心太さんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

心太

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CALLE 54(2000年製作の映画)

3.0

ラテン音楽界のトップに君臨し続けたティト・プエンテが出演した最後の映像作品で、数々の名ラテン・ジャズ・プレイヤーたちの珠玉の名演が存分に楽しめる。”CALLE (カジェ)” とはスペイン語で”STRE>>続きを読む

金色の嘘(2000年製作の映画)

3.0

ジェームズ・アイヴォリーが、イギリスの文豪ヘンリー・ジェイムズの「金色の盃」を豪華キャストで映画化。

20世紀初頭、かつての恋人アメリーゴから別の女性と婚約したことを告げられたシャーロット。その女性
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ヒート(1995年製作の映画)

3.4

2大スターの顔を釣り合いを取ろうと苦心していたように思う。銃撃戦のシーンには、臨場感があった。任務は完遂しないと、怪我をするってこと。

荒野の隠し井戸(1967年製作の映画)

3.0

お笑いがピンとこない

町から町を流れ歩くギャンブラーの男が、金塊の隠し場所を示した地図を手に入れた。悪党らによって盗み出された金塊が、荒野の真ん中に隠されているのだ。保安官やその娘、悪党らも加わって
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タバコ・ロード(1941年製作の映画)

3.2

あの貧民街のようなところでいったいどう生活しているんだ?そして、息子がありえないぐらい間抜けで呆れた。最後は希望を垣間見せる。要所に緩急はあった。

大逆転(1983年製作の映画)

3.9

こいつは典型的な気分爽快コメディだ。映画の冒頭の音楽がバーンスタインなのは驚いた。やられたらやり返す。ラストもハッピー。俺もあんな風にのんびりしたい。

ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

3.2

中盤までは結構良かったのに、最後にかけてはなんだか駆け足に。話終わってないじゃん!って感じの幕切れ。多分、続編は作らないと思う。

初恋のきた道(1999年製作の映画)

4.1

チャン・イーモウの手により、中国の雄大な自然を背景に、無垢で瑞々しいチャン・ツィイーの魅力が溢れていた。

...今のチャイナはこういう良さは通用しないんだろうな。

パリの大泥棒(1966年製作の映画)

3.2

オチも微苦笑をさそう

ルイ・マル監督が、裕福な家に生まれながら12歳で両親を失い、財産を伯父に横領されたことをきっかけに大泥棒となった男を粋に描く。

名泥棒としてその名を馳せるジョルジュ・ランダル
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トロイのヘレン(1955年製作の映画)

3.0

だれるのはやむを得まい

ロバート・ワイズが伝説のトロイ戦争を描いたスペクタクル史劇。

ギリシャ諸国の中で最も繁栄する都市、トロイの王子パリスと、敵対国スパルタの王妃ヘレンが許されぬ恋に落ち、パリス
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無宿者(1945年製作の映画)

2.5

間が伸びすぎたのは残念

ハリウッドの代表スター、ゲイリー・クーパーが自ら製作を手がけたコメディー・タッチの西部劇。

拳銃もまともに扱えないのんびり屋の主人公が、相棒とともに、とある西部の町にやって
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ハレム万才(1965年製作の映画)

2.5

どうしちゃったんだろうネ

エルヴィス・プレスリーがハリウッドの大スターに扮し、中東を舞台に大活躍する冒険活劇。異国情緒あふれるダンスやアクションのシーンも存分に楽しめる、ミュージカル仕立ての一作。
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隊長ブーリバ(1962年製作の映画)

3.1

移動撮影の壮快さ

ロシアの文豪、ニコライ・ゴーゴリの小説を映画化。

16世紀のウクライナ。隊長ブーリバ率いるコサック軍は、トルコ軍を打ち破りポーランド軍に勝利をもたらす。ブーリバは、加勢するかわり
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パリの旅愁(1961年製作の映画)

3.3

シビレるわ、シビレるわ

パリのセーヌ川近くのクラブでジャズを演奏しながら成功を夢見る2人のアメリカ人男性の、形の違う恋を描く。

自作の曲を世界的なトランペット奏者に渡そうと向かったプラットホームで
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ヴェラクルス(1954年製作の映画)

3.3

展開としては有りがちなもの。だが、メキシコが舞台となっている珍しいものなので一見の価値はありか。

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.5

007シリーズ屈指の傑作と誉れ高いが、急行の中での取っ組み合いとビアンキの悩ましい官能美が見どころ。ゴキゲンな秀作。

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.0

なによりもまずは幻想的。ブルーやオレンジの眩い光が目を引き、たった5つの音と光の色で宇宙人と交信をするシーンには感銘を受けた。ラストのマザーシップには強烈なインパクトがあった。SFファンであれば、マス>>続きを読む

戦艦シュペー号の最後(1956年製作の映画)

3.3

並みの戦記映画ではない

第二次世界大戦中、ラプラタ沖でやむなく自爆する運命をたどったドイツ戦艦シュペー号にまつわる史実を描いた海戦スペクタクル映画。

「赤い靴」や「ホフマン物語」で知られるM・パウ
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恋愛専科(1962年製作の映画)

