masiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

同級生マイナス(2020年製作の映画)

3.9

オジサン 4人(+1)が浮遊する映画。
とでも言えば良いのか、なんとも不思議な雰囲気な映画。人生の折り返し地点に差し掛かったそれぞれをファインダー越しに観察していく様な。

リアルなエピソードの中に時
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

2.9

ちょっと何言ってるかわからない
けして難解なわけじゃない
時間を返せとは言わない…が

アテナ(2022年製作の映画)

3.8

シームレスな長回しのカットが、観るものを緊迫した世界に引き摺り込んでいく。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

面白いんだけど、いつスゲー面白くなるんかな…と開始からしばらくして感じ始めた。キャラ紹介で終わるんじゃ無いか(スーサイドスクワッドパターン)…と。

さて、世の中にはブラックレインとかキルビルとか、不
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遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

3.6

どうせアレだろぉ…アレなんだろぉ…
と舐めてたら、面白かった。

訓練からフェイクドキュメント、やがて警察の威信と青年の信念との戦いへと昇華していく小気味良い展開は引き込まれる。
アッサリとしたラスト
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.0

ファック!とにかくたのしい!

SW、ガンダム、エイリアン、スタートレック、アシモフ、ドラえもん、アーサーCクラーク…
色々すげー詰まってる

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.9

因果と輪廻。

異なる時代の6つのストーリーがモンタージュされていく。人間の意志や愛がレガシーを生む。それが時を超え伝播していく事によって、長大な時間と無数の人々の魂が交わり希望が紡がれていく。

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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

設定すき。
救済の為に従わない下層の連中を撲殺していく様はまさに革命の狂気だ。社会構造や宗教への暗喩は正直どうとでもとれる様な作り…この時点で作り手は成功しているんじゃないか。

伏線云々はおいといて
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.5

「アニメシリーズ版を見ての感想」

時代的にはep2とep3を埋める物語だけど、他のepにまたがるキャラクターや事の発端が見えてくる。今まで見過ごしていたが楽しい。

しかし、ジェダイはドジっ子の集団
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.4

トムクルーズついでに見直す。
「TOP GUNを観た人にオススメ!」
と出てきたけども…。
新作の前に観なくてもよかった。

トム作品ではレインマンと双璧だと思います。

トップガン(1986年製作の映画)

3.4

ニヤニヤせざるを得ない
新作見る前にお腹いっぱい。。

カリートの道(1993年製作の映画)

4.3

もう何回見たかわからない。
全シーン、神が宿ってる。
いや、仏になっちまうのだが。

時々、私の中にカリートが降りてくる。

ビリヤード場でフラッシュバックする。
自分家の玄関をちょっと開けて覗いてみ
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.8

ホロドモール
ソビエト連邦時代にウクライナで起きた人工的な大飢饉。富農の粛清、農地の国有化、穀物強制徴発、強制移住などで300万人以上が餓死した。
元外交官ジャーナリストの視点で、閉ざされた共産国家の
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

韻をふむ様に連鎖していく展開が面白い。
役者もみな素晴らしい。

パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.0

元気がでるクソ映画である。
つかれた時はこういうのがいい。

上質な緊迫感や画的センス、リアリティ全てを剥ぎ取ったハンドメイズ・テイルと言った感じか…

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.2

ディズニーチャンネルに加入して以来、日増しにフォースの乱れを感じている。

ローグ・ワンはヤヴィンの戦い(ep4)の直前、銀河の帝国支配を決定付ける鬼畜兵器デス・スターの完成が目前に迫る中、欠陥が記さ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

フットルース的な学園ドラマ感がたまらなくいい。

ちとブルーススプリングスティーンへの狂愛がうざいなと思いつつも、それも含めて楽しくなる感じ。

…いや、ちとウザいなと思ってしまったな。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.3

國村隼人の怪演、韓国映画の質の高い雰囲気だけで観る価値はあるが…

もりもりの謎をぶん投げたまま放置していくマルホランドドライブ的な当て逃げ映画とも言える。

「疑惑」「混沌」がテーマらしいが、疑わし
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ヒットマン:インポッシブル(2016年製作の映画)

3.8

このカバーデザイン、タイポグラフィのクソダサさはなんなんだ。とまず言いたい。映画観ないで作っただろ。

いや、映画は全くもって面白い。
とにかくこのデザインに騙されず見てほしいです。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7

記憶をさかのぼって行く物語。

きっと大人になれない私のために作ってくれたんだと思ってます。みているこちらが小っ恥ずかしいやらもどかしいやら。胸が痛くなるような赤裸々な映画でした。

森山未來と伊藤沙
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.8

たんなる成り上がりムービーではなく
インドの複雑極まる社会構造が浮き彫りになる。しかも皮肉たっぷりに。劇中スラムドックミリオネアをディスるが、日本人の想像を超えた混沌と理不尽の前には、なるほどと思う。
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.0

いまみても色褪せない
いまだからこそなのか

この映画が作られて20年以上たち、科学もテクノロジーも進化したが、やはり自分たちを支配する法則を理解する為に、それぞれの神が存在する。
インターステラーも
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

1.0

期待した分辛かった…
原作の絶妙な雰囲気をベタベタな演技と演出で台無しにしてる。せっかくの俳優陣なのに見てられない。(イケメンキャスティングもどうかと思う)

べったべた…しかし
ベタでもない奇妙な音
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.4

細かいことはどうでもいいじゃないか。
ジョンが楽しければそれでいいのさ。

ベトナムで、アメリカの片田舎で、アフガンで、ミャンマーで…

最後は故郷アリゾナの牧場。
やっとホームで戦えるぞ…。

It
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.4

だまされるな。
くっそ面白いぞ…
地球規模の茶番。
終末、いや年末にこそふさわしい。
We Love F〇〇kin USA!

その夜の侍(2012年製作の映画)

2.0

役者の画力と演技力があるので最後までみたが、何を描きたいのかわからなかった。

登場人物、みんなリアルっぽいのだけれど、それぞれ人生を生きている感じがしない。全員異常者だと感じてしまった。義理の弟がな
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.7

ずっと張り詰めてる。
千葉のどこかだろうか、
行き詰まった空気がずっと流れてる。
心がヒリヒリするうぅ…

俳優陣も素晴らしい毎熊さん特に。
次作も楽しみです。

クイーン&スリム(2019年製作の映画)

3.8

描かれる理不尽な事象とは裏腹に、描いているそのタッチは実に小粋で小気味良い。2人はアレよアレよと転がりながら愛を知る。

不思議なエクソダスムービー。