脩太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

アジアの集落や田園風景にSFが融合した独特の世界観がめっちゃ良い。ミスマッチ感たまらん。予算に対する画面のリッチさが凄い。ところどころ日本語。そしてローグワン感。主人公がアメリカ側からニューアジア側に>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

辛いなー。家庭環境も、いじめも、誰にも話せないことも、全部自分じゃどうしようもなくて辛い。撮り方がめっちゃ美しい映画だった。主人公の成長で俳優が変わるのに、仕草や表情で同一人物に見えるのが凄い。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

美しい貴船の雪景色がとても綺麗で行きたくなる。主人公一向がタイムリープへすぐ順応し、冷静にお客さんに状況を説明しに行ったり、作戦会議したりするくだりが面白かった。初期位置とか、ターンとか笑 無かったこ>>続きを読む

アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.5

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1カット撮影凄い。エンドロールでカットがかかってから皆が抱き合うところで泣きそうになった。現実でも映画の役と同じように、この6人はこの1カット撮影に挑む仲間だったんだなーって。MOROHAの歌詞が状況>>続きを読む

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.5

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思わず唸る構成の上手さ。chapter1で田中ユカ、可愛いし良い子じゃんって思ってたのに、chapter2以降で全部ひっくり返された。話は100%他の男の受け売り、自分が何をしたいかも分かってない、本>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.0

普通…!あまりにも普通。ガイ・リッチーらしい捻りを感じない、凡庸なスパイ映画。胡散臭さ全開のヒュー・グラントを除き、魅力的と思えるキャラが居なかったのが残念。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

王道~!思ってた倍、ミュージカル。そしてティモシー・シャラメ、ヒュー・グラントともに魅力全開。ミュージカルシーン全部好きだけど、特に中盤の街のあちこちで踊る場面が凄く好きだった。美味しそうでカラフルな>>続きを読む

夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

4.0

面白かったー!Wonka予習!
この時代にこんな面白い映画作ってて凄い。セット頑張ってる。ティム・バートン版との違いを楽しみながら観れた。やっぱチャーリー良い子すぎ。

Wonkaはこの作品の前日譚だ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。ずっとギリギリの綱渡りでハラハラする展開の連続。シリアスなはずなのに岡田准一の演技でめちゃめちゃ笑える。最悪な状況で切羽詰まってる人間は傍から見るとこんなに面白いのか。このまま>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

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ケイトみたいに頭カチカチじゃダメ、というか、そういうことでは根本的な問題は解決できない段階まで来てるんだなと。ケイトの言い分も分かるが、マット&アレハンドロのように、大局を見据えた作戦に従うことや、利>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

やっぱりインディ歳取ったなー。この歳でこのアクションさせるのは酷だなとか思ってしまうが、馬に乗っての逃亡劇やカーチェイスのシーンは本シリーズらしさを感じることができてなんだかんだ面白かった。ヘレナが実>>続きを読む

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.0

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前作と全然違う。ゾンビ映画みたいになってた。あの謎だらけで閉塞感のある世界観が良かったんだけど、仕方ない。正直、最初の脱出するシーンがピーク。最終作への繋ぎって感じであまりストーリーが進まないので結構>>続きを読む

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

4.5

面白かったー!世界観たまらん。トーマスの勇気に拍手👏
3部作だけど、これから今作以上面白くなることあるのか。期待と不安半分ずつ。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

人間の醜さを生々しく描いた、誰も幸せにならない救いようの無いストーリーが最高だった。グロ描写も容赦無く、いちいち見せ方が悪趣味で素晴らしかった。水木が血液銀行の社員である設定や幽霊族の歴史を振り返る際>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.5

水墨画の魅力は十分伝わった。まじでカッコいい。筆だけであんな美しい絵が描けるのほんと凄い。その場で直接描くパフォーマンスは迫力満点。ストーリーはそんなに刺さらずあんまりノれなかった。辛い過去に縛られ一>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.5

まじでめちゃくちゃ面白かった。前作から明らかにパワーアップした理想的な続編。

パディントンが相変わらず可愛い。囚人服も可愛く着こなしてて思わず笑ってしまった。街でも刑務所でも愛されてほんと良い。忘れ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結構楽しかった。
まず、良かった所。3人の入れ替わりながらのアクションは画として非常に新鮮でとても楽しめた。最初の混乱しながら戦うところも、入れ替わりを使いこなす戦いもどっちも見応えあって面白かった。
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

