雑感さんの映画レビュー・感想・評価

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大きな家(2024年製作の映画)

4.5

素晴らしかったです。
作品を通して出演していたすべての方々の人生に触れることができたことを幸せに思います。
異なる年齢の子供たちそれぞれが本当に自分のことや将来のこと、今のことに向き合っていて、22歳
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.7

夏の休暇の美しい恋の話かと思っていたけど全然違っていた
恋愛ってほんとにそれぞれの価値観があると思うし、大人だろうが子供だろうが間違いながらその人なりの答えを見つけていくような気がする。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

タヒさんの原作が好きで観てみた
詩集を映画にするってどういう事だろうと思ったけど、思った感じとは違っていたな
僕は東京に住んでいないけれど、東京に行った時に感じる街の嫌な部分とか、生きづらさみたいなの
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

「友達は自分で選べる家族」
だからこそ今まで出会えた大切な友達って大事にしないとだし、奇跡に近いなと思った
タイラーとザックの関係性がどんどん変化していって、本当に強い絆が構築されていくのが素敵だった
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

4.1

「人は出会うために生きているらしい」
大事にして行こうと思った。辛い別れがあっても生きていれば、何かに出会うし変わっていくものもあると思う。
やっぱり食は人と人を繋ぐものだと思うし、それを写真として残
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うまれる(2021年製作の映画)

-

思った以上に重くて辛くなってしまった、
とても30分とは思えない内容の濃さと重さがありました。
人間の悪い部分とか嫌な部分を強調して表現しているように感じました。やってはいけないことはもちろんあるけれ
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

3.6

何気ない日常とか会話とか自分が高校生の頃を思い出したなー、、
岡山天音くんのにやけた顔とか良かった、わかるーーって感じ!
内容が濃いわけではないけどゆるく観れてほっこり出来たので良かったです

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.2

沁みた。
ほんとに人生って感じがした。
最後は相手のことを想うが故の選択で切なかった。なんでもそう上手くはいかないよなと、、あとは言葉じゃなくて表情とか仕草で伝わることもたくさんあると感じた。
総じて
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僕たちは変わらない朝を迎える(2021年製作の映画)

3.9

髙橋雄祐くんどこかで見たことがあると思ったらstill darkだった。これから注目してみようと思う。

自分自身と重なる部分があってすごく泣いた。伝えきれないまま終わってしまったこととか沢山あるなー
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めがね(2007年製作の映画)

4.0

綺麗な海、穏やかな時の流れ、味のある登場人物たち、こういう作品は無条件で好きだなー!って最近気づいた。穏やかな気持ちになれるので精神衛生上とても良い。
最近黄昏れてないなと思ったし、旅行行って昼からお
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BOY A(2007年製作の映画)

3.7

現実ってそうだよなーと。過去を完全に切り離して生きていくことは出来ないし、犯した過ちを背負って生きるしかないと思う。
過去は過去、今は今なんて話は都合が良すぎる、反省しようが変わろうとしようが同じ人間
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この日々が凪いだら(2021年製作の映画)

3.9

夕凪が主題歌なのは知ってたけど、モエカさんが出てるのは知らなかった。羊文学大好きなので嬉しかった。
変わってしまうことも、何も変わらないこともどちらもこわい。自分の10年後20年後なんてどうなってしま
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海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

3.6

劇的に何かあるとかじゃないけど、観終わった後優しい気持ちになれた気がする。
偶然の出会いとか、たまたま見た風景とかが忘れられなかったりするなと思う。そして悩みの答えも突然、思いもよらぬ所からもたらされ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

久しぶりに観た。
会話のテンポとか3人の空気感とかがすごく好き。特にもたいまさこさんが好きです。日常だけど自分にとっては非日常のゆっくりとした時の流れを感じられていいなーと思う。
かもめ食堂を観てから
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セッション(2014年製作の映画)

3.9

中学3年か高校1年の時ぶりに観た。
フレッチャーもニーマンも夢や希望に対して直向きに情熱を持っているけど、どっちも人としてとてもイカれてると思う。ただ真っ直ぐな人だったら良さが出ないのかなとも。
終始
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.3

