nickyさんの映画レビュー・感想・評価

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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.0

シャーロック・ホームズの妹エノーラを主人公にした軽快ミステリー。1よりも面白くなっていて最高だった。
ロンドンへ冒険に出たエノーラは、家へ戻ることなく経済的にも自立しようと探偵事務所を立ち上げるが、仕
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ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.2

観たことなかった有名ミュージカル!
キラッキラしてて眩しかったけども、ハッピーな気分になった。
よくよく考えると私は音楽かけて歌いながら掃除とか料理とか勉強もするので、実質私の生活はミュージカルなのか
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インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2010年製作の映画)

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2008年に起こった世界金融危機の内幕に迫るドキュメンタリー。世界的な金融危機に至るまでの過程を豊富な統計データや記録映像、当時金融業界の中心にいた関係者へのインタビューで炙り出し、責任問題や2009>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

陰湿な秀才ウェンズデー、姉の凶行の犠牲者にして共犯者パグズリー、どんな展開になろうと一瞬でハードラブコメを始めるゴメズ&モーティシア夫妻、料理の味が気になる魔女の末裔グラニー、有能な執事ラーズと友人ハ>>続きを読む

いのちの食べかた(2005年製作の映画)

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人間の食用として生物(植物、動物)を産み出し育て殺して加工する様子が淡々と映し出される。ナレーションやBGMはおろか、従業員たちの会話すらない。
製作者からのメッセージは一切なく、何を感じ何を考えるか
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.8

小説「エノーラ・ホームズの事件簿」シリーズが原作で、主人公はシャーロック・ホームズの妹エノーラ・ホームズ。舞台は19世紀末のイギリス。行方不明となった母を探すべく、持ち前の推理力と行動力で兄たちの追跡>>続きを読む

レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-(2019年製作の映画)

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2018年の米国連邦議会下院議員選挙。ニューヨーク州第14選挙区の予備選挙で民主党現職候補クローリーを破ったアレクサンドリア・オカシオ=コルテスをはじめ、巨大な富と権力を持つ現職議員の対抗馬となった女>>続きを読む

チェイシング・リバティ(2004年製作の映画)

3.0

米国大統領の一人娘として常に監視され制限された毎日を送る18歳のアナは、両親と共に訪れたヨーロッパで逃避行に出る。そして、偶然居合わせたベンと共にヨーロッパ中を旅することになる。

「チェイシング・リ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

州知事のクレア、科学者のライオネル、Youtuberのデューク、ファッションデザイナーのバーディ、起業家のアンディ、そして名探偵ブノワ・ブランに、IT業界で財を成した大富豪マイルズからプライベートアイ>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

TVアニメシリーズ「呪術廻戦」の前日譚を描く「呪術廻戦0」。
原作漫画既読。原作に忠実でありながら、原作には出てこないキャラクターの描写や追加の戦闘シーンがあって良かった。硝子さんが出てきてめっちゃ歓
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

"彼の妻が死んだ数日後、彼の車を盗み、彼の飼い犬を殺した"
"ーーーおかえり、ジョン"

殺し屋御用達コンチネンタルホテルに掃除屋チャーリー、設定だけで超ワクワクする。アクションも、銃弾戦がいつの間に
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

"今日は残りの人生のはじまりの日"

素行不良女子大生が時を駆ける、タイムリープでラブコメなサスペンスホラー映画。ジャンル全部盛りでこれだけスッキリ面白いの凄い。

タイムリープの謎は続編に期待すると
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怪盗クイーンはサーカスがお好き(2022年製作の映画)

3.0

小学生の頃むさぼり読んでいた児童小説が映画になった。
原作は青い鳥文庫「怪盗クイーン」シリーズの同名小説。飛行船で世界中を飛び回り大胆不敵に獲物を盗む、性別不詳/年齢不詳の怪盗・クイーンとその相棒ジョ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

生きてて良かった!!!
ありがとうJKR、ありがとう魔法世界。
仕事と社会情勢に振り回され映画館に行く気力とタイミングを失っていたのですが、念願叶って2年ぶりに映画館へ行きました。マジで生きてて良かっ
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.2

"必要なら、同じことをしますか?"
"ーーー悔いはないし、同じことをします。"

米の主導するイラク戦争開戦が間近に迫った2003年。アメリカ国家安全保障局(NSA)からイギリス政府通信本部(GCHQ
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科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

3.8

京都府警科学捜査研究所を舞台にしたサスペンスドラマ『科捜研の女』の劇場版。ドラマ同様ツッコミどころ満載なのだが、過去キャラ揃い踏みとマリ子ビームで相殺されてしまった。もちろんマリ子さんの人使いの荒さは>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.6

舞台は日本統治下にあった1930年代の韓国。スリや人身売買を行う詐欺師集団の1人ナム・スッキは、"伯爵"の名で通る詐欺師 "藤原" と手を組み、資産家のお嬢様 "秀子" の侍女 "珠子" として、秀子>>続きを読む

バッド・スパイ(2018年製作の映画)

4.0

"携帯は捨てた方がいいよ、スノーデンが言ってた"
"ああ、例の元カレね"

