薄さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.5

終始ずっと楽しくてラストもこれからもこの楽しさがさらに続きますという寂しくならないストーリー、荒んだ社会人の心を癒やしてくれる。入学前から一生分のバカ騒ぎしとる。もちろんこんな派手じゃなかったけど、大>>続きを読む

ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

4.0

かなり好き。とっ散らかり感となんか惜しい感はわかるけど結構面白いと思う。謎が多いので見入れる。色鮮やかな感じとか、たまにおっ、となるような撮り方があったりして画面が好み。優しい嘘が好きなので終盤はたま>>続きを読む

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.0

添えられた若者たちを見たくて観たら、ひたすら強おじたちがいちゃいちゃしていていいですね。毎度のことなんだろうけど、なんなん?みたいなキャストでこわい。ストーリーはあんま覚えてないです。まあストーリーな>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.5

ロマコメは疲れに効く。サンドラブロックとテイタムの世間イメージをそのまま取り入れて良い方面にもっていった感じ。シートマスクを背中にはりつけてあげるところが好き。なにも考えずに見られる。オタク的には自分>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

感謝……………という感じです……………。めちゃよかった…ありがとうトムクルーズ…映画って本当に最高…ありがとう楽しい130分を……これぞエンタメ…こういうのがいいんだよ…こういうのを見たかったんだよ…>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

は〜〜〜かっこいい。最高!きたないどうしようもないクズみたいなシーンばっかりなのにこのお洒落さはいったい…この憎めなさはいったい…この心地よい疾走感はいったい…それこそ薬物みたいに中毒になるタイプの映>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.5

最後のシーンとエリックの戦闘描写で満足したので結果OKです。ストーリーは特に記憶に残らなかった。相変わらずX-MENは命が軽くていつもそこが納得いかないけど今回もそれ。まあでもファーストジェネレーショ>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

3.5

きつい(いい意味で)
マットデイモンが迫真すぎてあまりの共感性羞恥に視聴がなかなか進まず。目眩がしそうなほどキラッッッッッッッキラのジュードロウに目を奪われ視聴がなかなか進まず。衣装も調度も素敵でした
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モービウス(2022年製作の映画)

2.5

いろいろ雑。もっとなんとかならんかったんか…という場面が多い。マルチバースもノルマ感。104分と最近の映画のなかでは短いほうなのに体感長く感じるのが悲しい。役者はいいんだけどな。マッスミめちゃくちゃよ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

めっちゃ恋とか愛とかだった…ベタ惚れじゃん…。ファンタスティックなビーストたちに続いてお兄ちゃんも癒し枠になっていて笑いました。前回どうすんのこれ…という状態からよくもまあここまでハッピー寄りに持って>>続きを読む

天才画家ダリ 愛と激情の青春(2008年製作の映画)

3.5

青くきらめく雫が幻想的で、夜の海のシーンがとてもロマンチックでした。カダケスでのふたりはずっと見てられる。それ以降は痛々しくて悲しい。女を介してセックスすな。主人公はロルカで、エモーショナルな伝記映画>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

好きです。暗くてじめっとした世界観が最高。さすがド腐れシティことゴッサム。治安が悪すぎる。暗い画面でできるかっこいい登場全種類やったな…?ジョーカーに続き画面いっぱいのタイトルバックも良いですね。
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

面白かった。長めのアバンからのタイトルバックが最高に不穏でいいですね。途中途切れ途切れになったりする演出がホラーっぽくて面白かったです。ちゃんと全員見せてくれてよかった。ツンデレ月曜日お兄さんが好きで>>続きを読む

キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.5

デハーンほどサナトリウムの似合う人はいませんね。
淡くつめたい色合い画のなかで、次々と明らかになっていく異様な光景に引き込まれます。鏡面のような水やゴシックな療養所など、不気味なほど整った雰囲気が素敵
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ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

2.5

エンドクレジット前の実際の写真を見て、細かいところまでものすごく忠実に再現されているのが分かりました。再現性という意味では背景の画が素晴らしい。それだけにいやデハーンはさすがにイメージとかけ離れている>>続きを読む

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

サイコパスがガチ恋で隙だらけになるのかわいいね(かわいくない)。しかも妻はストックホルム。あんたみたいな女が問題なのよ!ほんまそれ。タイトルバックまではありがちな恋愛映画の冒頭なのがいいですね。ジャン>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

人間はどこまでも愚か。最悪の過程で終わりに近づいていくのを見届ける作品。人ごととは思えませんね。私利私欲のために重要な事実から目を背け続ける→回避できたかもしれない災害が現実になる→気づいた時には遅い>>続きを読む

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.5

素敵な音楽と優しい人たちばかりの心地良い作品でした。ダイアナ…綺麗な部分が主に描かれていましたが、実際にはそれだけではないはずなので、彼女の献身を思うとなんともいえないような気持ちになります。

