MasaShimizumさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.0

マイケルムーアの取材先が、全て平均値なのかはわからない。
日本は侵略の対象にならなかったのは、考え方が、やはりアメリカ寄りなのかなとは思った。
日本は人権に対する意識は低いと思う。経済が落ちるとモラル
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

4.3

すごい臨場感ゆえに、ハンパないストレスで、疲れた。そのくらい圧倒された。
ストーリー云々の映画でなく、アドリブを含めた俳優の演技力と集中力、俳優を間近から迫り続けたカメラマン

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.8

セックス依存或いは中毒というと、一部の人間のことのようだが、SNS依存やアルコール依存。。。根底は同じ。
逃避だ、現状からの逃避。我武者羅に逃げる、逃げてまくる。でも、逃げ切れない。
誰しも、金を使っ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

現在に不満を持ち、ノスタルジックな映画脚本家が主人公のギルだ。ギルはウッディ・アレン自身を投影したものらしく、確かに髪型や動作が似ている。
金持ちの娘イネスと婚約している彼は、彼女の父親の仕事に便乗し
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バツイチは恋のはじまり(2012年製作の映画)

3.8

ヒロインのイザベルの家族にはバツイチになり、2度目の結婚で幸せになる、というジンクスがある。両親も妹夫婦も再婚夫婦だ。10年来の付き合いのピエールとの結婚を1ヶ月後に控えたヒロインが、無理やり結婚しよ>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

4.2

最近はレーガンと共に新自由主義の巨頭として批判されるサッチャー。
その議論は横に置いて、強い信念を維持し、幾多の決断をしてきた政治家の姿に圧倒される。特にフォークランド紛争では、数多くの命と莫大な費用
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.8

最近、中東で物騒な出来事があったばかりで、ニュース映像の延長のようにも見えた。ISILやイスラム教に関する書籍を読んだばかりだし、宗教や民族の対立が今までよりは身近に思える。
この映画のストーリー展開
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砂の器(1974年製作の映画)

3.5

日本の闇を描いた、当時の日本社会を知る意味で見るべき映画だと思う。
21世紀の現在からハンセン病のへの偏見が如何なるものであったかを想像する為に。

マッチポイント(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なぜ冒頭にドストエフスキー『罪と罰』出てきたのか、納得。