
>>続きを読む

男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

3.7

マガジンは交換せずに、銃ごと捨てる!リロード面倒臭い主義を貫いたジョンウー美学の極み。

残菊物語(1939年製作の映画)

4.2

溝口映画は、総じて男の為に女が犠牲になる話が多い。何故だ?

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

4.0

戦前の日本におけるフェミニズム映画の最高峰。

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

3.9

主人公の家族を微笑ましく人物描写している冒頭10分のシーンがなければ、B級戦争映画になり下がっていたと思う。しかし、監督は「闇の列車、光の旅」やドラマ「トゥルーディテクティブ」のあのキャリージョージフ>>続きを読む

バック・イン・タイム(2015年製作の映画)

3.8

80年代ポップカルチャーを語る上で絶対外せない聖なる三部作を題材にしたドキュメンタリー映画。
ホバーボードやナイキのズックなど映画に登場した未来グッズを懸命に実用化させようとするファンや愛好家達の熱意
>>続きを読む

はるねこ(2016年製作の映画)

3.0

今の日本映画でこういう上品な良いセンスした映画が見られるなんて思わなかった。劇中歌の格好良さは、邦画史上最高の部類に入るのではないか?
生と死の異空間が樹海付近で露わになる場面は、ガリガリ博士のような
>>続きを読む

ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバー(2014年製作の映画)

3.0

Netflixで配信中。
任天堂がファミコンを出す以前、ビデオゲーム市場最大手だったAtariは、映画「ET」の粗悪なソフトを発売する。
映画は、後に史上最悪のクソゲーとの汚名をつけられたこのゲームの
>>続きを読む

ゲーマー VS ニブラー: 最高得点を狙え(2015年製作の映画)

4.3

まじかよ!俺以外にレビュー出してる奴おらんのかい!
スネークゲームというアーケードゲームジャンルを代表する一作「Nibbler」で10億点のスコアを叩き出し、世界記録を打ち立てたゲーム少年が2010年
>>続きを読む

eスポーツ:プロゲーマーたちの闘い(2015年製作の映画)

3.7

世界最大のeスポーツであるLOL(リーグオブレジェンズ)の世界トップクラスのプロチームがしのぎを削る様子が見れる貴重な一本。Netflixで配信中。
twitchなどのストリーミングサイトにゲーム実況
>>続きを読む

インディー・ゲーム:ザ・ムービー(2012年製作の映画)

4.0

Netflixで配信中。
DICEやブリザードのような巨大ゲームメーカーとは異なる分野で自主ゲームを作り続ける彼ら。
売れなかったら3、4年かけてきた努力が水の泡になる恐怖やプレッシャーと闘う彼らの姿
>>続きを読む

ビデオゲーム THE MOVIE(2014年製作の映画)

3.5

NetflixとHuluで視聴可能。
ゲーム史を通しで理解できる秀作。アタリと任天堂が重要。
ただ、そこまでマニアックでは無く、あくまでいついつ何年にPS1やXBOXが出たといったハードウェアの紹介と
>>続きを読む

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

5.0

世界最高の喜劇映画にして、イギリスの伝説的コメディコントグループ・モンティパイソンズが送る大傑作映画。
アーサー王伝説を茶化せるのは、イギリス人自身だけであると言えるくらい強烈な皮肉が込められている。
>>続きを読む

イノセンス(2004年製作の映画)

5.0

実写では世界を席巻するどころかその足元にも及ばない日本映画業界ではあるが、その中でこのような大傑作が、生まれたのは奇跡と呼ばざるを得ない。
原作漫画やテレビアニメ版SACシリーズを見て、ある程度作品世
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

夢の為なら恋愛すらも犠牲にできるストイックな元ジャズドラマーで、ハリウッドきってのピュアボーイ・デミアンチャゼル監督が送るミュージカル映画。
本作は、ハーバード大学時代の卒業制作(2009)で、ボスト
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.7

