むろまちさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

セッション(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

サントラが好きすぎて3回目くらいの鑑賞
もし最後の展開までフレッチャーの意図通りなんだとしたら超・超傑作だな~と思うけど、どうもただのヤバい奴な気がしてきた

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.4

特に前半、ことばを介さず映像でわからせるのが上手すぎて軽く引いた
夏がちょっと好きになる、いい映画です

音楽だけはあんまり合ってなかった気がする(単体で聴くと綺麗だけど)

AWAKE(2019年製作の映画)

3.3

現実の電王戦の話を知っちゃってたのでだいたい想像通り 主演の2人が気合い入ってたのと、邦画あるあるの余計なパートがなかったのがよかった

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.2

作中作がどっちもいい話 感情表現がリアルなおかげで、二人のファンタジックな関係が引き立って見えました

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

お上品な踊り方だったら解釈違いだなーと思って観てたから、めちゃくちゃ狂っててサイコーだった 「僕の言葉で生き返らせる」みたいなどうしようもない言葉選びが好きだなあ

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.3

『ブラックホーク・ダウン』ほど凄惨な感じはなくてちょうどいいサスペンス 夜の食事シーン、これで満足か?と言わんばかりにお茶碗交換して毒見するのカッコよかった

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

スニーカー版半沢的な触れ込みだったけど、そんなことより台詞の応酬が楽しい 抜け作なフィル・ナイト社長もイイですね

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

敵の正体が小出しでわかっていくのが実に不気味だった 解説読んでそう繋がるのねーという感じ

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

あんだけ暴れて「俺はもうこっち側の人間でござい」って顔になってたのに、最後は赦されちゃうの~?と思ったけど ほぼ全編ノリノリで最高の映画 サントラ周回しちゃうぞ

汚れた血(1986年製作の映画)

3.7

一時停止したくなる綺麗な台詞、(フランス語がわからないのでいくらか損してそう)ドリーショットの疾走感 今の年齢で観るのはちょっと勿体なかった気もする。

プロコフィエフが流れる場面が印象的だった

ホテル・シュヴァリエ(2007年製作の映画)

-

こっちを先に観るべきだったみたい ナタリー・ポートマンの所作が全部美しくて目の焦点が合わなくなった。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.0

綺麗な配色やオー・シャンゼリゼのおかげで、インドの田舎がものすごくおしゃれに見える

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

入れ子が綺麗に収束する話、だいたい好き 緻密すぎる映画に雑なシーンが割り込んでくると脳がバグるね

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

全体として何を一番伝えたかったのか測りかねたけど、個々のエピソードはめちゃくちゃ面白かったからヨシ ローガンが泣いたシーンとか、「撮れちゃった」話とか。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃよかった…… どっちかというと振り回されるゲルダに感情移入して観てたけど、「これほどの愛に私は値しないわ」のところで胸がつぶれてしまった。最後のスカーフが風に舞うシーン、デンマークの静かな>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

終盤のオカルト展開以外は面白かった いかにも作りものっぽいと一周回ってこわい……笑いたいのにずっと顔が凍ってた気がする。

『ラストナイト・イン・ソーホー』や『マリグナント』はこれの影響なんだろうなあ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

周りの人と関わる中で、ちひろさんの像がだんだんはっきり結ばれていく流れが好みだった。でももっと詩情のある作品を期待してたかも。

最後は「お弁当屋さんって言うよね? 言うよね?? よかった~~」と思い
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

憎いけど相手が天才すぎてどうしたらいいかもわからない同僚たち、縮まらない距離にますます苦悩するチューリング、みたいな場面が多くてなかなかしんどかった。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.8

1作目の裏面みたいな続編が好き I've Been Waiting For Youのシーンは後光が差してた。正座して観ちゃった

アメリ(2001年製作の映画)

3.0

最初10分のナレーションや雰囲気が一番好きかもしれない。自分を曲げずとも幸せになれているのが良いですね

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

アツすぎ。曲が終わるたびに拍手したくなった。台詞に頼らないのが潔くてカッコイイ

アンコールの入り、さあ!ってところで終わったら一番よかったけど、まあやらないわけにはいかないか

バビロン(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

極めてお上品な味付けでnot for me……という感じで観てたけど、ラスト5分は痺れた まあアバターだのマトリックスだのが出てくるのは絶対おかしいんだけど、暴力的なオレ流ニュー・シネマ・パラダイスも>>続きを読む

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.2

想像していたものよりはちゃんとしたお話だった。曲はどれも良いけどLay All Your Love on MeとVoulez-Vousが特に好き

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.3

のどかな風景と美味しそうなごはんが映り続ける無謬の作品  梅干しの影がふわっとなるところ、時間が止まったな~

ちょっとズレた死生観も共感できるところ多し

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

時間が止まったように静かな、それでいて鮮烈な映像 ハンターに電話させるところ、ラ王の西島秀俊のCMみたいに無責任でおかしかったな。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スカッと終わって「いい映画でした~」じゃあ何の意味もないテーマだと思うけど、それにしてもしんどかった

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.9

シンプルだけど熱い

『モリコーネ』にも出てきたけど、ベビーカーのシーンは違和感ありまくりの優しいBGMのおかげで緊迫感100倍 天才の仕事です

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

2.4

肝心のごはんの見た目があんまり刺さらず…… 半分コメディと思って観るのが正解だったかも クイズ王のバーテンいいキャラしてる

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とてつもない臨場感、アイデアがすごい映画ランキング最上位候補だ シームレスにいろんな人(だいたい愚か)の視点を行き来するのおもしろい

煙草ポイ捨ては火事になると思ったけどなあ。

RRR(2022年製作の映画)

4.1

だいぶめちゃくちゃだった 善サイドとは思えないくらい手段選んでなくて笑っちゃった

そばかす(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そこまでせんでも、と思うくらいテーマが一貫していて潔い。あくまで前向きな「逃げ」を選んで、『風になれ』につながるラストがとても爽やかだった いい曲だな~
『宇宙戦争』と走り方観比べたい

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

好きだったのは「ルネ」「いとこ同士」一番笑ったのは「いとこ同士?」
20年後にまた観たい映画ランキング 暫定3位

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.6

お気に入りと世の流行りが一致しないとか(『アンタッチャブル』の採用経緯笑った)実験音楽との間で折り合いつけてきた話とか、ひいき目抜きに面白エピソードの宝庫だった。トルナトーレはちゃっかり自分も出るんか>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

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ポスターよくできてる 正直全部は飲み込めてないけど青白い映像が心に残った