クマが街に普通にいることへの皆の順応が凄いが、そういう世界ということで納得しておく。パディントンがずっと可愛いのと、コメディシーンが結構笑えて良い。ドールハウスのような演出や地理学者協会内のデザインが>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.5

そこそこ面白かったけど、演出やりすぎで最後まで慣れなかった。どこまでが現実でどこからが非現実?アニメ楽しみに待つ。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

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ゴジラが映るシーン全てに圧倒的恐怖と絶望感があってとても良かった。容赦なく街を蹂躙していく様と熱線の破壊力は圧巻。見応えバッチリ。それだけではなく人間ドラマもしっかりと描かれており、生きていることに後>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ま〜〜じでめちゃくちゃ良かった。2時間ずっと音楽のパワーに圧倒され、感情を揺さぶられ続けた最高の映画体験だった。鳥肌やばい。大の心からジャズを信じ直向きに努力する様で泣き、玉田が客に演奏褒められたとこ>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

4.0

名探偵ポアロシリーズ3作目。相変わらずの安定感で面白かった。過去作とは毛色が異なり結構ホラー。美しいベネチアの街並みも印象的で、行ってみたくなる。館のメンバー全員が怪しく無駄なキャラが居ないのが素晴ら>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画としては物足りなく、コメディ映画としても笑えない。どっちつかずの凡作。起伏の無い展開かつ寄り道が無駄に多いので結構退屈に感じた。主人公の辛い過去が明かされても命の危機に陥ってもびっくりするほ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あんなに輝いていたジャックとネリーが時代の流れに取り残され、沈んでいく様が悲しい。冒頭のゴージャスでド派手な画面が夢だったんじゃないかと思うほど。サイレント映画からトーキー映画に変わり映画制作の舞台裏>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アーネストがやってることは決して許されることではない。しかし、妻や子を心から愛していることや、叔父からの洗脳に屈する弱さを持ち合わせていることで、とても人間味あふれるキャラになっていた。悪人と一言で切>>続きを読む

(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

共感できない主人公だったな。お父さんとの溝でそういう風になるかね。もっと自分大事にせな。なんやかんや関係が良い方に進みそうで良かった。あと泣くな森。てめえは最悪だ。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

マッコールが街の人々の暖かさに触れ穏やかに過ごす日々をじっくり描くことで、それをぶち壊すマフィアへのヘイトがMAX。これは許せない。無双シーンは相変わらず非常に痛快。殺し方怖すぎて、ホラー映画の域に片>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.0

「はじまりのうた」、「シング・ストリート」の原型を観たって感じ。雰囲気は好きだけど物語に起伏が無さすぎて若干ダレた。音楽は素晴らしいしのと、ホームビデオ感のあるカメラワークが新鮮。

K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

3.5

登場人物の多さと複雑な世界観、前後する時系列で若干物語についていけてない感ある。しかし流石インド映画。とにかく強いロッキーが敵を倒しまくる爽快感と勢いでなんだかんだ楽しむことができた。圧倒的な権力を持>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

1作目の方が好きだった。テンポあんまり良くないのと、無双シーン不足。ストーリーもそこまでノれず。ラストの嵐の中での戦闘はなかなか面白かった。その場にあるものでやりくりして戦うのがホントに得意ね。

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

主人公が強すぎて安心して観れた。冷静沈着でスマートな戦いぶりはカッコよく、見応えあり。複数人を数秒で瞬殺していく様は非常に爽快。ホームセンターでの工具を使った戦いも意外性があり面白かった。クロエちゃん>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

周囲の人との繋がりの大切さを感じた。オットーのぶっきらぼうな優しさが巡り巡って自分を救うことになるのがとても素敵で良かった。近隣住民がみんな良い人たちで、特に向かいの奥さんが気さくで素敵。オットーが一>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

前作を遥かに凌ぐ多彩なアニメーション表現と、圧倒的な画面の情報量の高さにとにかく圧倒され続けた。特にマイルスがミゲル率いる大量のスパイディに追われるくだりはまじで画面に釘付けになった。登場人物が多くカ>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

夢中になって映画撮ってるとこほんと楽しそうで良い。そりゃ、家族の危機でもカメラ回したくなるよね、もう映画作りに取り憑かれてるんだから。夢に生きることの美しさと危うさ、どちらもしっかり描く。

ラストめ
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

ふとした時に自分のことを思い出して笑ってくれたり、会ったことを得したなんて言ってくれたりしたら、嬉しいし誇らしい。そんな世之介みたいな生き方は本当に素晴らしいと思う。自分もそうありたい。

ほっこりす
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