むろまちさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.3

はっちゃけすぎだけど普通に面白かった。良質なバカミスの読後感に似たものがある

怪物(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

もっと芸術的な映画にもできたところに、うまーくエンタメのピースをはめ込んでいた感じ。子役2人がすごいのはもちろん、安藤サクラは最初から「実はヤバい人なんだろうな~」という雰囲気を出していてさすがだった

8 1/2(1963年製作の映画)

3.0

死ぬ前には観たくない映画だ ここまで現実と妄想の境をなくせるのは映像ならではですね

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

夢の中で一生を終える系キャラクターには否応なく惹かれてしまう
同じタイミングで読んでいた『やし酒飲み』とリンクするものがあった

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

-

チコ・ハミルトン・クインテットの静かに熱いセッションが特に好きだった 演奏はもちろん、観客の生の反応も気分を盛り上げてくれる。途中ウトウトしちゃったしまた夏に観よう

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

4.0

2023年でも色褪せない映像🌊アンビエントな音楽も心地よい

マイヨールが人情に絆されつつも、結局異星人サイドに残るのが納得だった 天才に人間性を求めたらいけないですわな

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.0

舞台設定の良さで多少ストーリーが好みじゃないのはノーカン 観てからずっとCalling Youが頭の中で流れている

花とアリス(2004年製作の映画)

-

ショートフィルム版を鑑賞、よくわからず。音楽に合わせて一瞬カクつく演出おもしろ

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.3

軟弱者にはキツいシーンが多めだった。"思い出"を映像にしてください、という課題があったらこれが模範解答だろう

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

-

淡々と進むけど、終盤にはカッコいいお爺さん・お婆さんたちのキャラが自然と頭に入ってくる
カーネギーのライブシーンは人間歴合計1000年分くらいのパワーを全身で浴びられて至福の時間でした🇨🇺

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

人生初・試写会 誇張あるにせよinsaneなエピソードだらけでさすがに面白い。実物の絵が使えないなか、演出でそれらしく見せていて執念を感じた

回想シーンに未来の人が現れちゃうの、こないだ観た『千年女
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

テーマはよくあるもので、それを唯一無二の色彩で表現しきった制作陣の想像力にこそ価値があるように思われた。悪徳インコがこっちの世界に来ると人畜無害な小鳥に変わる謎を解きたい

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.6

PCの小さい画面で観る作品ではなく…… 『The Other Side』のところ、グラスが高速でカウンターを滑る画なんかはたいへん気持ちよかった

熱いトタン屋根の猫(1958年製作の映画)

3.5

兄一家とおばあさんがウザすぎて発狂しかけたが、主人公夫妻の惚れ惚れするような名演のおかげで持ちこたえた

目黒シネマのキャッチコピー「碧い瞳の反逆児」が完璧!

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.0

逃げてるだけなのにカッコいい話って確かに革命的だ 『雨に濡れても』の自転車のシーンで★+0.5 邦題のセンス◎

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

4.1

ファンサ盛りすぎやりすぎ!と思いつつも、ついに1~3期がつながるような話が出てきて盛り上がらないわけにはいかなかった ドミネーターのサントラ好きだー

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

バットマン知識ゼロで鑑賞 最初の殺しまで & そこから2回目の殺しまでの溜めが転落を自然に見せている

パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

禁じ手みたいな展開に突き放されそうになるけど、映像の没入感がそれを上回り続けた 粉川刑事の夢が回収されていくところ気持ちよかったな、他の要素もパズルみたいに嵌まっいく筋ならもっと好みだった

千年女優(2001年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ミシュランのうどんを想像してたけど、おいしい変わり種ラーメンだった。こんなに時間も空間もめちゃくちゃですんなり理解できるものなのか 最後のシーンは蛇足じゃないと思うので★+0.5

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後のシーンは「こんなに落ちぶれて……」と安易に解釈しちゃったけど、どうも監督の意図は違うらしい

それくらいの指導はするよなぁと思ったからか、だいぶ同情的に観てしまった コンサート乱入とアコーディオ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

笑えないけど納得できる話と、笑えるけど意味わかんない話が交互に来て、最後(ヘルシンキ)でしんみり ちょっと上等な駄菓子みたいな中毒性

生きる(1952年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

人間が人間らしすぎて、ときどき見るのが辛くなるくらい 目にいっぱい涙を浮かべた志村喬の顔ときたら……

イギリス版と両方見て、やはり中盤であっさり主人公を死なせる構成の妙に唸らされる

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

5.0

揺れる船上の演奏シーン、今まで観た映画の中で一番かもしれないな(Magic Waltzってモリコーネの曲じゃなかったんだ) フィクション、みなかくあれかしと思わせる童話のような作品

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

こんなよくできた史実があるんだオブザイヤー

本物ペルシャ人はいつ出てくるんだろう~と思いながら観てたけど、かなり意外で面白い処理だった コッホ大尉の最後はちょっと可哀想だと思ってしまったな

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

太く短く終わりそうな人生を頑張って引き延ばす話、触れたことありそうでなかったから面白かった。ボヘミアン・ラプソディも観よう

クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち(2015年製作の映画)

1.8

「映画音楽」みたいなドキュメンタリーを期待して行ったら、実際の映画のカットがほとんどなくて肩透かしを食ってしまった

深緑野分『スタッフロール』も合わなかったしこのジャンルとは相性がよくないのかもしれ
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

1.3

『JUNK HEAD』から一切のセリフとエンタメ性を抜いた何か この想像力/創造力には驚嘆するほかないがさすがに苦行だった……。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.2

序盤こそ英語で喋ってるのが気になったけど途中からは超没入 硬派な歴史大作の中にちょっとした伏線回収もあり……記憶に残る1本

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

今回は銃がメインかーと思ってたら最後でちゃんと肉弾戦になってよかった。やりすぎだけど坂元裕二と「花束」のくだり好き

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

筋がわかりやすいウェス・アンダーソンみたいだった 会話といい展開といいシリアスとコメディのさじ加減が絶妙

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

-

めちゃカッコいいけど絶対無駄に殺しすぎ クレイグ作品くらいは全部観てからでもよかったかもしれない。

ハンス・ジマー👏

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.2

「みんな故人の想いを忘れちゃうけど、1人にだけはちゃんと残り続ける」というのが現実的な救いの形で、とても好みだった

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.6

好みど真ん中ではないけど(指を切らないでくれ!!)じっくり噛んでればおいしく感じてくるタイプ

お姉さんの「モーツァルトは18世紀だけど?」と大自然の映像がgreat

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

2.0

ほとんどの人が映画館/映画をいいように利用してるだけに見えた まあニュー・シネマ・パラダイス級を期待して行くのがまずかった……

花火のシーン(の映像)だけは抜群によかった

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

2.6

映像・音楽・衣装 ★★★★★
ストーリー ?????

もう一度観たいけど観たくない映画ランキング堂々の第1位に浮上です