TsukiYさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.7

歩いて、食べて、寝る。
これをひたすら繰り返す、なんともシンプルな1600キロ。
心の整理どころか、無の境地。

PCTに行きくなった。

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.0

想像以上に面白い。
動くマリリンモンロー、想像を絶する可愛さ。
まともで居たいなら芸能界には手を出すな、とは言うものの、いつの世も
エンディングのように灯に導かれる蛾の如く飛びつくドリーマーが絶えない
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.5

元祖リアルタイム映画。
危機を前に我先に保身に走る住民が、とってもリアル。
せめてオチはファンタジーだったが、50年代でここまで攻めた表現はすごい。
町山さんの解説がとても勉強になった。
ユダヤとハリ
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

3.7

希望見えない展開が印象に残る。
レネーゼルウィガーのキャラクターに余計救われた。

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.6

途中までレニーゼルウィガーだと気づかなかった。
まさに憑依。

ショービズは人が商材。
タレントの人間性の破壊は、やはり避けられないのか。
色々考えるきっかけとなった。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

マーベルうんぬんより、映画として面白い。
手に汗握るアクション満載で、話のテンポも良い。
ちょっと飛躍しすぎる展開は「マーベルだし」で丸く収まる。何でもあり、MCUマジック。
あと、寒いギャグが少ない
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

4.0

人間性の善と悪を、小さなテーマで見事に引き出した傑作。
最低限のセリフ、あくまでも演出と行動で物語を進める。
脚本としてもお手本となる一本。

どん底にいる人にこそ見てほしい。
現実は変えられないかも
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.7

とても良かった。
実写のアニメ化かと思いきや、小説のアニメ化でした。
リブートですね。

ナチュラルな声演技。中川君声優かと思いました。
作画も申し分ない、機微な表情の変化でどんどん物語を推し進める。
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

97分が3時間に感じる。苦痛伴う鑑賞でした。

・主役の演技が大げさすぎ。気になって集中できず。
・ウケ狙いがほぼ滑ってる。笑わせようと狙ってる感じが冷める。
・取って付けたようなタイプトラベル設定で
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白蛇:縁起(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

エンディング完全にタイタニックで、、笑いを堪えるのが必死。

色んな作品のオマージュ受けてるのはわかるけど、詰め込みすぎて薄い。
善悪がどんでんすればいいわけじゃない。キャラクター設定も奇抜であればい
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座頭市物語(1962年製作の映画)

3.8

ややテンポが遅いのは気になるが、王道のエンタメ作品だ。

友情、愛、裏切り、戦が織り込まれたストーリー
キャラもクッキリ立っている。信念貫く難病持ち剣士、小心者の付き人、己の利益しか眼中にない商人。
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.6

広角多用の構図、手持ちならではのカメラ動き、編集のリズム、どれも斬新で見ていて飽きなかった。
物語として見るのは辛いが、2時間あるPVだと思って眺める方がすんなり受け入れられる。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと分かりにくいタイムリープ+パラレルワールドもの。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.2

磁石カーアクションはさすがの経費大爆発。
随所工夫は感じつつも、やっぱり飽きてくる。

残りも惰性で観るだろうけど。
心底ワクワクしていた自分を懐かしく思う。

ライース(2017年製作の映画)

3.5

むかしの香港映画みてるような。
インド版パブロエスコバル

ザ・コール(2020年製作の映画)

4.0

オーロラの彼方へ+バタフライエフェクトのダーク版
パラレルワールドというありきたりな設定なのに、次が気になって仕方がない。
演出と脚本がとても上手い。
あっという間の2時間だった。

嵐の中で(2018年製作の映画)

3.8

さすがどんでん王オリオルパウロ。
綺麗な伏線回収。情報量が多いので頭使うがおすすめしたい。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.1

物語と演出が薄すぎる。もはや投げてる...
既視感だらけ、ディズニーと細田守ファンによる同人作品かと疑うほど。
音響と映像は良かったけど物語のせいでイマイチ楽しめず。


心に残るのはお父さん役の役所
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

少年みたいな美女ってずるい。
同性としてかっこいい、異性としても可愛い。
ずるいね。
チャーミングという言葉が相応しいぜ、フローレンスピュー。

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

3.0

絵が革命的。2006年とは思えない。
2021年でも、このナチュラルさで演出できている作品は思い当たらない。
手振れさせるカメラワークはまるで実写。
車の窓から流れる景色もいい意味でとてもアニメとは思
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

まるでマスタソードを手にしたリンクじゃないか。コング。

愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

4.0

みた感想はもう皆さんの仰る通りだった。
「最初はエロ、すぐ慣れる」「疲れた」「シンドイ」
皆で首絞めを経験した気にもなって、思わず笑ってしまった。
それだけ丁寧に、細かく、スムーズに溶け合う男女を描い
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.0

自主制作映画っぽいなぁ、と思ったら自主制作映画だった。(町山智浩さん解説より)
トップが老害で詰まっていたハリウッドを離れ、作りたいものを作ったら、興行的にも映像表現的にもうまく行った。世界一成功した
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.7

衣装美術音楽照明撮影カラグレは満点💯
衣装は興奮すら覚えるほど眩い。特にオートクチュール、パンクファッション好きな人は、眺めているだけでチケット代元取れます。
楽曲もお金の臭いがぷんぷん。ストーンズに
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.6

演出の勉強になった
期待値を何度も超えてくるあたり、エンターテイメント

茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

4.0

なぜ勉強するのか。
なぜ受験があるのか。
どうすれば出世できるか。
なぜ出身だけで判断されるのか。
知性とはなにか。
治世とはなにか。
文化とはなにか。
人生の意味はなにか。

答えは読書あるのみ。
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劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

3.5

前提知識ゼロ。すごいもの見せられた。
鼻声じゃない津田健、神々しかった。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

「何かを残すことは、引き換えに他を切り捨てること」

監督の端くれからプロデューサーの端くれとして生業をたてる者として、万感込み上げなかなか感想がまとまらない。

「物作りする人が、普通は〜とか言って
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.0

宮から駆け出すシーンは鳥肌が立った
こういう表現もあるんだ

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

あまりにも丁寧なストーリーテリング。
においすら感じられる繊細なアップショット。
スムーズに感情移入できた。