3.2

観光専科じゃネ

一人の女性が、仕事を辞めて旅立ったイタリアで出会う恋の行方をロマンチックに描く。名門女子大に勤めるプルーデンスは、生徒に「恋愛専科」というわいせつな小説を貸し出したことを大学首脳陣に
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第七のヴェール(1945年製作の映画)

3.2

無神経は困るのである

ピアノが好きな少女フランチェスカは両親を失い、唯一の血縁であるニコラスに引き取られた。ニコラスの徹底した指導のもとでピアノを学んだ彼女は、やがて美しく成長し、ピアニストとして成
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48時間(1982年製作の映画)

3.4

気軽に見られる面白さ。結構平気に銃をぶっぱなす。そういう意味ではパンチが効いてた。

クイック・ガン(1963年製作の映画)

2.5

アクションがにぶりがち

スティーブ・フィッシャーの小説をもとにした西部劇。

巻き込まれた喧嘩がもとで人を殺してしまい、旅に出ていた早撃ちクリント。久しぶりに故郷の町に帰ってきたものの、町の人々の視
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ケンタッキー人(1955年製作の映画)

3.0

お客はちっとも楽しくない

バート・ランカスターが初監督し、主演した西部劇。

荒くれ者たちとの争いをのがれ、はるかテキサスに向けて出発した父親と息子。しかし、途中で知り合った一人の女性を助けるために
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故郷への遠い道(1988年製作の映画)

3.0

パトリック・スウェイジが、複雑に絡まった家族の絆を再び元に戻そうとする青年を演じるヒューマン・ドラマ。

子供のころ、自分が起こしたとある事件がきっかけで離れた故郷へ15年ぶりに戻ってきたタイガー。そ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.3

私にとっては肌に合わないものだった。華麗なるマーラーの調べに乗せて、年老いた作曲家が見目麗しい少年を尾け回す話に見える。私の文学的素養が低いのがいけないのか?全く心に響かなかった。

女子ーズ(2014年製作の映画)

2.8

わぁ〜ユルユルだぁ〜って感じの駄作(でも大真面目)。通行量調査の場面にそこそこの尺使うってどゆこと?中身は無い。幕引きもこんなんかよっ!!ツッコミどころが満載です。

SING/シング(2016年製作の映画)

4.4

字幕での鑑賞

洋楽好きの私としてはとても楽しめた。優秀な娯楽作。オーディションのシーン楽曲にもいちいち反応してしまう。お気に入りはI’m Still StandingとMy Way

突撃隊(1961年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

思いのほか、自分の琴線には触れなかった。チャールズコバーンの死に様が呆気ない。若きマックィーンを知ることが出来る作品。

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.7

いや、かなり楽しめましたよ。まあ悪党の末路はこんなもんだろって感じでしたが、サンフェルミンが出てきたのがGood.やっぱり車を使ったアクションはスリリングでゾクゾクするね、うん。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.1

事実に基づいた話。私としては、時代背景とか勉強するともっと深い考察が出来るのでしょうが、結構しんどかったです。

シマロン(1960年製作の映画)

3.2

婦人雑誌の連載小説みたい

エドナ・ファーバーの同名長編小説を映画化した人生ドラマ。アンソニー・マンが監督し、開拓者精神あふれる夫婦の半生を描いた。

オクラホマに新天地を求めて旅立った新婚夫婦は土地
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二都物語(1957年製作の映画)

3.0

神妙な出来ばえである

パリとロンドンを舞台に繰り広げられる男女の愛の行方を劇的に描いた恋愛ドラマ。原作は「クリスマス・キャロル」などで知られる、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズ。

酒浸りの生活
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将軍月光に消ゆ(1956年製作の映画)

3.3

冒険精神にあふれた佳作

「戦艦シュペー号の最後」などで知られる名コンビ、M・パウエルとE・プレスバーガーが、第二次世界大戦中にイギリス軍が行った秘密計画の一部始終を物語ったイギリス軍将校の体験記を映
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殺し屋の烙印(1969年製作の映画)

2.0

駄作の烙印

エルヴィス・プレスリー主演のウエスタン映画。

悪党仲間から抜け出して、堅気の道を歩もうとする主人公ジェス。悪党たちは、そんな彼を追いかけて、手配中のお尋ね者に仕立て上げようとするのだっ
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火曜日ならベルギーよ(1969年製作の映画)

3.0

昨今にふさわしい

18日間のヨーロッパ一周バス・ツアーに集った12人のアメリカ人旅行者たちの珍道中をユーモラスに描く。

個性的な人々が集まった団体旅行で、結婚が決まっているサマンサと、行く先々で恋
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生きる歓び(1960年製作の映画)

3.3

奥ゆかしい青年じゃ

ルネ・クレマン監督とアラン・ドロンが組んでおくる軽快なタッチの政治風刺コメディー。

1920年代のローマ。兵役を終えたウリッセは仕事が見つからず、入党手当ほしさにファシスト団体
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