エヴァのスコア使うなよ。手抜きにしか見えない。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.0

クドカン史上最高傑作!と言って間違いない。インターステラーとロックンロールと学園コメディを一つにまとめ上げてるから、どのジャンルにも分類不可能!これはこれで恐ろしい。
ただ、予算の無さが作品のクオリテ
>>続きを読む

地下水道(1956年製作の映画)

4.5

見ていて息苦しくなる映画なんてそうそうないけど、これは本当に息が詰まりそうになった。
44年のワルシャワ蜂起の絶望的な状況を映画にしたポーランド映画の名作と聞いたので見てみたが、確かに強烈な映画だ…
>>続きを読む

ハズバンズ(1970年製作の映画)

3.6

全然見飽きない中年男の欲望全開映画。
家庭生活に疲れた男達がイギリスでハメを外しに行くだけの話なのに、なんでこう登場人物の息苦しさが伝わってくるのか。
家庭生活が上手くいかないのも納得の高圧ぶりに本人
>>続きを読む

スモーキング・ハイ(2008年製作の映画)

4.0

股が裂けそうになるラリラリ運転のジェームズフランコが最高にウケる。
冒頭のモノクロシーンの背景説明が、余計というか全然機能してないのを承知で、ノリノリに撮っちゃうこのおふざけ度。
召喚状配達人を殺し屋
>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.4

サムライミ版を超えた完成度の高さ。史上最もつらいクライマックスからのラストシーンは、涙なしには見られない。大傑作っす!

実は僕、スパイディのコスプレした子供が危険を顧みず、銃火をくぐり抜けて敵の前に
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.9

ウッディアレンのマンハッタンみたいな映画だけど、主人公に降りかかる障害がそれほどドラマティックじゃない小ささだったから、リアルで面白かった。主人公のふとした表情や突発的な喜びが、通りを走るフランシスの>>続きを読む

ピンチ・シッター(2011年製作の映画)

3.6

悪夢のような厄災のなかに自分の欠点と向き合う誠実さがあり、笑いと真面目が一体になっている。

ピクセル(2015年製作の映画)

4.0

ツボにどハマり!
ゲームオタクが無双するストーリーなんて最高かよ!「童貞のまま死にたくねぇー!」って叫ぶ陰謀論マニアのおデブちゃんが最高やった!
幼稚園で絵本が読めないブッシュ大統領のパロディで大爆笑
>>続きを読む

ライド・アロング 相棒見習い(2014年製作の映画)

3.7

馬鹿にしてる映画に限ってめっちゃしっかりしてるという逆説。伏線回収に無駄が無さすぎて恐縮しちゃう。普通に日本映画アカデミー賞とれるんじゃないか?と疑うくらいしっかりしてました。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

2.8

微妙っす。
そこカットしろよってくらい無駄なシーン多い。
もっと過激にやってもらわないとすぐに飽きる。女の人を無差別に殴るのは、タブーに挑んでて良かったけど、本物感がなかった。柳楽の演技に狂気を感じる
>>続きを読む

モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

4.0

この映画に勝る下品な映画はないと思う(笑 。
歴史、宗教からセクシャルな話題まで幅広く茶化しちゃうから、破壊的な衝撃を受ける。テレビシリーズは、YouTubeで3、4話くらいしか見てないけど、この映画
>>続きを読む

1984(1956年製作の映画)

3.8

アルファヴィルやTHX1138に続くディストピアSFの元祖じゃないか!

ソード・オブ・デスティニー(2016年製作の映画)

3.8

友達のパソコンを借りて見た俺初のNetflixオリジナル映画!
ハリウッドでカンフーアクション映画撮ると細かいカット割りをしなければいけないのかなぁ〜?って思っちゃうくらいユエンウーピンっぽくなかった
>>続きを読む

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.0

僕にとってのコメディ映画は、ドタバタ喜劇だが、こういうリアルテイストのコメディもあるんだな。