みちたろさんの映画レビュー・感想・評価

みちたろ

みちたろ

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

4.2

終盤のカーチェイスがバカかっこいい。
バイクを追うカメラワーク最高。

時代を感じるアクションの演出もかなり好きだった。(スローモーション多すぎでしょ笑)それしか思いつかないんかっていうぐらい変装マス
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

どんなに過去を葬り去ろうとしても、必ず報いがくる。冒頭の長回しからいきなり「暴力」の非情さを突きつけられる。嘘と暴力でしか物事を解決できない主人公の末路が淡々と描かれた秀作だった。最後に彼は家族に許さ>>続きを読む

トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.6

悪い映画ではないし、SFとしても夫婦の話としてもラストとかそこそこ良かった。

シンプルに冗長というか、演出がずっとかったるくてテンポが悪いのと、謎にフィルムで撮ってるのにゴリゴリにCG使うせいで20
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

5.0

汚くて醜くてみすぼらしくて、愛に飢えて暴力に走る。これぞ青春の鬱屈。これが撮りたい。

横浜の撮り方めちゃくちゃいい。主題歌も大好き。全てが最高の映画!

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.4

黒沢節濃度100%の怪作。

終始空を覆っているどんよりとした暗雲。常に何かに迫られているような恐怖。他者という地獄。これぞ黒沢清。

いやーーー面白かった。『蛇の道』はややぬるま湯みたいな印象を受け
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

5.0

5人が夜を走り抜ける青春の具現化のようなあの冒頭のショットからのタイトル『HAPPYEND』だけで満点。諦観、不安、友情、希望、全てが詰まっていた。どうしたら日本社会の現在と未来をこうも正しく切り取れ>>続きを読む

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.2

隠された暗喩が色々あるんだろうということは分かったけど、そこまで頭良くないので意味まで読み解けなかった。情けない。

スランプの描かれ方がリアルで、観てて楽しかった。本当に手が止まっちゃうことってある
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.3

ラストがめちゃくちゃいい。
どんな未来も正しいからこそ、「選ばない」という選択をする。

パラレルワールドの見せ方も勉強になった。
A世界の動作からB世界の繋がった動作へ、というような編集が多用されて
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

主人公は絶対にフランクにはなれないのに、終盤までそれを認められない姿がなんとも残酷だ。「才能は手に入らない」という真実をここまで描ききっているのは凄い。

凡才でしかない主人公が「売れる」ことを目標に
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

家族の描き方が非常に淡白というか、カメラとのある程度の距離感を常に保っていて、ドラマチックな演出を最低限に抑えているのは好感触だった。

もちろんあの親父は害悪なんだが、哀れな男でもあった。兄弟を全員
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

過去作リスペクトとオフスプリングのデザインは素晴らしかったのだが、優等生的に原点回帰を目指した結果「お約束」に終始してしまった感は否めないと思った。

無重力とエイリアンを利用したアクションのアイデア
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.5

SFとしての設定は割と面白いけど、内容が厨二病すぎるというか、なんか色々雑だった。

あまりにもテンポが早いのと、主人公が元々どんな人だったのか全く分からんのがあまり良くなかったと思う。オチは嫌いじゃ
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フォールガイ(2024年製作の映画)

5.0

ド直球なポップコーンムービー。
これぞエンタメ。

まさしくスタントマンへのラブレターであり、映画作りの苦労と楽しみを全肯定する快作。

素晴らしい!
やはりデビッド・リーチは裏切らないね。

恋を知らない僕たちは(2024年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

少女漫画の実写化を映画館に観に行ったのは初めてだったが、まさかこんなに楽しいとは思わなかった。もうどこからツッコんでよいのか分からないが、とりあえずコメディとしては星5。

まず普通によかったのは太一
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.5

カメラワーク、構図がいちいちバチバチにかっこよくて惚れる。ホラー演出もベタではあるがしっかり怖かったし、主人公のトラウマと上手くリンクしており、ミステリーとしてもよくできている。シーンの見せ方や順番を>>続きを読む

スプライス(2008年製作の映画)

3.8

夫婦2人ともエゴと支配欲剥き出しで、それをドレンへの愛情と勘違いしてるのが1番気持ち悪い。「失うものはない」っていう台詞が最後まで変わらないあたり、本当にマッドサイエンティストって怖いなと。

タイタンの戦い(2010年製作の映画)

3.8

いちいち歩いて移動するのおもろい。

アクションと世界観は1級品。

砂の器(1974年製作の映画)

4.1

ズームインとズームアウトしつこすぎて面白かった。ロケーションを最大限に活用した撮影をしていてシンプルに羨ましい。画としての説得力!
スマホもネットも無い中で、泥臭い捜査で真相を掴んでいく過程は観てて飽
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噂の二人(1961年製作の映画)

4.6

たった1つの嘘で3人の人生が狂わされていく。終盤の展開も序盤で予想はできたが、ラストはさすがに驚いた。切なすぎるし3人とも不憫でならなかったが、最後にカレン(オードリー)が1人で歩いていくショットは象>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「外国人なら許せるが、エイリアンだぜ?」

主人公がエイリアンに変身していくにつれて、自分たちがどれだけ非人間的であったかを認識していく。『ザ・フライ』的なラストがまたいい。
エイリアンの弊害と人間た
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モンスター(2003年製作の映画)

5.0

なんの救いもない人生を生きてきたアイリーンがつかの間の愛と幸福を知り、罪を重ねていく。彼女は「環境が違う」と言うが、それは本当にその通りで、環境が違う我々が彼女の想像を絶する苦しみなど分かる訳がないの>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

バスケはおろかスポーツもとい体を動かすことがそもそも嫌いなので、この映画もハマらないだろうと思って観たら普通にハマらなかった。勢い任せの感動の押し売り。

山王の沢北君が敗北を経験できたのだけ良かった
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.9

普通にキャラ渋滞してるし、テンポ悪いし、アフターライフの方が面白いけど、フィービーがちゃんと活躍してたからまぁいいか!

誰を呼ぶ?ゴーストバスターズ!

無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.5

悪役が変なジョーカーみたいで面白かった

強いぞマブリー