思ったより派手に人が死ぬけど、それより派手に笑える女女バディのスパイコメディ。仕事でヘロヘロだったけどこれ観たら生き返ったわ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.2

バレリーナになる夢を絶たれ、ロシア諜報機関のスパイとなったドミニカの活躍を描く。
心理戦・騙し合いが中心でアクションは多くないが、所々描写される拷問やバイオレンスは思っていたよりキツめ。

ドミニカの
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.2

大切な人が心折れかけたとき、雨の中アカペラで一緒にラジオ体操できる人が昔も今も私の理想の大人像です。
劇場版やっと見た。夕方アニメから入門して青い春を10分の1くらい捧げてしまった銀魂がたぶんとうとう
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

社会の常識として無条件に賛美され神聖化される"家族"や"血縁"を、カルトにまみれたグロくてホラーなものとして描くアリ・アスターやはり凄いな。

結末を知ってから記憶を辿ると "もしかしてあの場面...
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.5

ゴーストバスターズのリブート版。
オリジナルより面白かった。
そして軽率ながらホルツマン様に惚れてしまった...。自分で発明した武器を使って自分で闘って無双してるのカッコ良すぎるだろ。
ホルツマンの勝
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

4.0

トリックシリーズ完結編。
内容に関しては設定や展開が中途半端になってしまった印象だが、エンディングシーンでそんなことどうでも良くなってしまった。
里見の言葉と共に流れ出す『月光』に涙が止まらない。
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トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.4

"よろしく、ネっ"
ドラマのエピソードや劇場版1に比べると雑さを感じたが、シュールさの際立つ世界観と濃いキャラクター達が相変わらず魅力的だった。

「一緒に住みたくはないが、自分の家が取り壊されたらし
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.8

人間関係の悩みはワイルドスピードを観れば大抵解決に向かうか忘れるかするので、仕事や私生活で人間関係に悩んだ時にはワイルドスピードを観よう。車が建物や道路をぶち壊していくのを観ると余計なこと考えているの>>続きを読む

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005年製作の映画)

4.8

ナチスへの抵抗運動を続けた実在のドイツ人活動家、ゾフィー・ショルの伝記映画。
1943年2月、ナチス統治下のドイツ。国家による言論監視が厳しくなる中、「白いバラ」と呼ばれるレジスタンス活動家たちは密か
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.2

"祭りは終わりだ、去れ"

3月8日は国際女性デー。最近やっとメディアに特集されるようになってきたが、「ヨーロッパとかその辺のお祭りだと思ってた」と言われたことが何度かある。

他国同様、女性に参政権
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

人気ミステリー小説「デダリュス」の完結編を世界同時発売させるため、フランスの洋館に9人の翻訳家が集められた。外部との通信手段は絶たれ、洋館内でも行動が制限される中、主宰の編集者に1通のメールが届く。>>続きを読む

21世紀の資本(2017年製作の映画)

4.0

"他人より物理的に有利になっただけのことを、他人より優性になったと翻訳する"

『21世紀の資本』という書籍を映像化した作品。ドキュメンタリーというより学校の授業ビデオという感じ。
Lordeの『Ro
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

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「おはようございます、コバニの皆さん。"おはようコバニ" のディロバン・キコです。」

シリア北部に位置するクルド人街コバニ。ISによる支配から解放されたコバニで、友人とラジオ番組をはじめた大学生ディ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.8

情報過多すぎて沈黙だよな、こんなの。公開当日の日記が白紙で笑ってしまった。面白いを突き抜けている。

IMDbの評価が低くてびっくりしたんだけど、確かに原作のハリー・ポッターを網羅していないと60%く
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

5.0

『検知不可能拡大呪文がかけられたハーマイオニーのビーズバッグ』に憧れた人間が『魔法生物の暮らすバイオームが広がるトランク』に憧れないわけない。
金ローでファンタビ2をやると聞いて1を見返してしまったゴ
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告発の行方(1988年製作の映画)

3.8

酒場で起きたレイプ事件の裁判を描いた映画。目を覆いたくなるようなレイプの描写、被害者のサラが事件後に浴びるセカンドレイプの数々。出てくる男性達があまりに酷すぎて吐き気がする。

露出の多い服装はセック
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

チョコレート工場の見学チケットを手に入れた5組の保護者&子どもペアがウィリー・ウォンカと共に繰り広げるダークファンタジー。

別名『アダルトチルドレンによる逆襲の物語』とお呼びしている。
歌い踊って溶
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劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(2010年製作の映画)

3.8

何度目かわからない銀魂ブームが再来しているおかげで今日も睡眠不足。

漫画とTVアニメを観ていたからノータッチだった新訳。作画が神がかってて戦闘シーンも追加されていて、なんで公開時に観に行かなかったん
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

進んだ科学を持つ巨大なドラーグ族が支配する惑星。そこで人間は、原始的な生活を送っていた。ある日、孤児となった人間の赤ん坊がドラーグ族の娘に拾われ、テールと名付けて育てられる。やがて知識を得て成長したテ>>続きを読む