Melkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

ある男の、温かさに溢れた不思議な7日間。

こういう、何のドラマもない映画って個人的にめっちゃ苦手なんだけど、これは穏やかな気持ちで見れた。見るっていうか「見守る」っていう表現の方が合ってるか。淡々と
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

憎しみに居場所なし。

日本に住んでると、こういった人種差別は関してはどうしても縁遠いと感じてしまう。
たまに話題に上がる韓国・中国・朝鮮の方々とは、ほぼ見た目が変わらないからだ。でも、これだけ見た目
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

「やさしさの半分は勇気でできている」
今までで一番納得・感心したキャッチフレーズ。見る前、「バファリンかよ」とか思ってた自分を殴りたい。ポスター作った人、ちゃんと映画見てくれたのね、良い仕事してる!
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.7

誰も成し遂げたことのないことに挑戦する。無謀と言われることへ挑戦する覚悟。

わたしが嫌いな展開に何度もなりそうでヒヤヒヤしながら、恋愛ではなく友情として潔く清々しい関係を築いた2人が好きだなあ。
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素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

3.3

ああ〜ドキドキさせるなもう。

優しい奥手じいさんと
可憐なパワフルばあさん
のロマンチックラブストーリー。

でもおばあさんを喜ばすためとはいえ、騙すのはいただけないなあ
あと大事なところで大事なこ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.4

独特の雰囲気と取り憑かれたような役者の演技。
10代だった伊藤歩を始め、この作品の中で大根演技で「浮いてる」役者はいない気がする。それほど、皆この世界観にどっぷり浸かっている。まるでイェンタウンが本当
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.8

なげえ!!戦闘シーンも全体の尺も!
でも、個人的に胸熱なシーンの連続で、もうありがとうございますごちそうさまです状態。ああ筋肉ありがとう。

たしかにカーチェイス(いやチェイスというか爆破と破壊)シー
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.7

懐かしの名作を初見 Part 3。
まさにthe Little Star Wars!

独裁者とレジスタンスの戦いに、ドラえもんたちが巻き込まれていく。

35年前の作品だが、なかなかのスケール!
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.4

懐かしの名作を初見Part 2。
スケールのでかい家出からの、8割5分ぐらいのらりくらり進み、最後の15分でギュッとまとめにかかる。

のび太やっぱりやればできる子!

わたしたちの先祖はこうだったの
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ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

3.5

懐かしの名作を初見。
便利を追い求めた人間に起きた悲劇。

森山周一郎の激渋な
「いーとーまきまき」コミカルボイス…
笑いすぎて死ぬかと思った。

ドラえもんとはぐれて自分の力で問題解決にあたるのび太
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.9

良い話だよ…愛されない子なんて、いないよ。。みんな、幸せになってね。。

おフランスの映画はクレイアニメも例に漏れず刺激的。
飲んだくれの親が子供の過失で死に
施設でのイビリからの友情
9歳の子が10
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血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

3.1

ストップモーションなのに、重たーい話。
わたしはこの話を、「愛玩からの解放」と捉えた。
白ネズミ貴族からの依頼で作られた少女の人形
その人形を作ったところ、愛着が湧いて手放せなくなった茶ネズミ
この少
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人形舞踊の夢(2017年製作の映画)

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う〜ん、よくわからない…
人形が踊ってる後ろで流れてる「アレ〜アレ〜アレ〜」て声だけ印象に残った。
マイルドなシュバンクマイエルて感じ?

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.5

「惚れた方が負け」
まさに人魚姫。悲しい結末だが、わたしがずっと見たかった、もう一つの結末も用意されていた。

ずっと気になっててやっと鑑賞。
「人魚姫」は、幼い頃から好きな題材。

なんか、夢を見て
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.9

人生は闘い。闘うのはいつでも自分で、本当の意味での助けには、誰もなれない。
どん底から這い上がるには、己で何とかするしかない。

ずっと見たかったけど、なんか内容が重そうだな、と思って敬遠してて、アマ
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アース(2007年製作の映画)

3.7

人間の入る隙のない、動物たちのドラマ。

昼寝時に、美しい映像を見ながら寝落ちたくて見始めたら、引き込まれてしまった…
BBCが5年かけて作ったドラマ。
主演は、地球。助演は、生きとし生ける動物たち。
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

3.4

過去鑑賞。
本気でぶつかる先生と生徒。
フランス映画だから、スピードがゆっくりで、ちょっともったいなくもあり、
でも無法地帯でダメすぎる生徒たちが少しずつ少しずつ、変わっていく姿は感動する。
自分たち
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ラストベガス(2013年製作の映画)

3.7

なかなか良作。おじいちゃん「4人組」のハチャメチャなバチェラーウィークエンド。

ずっと見たかったけど、やっと!
ゆったりほっこり見れた。おじいちゃん4人の騒がしい週末を、微笑ましく見ることができるけ
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.0

んー、、
冗談でしょ?っていう場面がずーーっと続く、変な映画。
これは、ドラマでいいわ、、映画にしちゃダメだ…

なんかちょっと肩に力の入った、若かりしピチピチの伊勢谷友介。上腕二頭筋がナイス。
ヘロ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.6

熱血スポ根ムービーだな!

