むろまちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

交渉人(1998年製作の映画)

3.5

映画納め たまにはコテコテのサスペンスも観てみるもんだ

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

道路の画になった瞬間「ヴェンダースだ!」となった。平山さんは選んだわけではなく、やむなく今の生活になっている派(お母さんが迎えにきた時の表情があまりに絶望的だったから……)

フィクションはフィクショ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.9

ネット礼賛みたくなったところ以外は概ね好きだった。ワンカット映画ばんざい!

ミクロで見ると品がないけど通底するものは高潔。

キャロル(2015年製作の映画)

2.5

2人の行動原理がまったく理解できなかったので原作を読んで補いたい。サンタ帽のルーニー・マーラはとても可愛い。

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.1

開始1分、爆音のメインテーマが流れた時点でもう満足。ストーリーはラスト数分にいいとこ全部詰まっていた。海外での評価が高いことに納得

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.8

映画館で観るべきという直感を信じてよかった 教会のマーラー2番のシーン、何なら同じ日に聴いたN響の8番より迫力あった。

メイクすごすぎ!と思っていたらクレジットにカズ・ヒロさん。

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.1

ひたすら見たことないものを見続けられるワクワクの70分。「面白い」の一言で片付けていいわけない作品なのは重々承知の上で、制作動機も映像もとても面白かった

(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

何が起きているのかよくわからず、解釈の隙を与えてくれるほどの尺もなかった……。メタっぽいところで騙しにくるタイプね

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.0

自分の家族愛センサが鈍いせいか入り込めずじまい。余白を楽しむ映画でこれはもったいない

映像の質感はそれはそれは素晴らしく、これがデビュー作だというフランキー・コリオさんも素敵。観直したい作品ではある
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リング(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

じゃあ井戸の底で頑張ったのは意味なかったの!?

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.2

独特の間に置いていかれてしまったが、要所の仕掛けはとてもintersting。何度も死の音を間近に聞いた。

頽廃的なヤクーザたちに囲まれると、テンプレな恫喝がかえってギャグみたいでおかしく見える

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

-

ディズニープラス解約前の儀式として鑑賞。ナンセンスを極めていて文学的ですらあった。全然かわいくないネズミー氏

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.7

とことんアメリカンな映画で最高だった。主人公がラジカセ好きの映画ってだいたい外れないな

ディズニープラス、IMAXサイズで観られる機能ありがたい

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

話も面白いけど音響だけで100点みたいなもの。現実のマイルズは前年のル・マンにも出て惨敗しているらしく、史実と比較して制作者の意図を探るのもまた一興

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初の暴動が起こるシーンと、ピースがピタッとはまっていくようなラスト数分が凄まじかった(ほかはあんまり覚えてないや)。前者は監督の幼少期の記憶の再現なんだとしたらあまりにも完璧。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.9

2本足のシーンがかすむくらい強烈な画の連続で、全然飽きるポイントがなかった。金田一は今の感覚からするとだいぶ無能だった。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.8

良~~~!! レオンが強すぎてちょっとズルいけど、この完璧な脚本を前にすれば瑕疵のうちにも入りませんな

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

ディズニー映画なんて何年ぶりだろう 無理やり泣かせにくる押しつけがましさがなくて非常に良かった。看板の文字とか中途半端に日本語訳しないでー

アバター(2009年製作の映画)

4.0

現実と虚構があやふやになる、この手の作品あるあるが違和感なく描かれていたのが割と好きなポイント。誰でもわかるテーマを極限まで面白く撮れるキャメロンはやはり天才だ

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.1

NHKで25分くらいのドキュメンタリーになってたら嬉しいテーマだった 観てから本人たちが演じていたと知って驚愕

メメント(2000年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白い+作り手の声が聞こえる作品はどうしたって好きになってしまう モノクロ映画に色が入る瞬間を愛しています

ロブスター(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

超気持ち悪い設定さえ乗り越えれば割と共感できてしまう。何ひとつ結論を出さない終わり方が却ってありがたい

自分だったらクジラになりたいな、敵が少なくて最低限の仲間がいるから

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

自分が映画監督だったらこれに触れたが最後、認知症を題材に撮ろうとは思えなくなるだろうな。上品なセットもイイですね

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

2.4

パワハラ理不尽パーソンによる洗脳に思えてお話そのものには心が動かなかったが、"歴史映画"としては良くできていて楽しめた

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

全部が本当ではないんだろうけど、熱い作品だった。むしろ美化してくれていた方がよい。

チラッと写った金閣のお札が気になる

フリーソロ(2018年製作の映画)

4.2

心臓が縮む山岳ドキュメンタリーからしか得られない栄養、確実に存在する

撮る側の苦しさも描かれていたのがよかった。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.5

嘔吐シーンが多いのが唯一のマイナスで、あとはカメラワークよし、美術よし、音楽よし。ランティモス初見だったので舞台の作り込みには目眩がした。

話も先が読めすぎるきらいはあるけどたまらない したたかに見
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ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

4.4

詩的だけど形而上学的に過ぎず、めちゃくちゃ好きだった。ハントケの台詞回し、何度でも味わいたい。この映像は4Kで観るべきでしょう!

ロッキー(1976年製作の映画)

3.1

名作の条件として「時代の写し鏡であること」は欠かせないなと実感 グローブがものを叩く音は気持ちがよい

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

話の都合がよすぎるけどやっぱり憧れちゃう。一時停止していろいろ調べたくなるからDVDで観て正解

ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

抑制の効いた池井戸潤の日曜劇場みたい。知らない実話だったので刺激的でした🚀

ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.6

無理でした………… 自分に合わなかったという点を除けば★4.8

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

あまりに厭な話だけどめちゃ面白い。いろんな作品の元ネタになってそうなのが何となくわかった

『千年女優』と同じく最後の一言で+0.5★

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

3.6

お話はまあそんなこともあるよね、という感じだけど演技が良すぎ。トニー・レオンは本木雅弘に似ている

イグアスの滝の空撮のシーンはピアソラの曲の印象も相まって当分忘れないだろう

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.2

この手作り感が良いのでヨーロッパ企画はずっとこういう作品を撮ってほしい エンドロールからシームレスにメイキングに映るのいいですね

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず理不尽を乗り越えないと始まりませんよ、って構造がね~ とはいえストーリーや音楽は推進力◎ ミランダをこてんぱんにやっつけないラストには納得