2024年100本目。
死に関わる重たいテーマだけど、愛やお互いを想う気持ちで溢れていてよかった。だからこそ苦しくて辛い。人の幸せが自分の幸せとも限らないし、その逆もまた然りだと思う。
好きな人に自ら
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.3

それぞれを思いやる優しくて大きな、湯を沸かすほどの熱い愛で溢れていた。
「少しの余命のために生きる意味を見失うのは嫌だ」というセリフがすごく頭に残っている。自分であったらきっとそうは思えない。
登場人
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

登場人物みんなキャラがちゃんと立っていてよかった。普通に生きていれば交わることがないであろう人たちが、熱意を持って同じ作品を作るのっていいなと思う。
どういう展開に行くのかなと思ったけど、僕はラストの
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メメント(2000年製作の映画)

4.1

すごい。
初めて観ましたがとても自分が生まれる前の作品とは思えませんでした。
まだ理解しきれてないところが沢山あるので改めて見直したらさらにすごさがわかる気がします。
人間は良くも悪くも忘れていく生き
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

2分間って短いようで、出来ることって意外とたくさんあるのかもなと感じました。
だから1日24時間が短いなんて言ってられない!戻ることのない時間を歩んでいるからこそ、リピートしているような変わり映えしな
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.3

普通って何、当たり前って何。
おかしいことをおかしいと言えない、そんな世の中は間違っているのかもしれないけど、生きていく上で必要なことでもあるように思う。
近い将来の話、そう今から離れた物語ではないの
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SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.2


失ったもの、取り戻すことが出来ないものの跡を辿るというのはリスクがあることだと思います。その中で物語を通して悲しみだけではなく、優しさも温もりも両立して存在していたのがよかったです。終わり方もよかっ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.5

とても辛くて苦しいけどとても良かった。
いじめの問題は本当に根が深くて難しい問題だと思う。何かあってから変わる世の中ではなく、その前に変えていく世の中であって欲しいし、自分もそうありたい。
終始2人の
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そばかす(2022年製作の映画)

3.9

恋愛に限らず、こうするべきやこうあるべきという価値観の押し付けはすごく嫌になる時がある。どう生きようが自由なはずなのにね。
理解してくれる人、ちゃんと話を聞いてくれる人の存在ってとても大事だなって思う
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.9

人を分かるってどういうことですか?
ハッとさせられた。僕には多分まだこの答えを出すことは出来ない。
きっと自分の家族ですら、僕の全てを分かっているかと言われたらそうではないし、話すことは出来ていないと
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アメリ(2001年製作の映画)

3.7

映像の質感とか風景とかお洒落で好きだなーって思いました。
なんだか分からないけど、自分が夢の中にいるような不思議な感覚で見ていました。
穏やかな何もない1日にまた見たくなると思います。

生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

3.6

好きな人を想う気持ちは大切だと思うけど、それが「何かしてあげる」という感覚になったら終わりだと思う。自分のエゴや優越感を満たすためだったらそれは相手を大切にしてるとは言えない気がする。
自分自身にちょ
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

誰かを信じ裏切られること、信じてあげられなかったこと、「信じる」ことの難しさ•重さについて考えさせられました。
どちらもとても大きな痛みを伴うことだと思います。どれだけ親しい友人や家族でも本当に全てを
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.9

原作未読で鑑賞。コメディチックでおもしろ可笑しく展開されていくと思ったら、予想外の方向に進んでいった。本屋を襲撃することはきっとないけれど、人との出会いとかって思わぬ道に自分の人生を動かしていくかもし>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

重い映画だとは思っていたが、とても気持ち悪く陰鬱だった。それとともに予告からは考え難い展開に物語は進み、すごい作品だと感じた。個人的にかなり観るのに体力を使ったため、しばらく観ることはなさそう。
死に
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.7

日常にカメラを置いていたような、はたまたドキュメンタリーのように見えたり、視覚的な効果がうまく使われていたように感じます。確かに少し長く感じたのは事実ですが、河合優美さんの表情や挙動にずっと目を奪われ>>続きを読む