唐人街探偵 NEW YORK MISSION(2018年製作の映画)

3.5

東京missionを観たので初登場の野田を確認したくなり鑑賞。こっちのほうが明るくて見やすい感じがします。にしても体感長い。ミステリ調だけどトリックとか特にないのでドタバタと細かいギャグを楽しむ映画っ>>続きを読む

唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

3.5

死刑を求刑します!じゃないんだよ!
まさかバカ映画で熱演する長澤まさみを観られるとは思わんやん?
わりとちゃんとした東京ロケのイマジナリー日本でした。日本文化詰め込みすぎてめちゃくちゃになってて笑う。
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初作に完璧な回収ものをやって2作目にこういったエモーショナルなタイトルをもってくるの、作品選びが上手い。
前半、ガラス張りの客船や洗練された小物などの豪奢さ、何度もある衣装替え、エジプトのダイナミック
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

3.0

ダミアンが建築家という設定だからか変わった建物がいくつか出てきて印象的でした。あんな金ピカハウスに住んでるおじさん、絶対倫理観終わってるやろ…と思ってたんですが驚きの善良さ。意外とすっきりしたラストで>>続きを読む

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良い映画だ…某NHKのみなさんお元気ですか…良い映画ですよ…。英国らしい会話がひっきりなしに飛び交うのが心地いい、ライトタッチですが泣かせる作品でした。終盤の裁判シーンに良さが詰まってる。実際にはドク>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

なんという捨て身のシスターフッド。ポップでキュートな色合いのなかで進んでいくヒリヒリしたストーリーが面白かったです。好き放題しておいて、あの頃は子供だったとかなんとか言ってまっとうな大人ぶるなんて許せ>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

徹底した画づくり。芸術ですね。雑誌をじっくりと読み込んでいくような作品。ジュークボックスを挟んだ学生ふたりのシーンが一番好き。ミニシアターで世界観に浸って観るのが最高だと思います。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.0

画が本当に美しい。どの場面を切り取っても西洋絵画のようになりそう。むしろ淡い色合いの穏やかな画のなかで淡々と語られるからこそ彼女らの運命の儚さが強調されていたように思います。時間の経過による感情の動き>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

ゴキゲンでよかったです。ネコチャンがかわいい映画は名作。思ったよりかわいらしい感じのバディムービーでした。そして思ったより緊迫感もあり。アドベンチャーものにありがちなダラダラバトルもなくサクサク進んで>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.0

個人的に村上春樹の作品における登場人物との相性が悪いのですが、これだけ評価されている映画だし今回ばかりは…と思って観てみたけど結局覆されることはなかったという感じです。どこが魅力なのかわからない人をド>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

まさか映画館で観られるとは思わなかった。ありがとう午前十時の映画祭。名作はいつ観ても名作ですね。最初に観たのは子供のときだったから線路を歩く4人の気持ちで不安だったり焦ったりしながら観た記憶があります>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.0

こういうのでいいんだよ…。かっこいい女エージェントが観たい!と思って観に行ったら強い女も弱い女もいてとてもよかったです。まさかセバスタが冷蔵庫の女ポジションを…!?と思ってたらそんなことはなかった。ち>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.0

最近というか近年こういうの多いな。今ってもしかしてエンタメの折り返し地点?というか16年のゴーストバスターズってなかったことになってる?とかいろいろ面倒なことを考えつつ見ました。可もなく不可もなく。サ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

後半映画観てるのか泣いてるのかわからなくなるくらい泣けました。どのシーンを思い出そうとしても泣ける。憎まれ口だけど最初からずっと妹思いのレオがとても良い。胸がいっぱいになる作品でした。エミリアジョーン>>続きを読む

私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

4.0

まさかのアップデート済作品だった。めちゃくちゃ楽しかったです。中盤〜後半にかけては前半のオタク共感性羞恥シーンを忘れるくらい面白かった。こういう系統の映画ってだいたい笑いどころのシーンが寒いイメージあ>>続きを読む

ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.0

ピリピリしたお仕事風景好き。アナウィンターは憧れですね。あそこまで妥協せずに自分を貫いて仕事できるのは本当に羨ましい。厳しいけどとてもナイーブな人なんだろうなと思う。グレイスコディントンとの対比も美し>>続きを読む

レジェンダリー(2017年製作の映画)

2.0

暗い重いグロい(三重苦)。宗教ものってグロ多い気がするけどこんなやる必要ある?と思いました。天使みたいなトムホ以外はだいたい苦痛。言いたいことはわかるけどさあ…という感じです。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

素敵なラストだ…面白かった。発想の勝利ですね。自分の私生活NPCすぎるからうっかり作中のNPCたちに共感して涙ぐんじゃった。ところどころディズニーの買収の歴史を見せつけられるシーンがあった気がするけど>>続きを読む