公開当時に話題になりすぎて逆に見なかった。アマプラで見放題だったから鑑賞。
前情報ナシにみたけど、ワンカット37分長回しからの、再度始まるの意味は、きっとそうゆう仕掛けなん
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最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

3.5

色々あるけど、それでも、人生は続いていく。原題が示すように、ほんと色々あるけど、まだ見えてないこと、気づいてないことが自分の人生にはたくさんある。

ダイアンキートンは自分の中ですっかりおばあちゃん役
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.6

ほろ苦い、少女の成長。

田舎の森の中で、淡々と、ゆっくりと、少女が自分を見つめ直し、「生」と「死」、真理に向かい合う。
どんなことがあっても、孫を否定したり怒ったりしないおばあちゃんが素敵。
サチパ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

偏屈頑固じいさんの終活ストーリー。

でもそう簡単に終活できない。
耳にうるさい他人のノイズ…
優しく美しく力強かった妻の声が聞こえなくなってしまう、その気持ちも、分からなくはない。
首を吊ろうとして
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サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

3.6

ため息の出る冬のフィンランド。
悲しく切なく、そして温かい、少年と人々の物語。

冒頭から辛さMAX。吹雪の日に、高熱の妹(赤ちゃん)を医者へ診せに行った両親が妹共々氷の張った湖に落ちて亡くなる。
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

う〜ん、なかなかに長い!けどその長さを感じさせない、さすがの見応え。

思ってたよりも内容が重く、特に主人公がどうして詐欺の沼にズブズブ入っていくようになったのか…てところが、もうなんか痛々しくて…。
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

3.6

いいなあ。凸凹じいさん2人のバディトレイル。山歩きしたことないけど、遠出したくなった〜!大自然の中を雄大に、歩きたい…。。

ずっと見たかったんだ〜
こんなに話の起伏のない内容でも、楽しんで見れる年齢
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エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

3.2

ディズニーランドのアトラクションみたいな映画。
特に危機的状況に陥るわけでもなく、のーーんびり進む。

美少年で、まだ全然擦れてないピュアピュアなイーサンホークと、
粗暴でガキ大将なイメージを覆す、イ
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.1

ラスト15分で、涙腺が崩壊した…

たしかにこれは、あらすじを深く知らないほうが絶対楽しめる。
だからあえて詳細は書かない。
死にたい青年と、自らの願望を叶えるため、青年を死なせたくないゴーストたち4
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アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.0

テレビドラマかのような作り。
文字通りエイリアンの「団地襲撃」。

気になってたタイトルがアマプラで見放題だったから見てみたけど、これわざわざ映画にしなくても良かった気もする…
スピーディにポンポン進
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ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.2

直前見たものとの振り幅がすごくて…
めっちゃチープなヴァンパイア映画。
というか、ヴァンパイア要素が終盤まで出てこないし、黒幕も、「あーやっぱりそうよね」ぐらいわかりやすい。笑

色んなヴァンパイア映
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ステラ(1990年製作の映画)

4.0

涙が止まらない…
こんなに泣いたのは久しぶりだな…
なんでだよ。。なんでそうなるんだよ。。
でも、それで良かったのかなあ。。
あーわからない。
生き方が不器用すぎるよ。。
ああ切ない。。母は強いなあ。
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

2.9

過去鑑賞。
世界観とビジュアル、衣装とすんごい好みなのに、何だろう、中だるみが…
黒幕が最初から何となく分かるし、後半の戦い方がなんだかまどろっこしいし、助けてもらったときのカタルシスも抑えめ…という
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ムーミン谷とウィンターワンダーランド(2017年製作の映画)

3.3

過去鑑賞。劇場で。
大好きなムーミンのパペット映画、前半は面白いんだけど、暗くなってからが中だるみがすごくて、眠くなってしまった…

パペット達は絶妙にカクカクしてて可愛かった。

3人のエンジェル(1995年製作の映画)

3.6

過去鑑賞。
プリシラのアメリカ版だったかな、随分前に、海外滞在中にオリジナル音声に英語字幕で見たかな…?
最初は3人の女装姿がものすごいインパクトで違和感なんだけど、旅が進むにつれ、段々と色気出て魅力
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.3

過去鑑賞その2。
大好きなロック様がスコーピオンキング役で出てるんだけど、最後の最後にしか出ないからなあ…

まあでも見どころはやっぱりレイチェルワイズだと思う。
もうレイチェルワイズの高貴な美しさを
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.1

過去鑑賞。
話は面白いんだけどね〜、
絶妙にグロいからちょっと苦手…
ブレンダンフレーザーの抜けた面白さが画面狭しと大暴れ!
そしてレイチェルワイズがめちゃめちゃ美しい。