月面着陸や打ち上げのシーンの緊張感はもちろんのこと、ニール・アームストロングの人間性や周囲の人々の心情も丹念に演出されていて非常に良かった。当時の人々のアポロ計画への批判も描かれていたが、ニールの使命>>続きを読む
過去に置いていかれた男と、未来へ進めない女。非情に進んでいく時代、変わっていく街並み、諦念を抱え、空虚に彷徨う僕たちは、一体どこへ向かうのか?この頃のエドワード・ヤンもまた、答えを探していたのだろう。>>続きを読む
自我の揺らぎと不安定さ、見る/見られるという逃れられない関係性。圧倒的な表現力だった。強烈なイメージを残すオープニングや、終盤での2人の視点から繰り返すシーンまで、意味や理屈を超越した芸術性があった。>>続きを読む
後半で唐突に気功とかいうチート技出てきてバカおもろかった笑
ストーリーもアクションもそんな訳あるかって感じだったけど、とにかく楽しいの一言に尽きる快作だった。最高!!
ちょっとした可笑しみ、ちょっとしたストレス。詩と、バスと、ブサカワ犬と、料理の下手な愛しい奥さん。
僕の理想の暮らし。完璧な映画。
毎日が、新しい。
久しぶりのMCUだったが、かなり楽しめた。2代目キャップという重みをサムがしっかり継承しつつ、新鮮な空中アクションも見せてくれた。
トンデモ日本描写も楽しめた。
このレビューはネタバレを含みます
好きな子と観たので星5だが、本当に傑作だった。坂元節の台詞回しを松たか子と松村北斗が見事に体現してみせていて、素直に感動した。流石に吉岡里帆が松たか子を詰めるシーンは説明過多だとは思った。
SFとい>>続きを読む
ひたすら空気な乱太郎と食い意地で全てを解決するしんベエ
たかたが半世紀ほど前に、こんな生き地獄があったとは。本作では、マーガレット、ローズ、バーナデット、クリスピーナの4人に焦点が当てられながら、マグダレン収容施設で実際に起こっていた虐待が描かれている。無>>続きを読む
ちょっとどうコメントしていいかわからん…。面白いつまらないとかそういう映画でもない気がする。宗教に否定的な自分が観てても目を背けたくなったので、キリスト教の人が観たら相当ショッキングだろう。現実のもの>>続きを読む
まさしくエッセイ的な映画だった。様々な名作を引用しながら監督の映画人生を振り返り、ドキュメンタリーとドラマを行き来する構成が面白かった。ドアから始まりドアで終わるのも良かった。『ショア』観たいな。どう>>続きを読む
1話目が特に好きだった。
あのウィノナ・ライダーみたく人生プランを立てて、自分はこうなんだってハッキリ見定めて地に足つけて生きるのに本当に憧れているし、ああなりたい!人生に希望など持たず、喜びも悲し>>続きを読む
今だけは、永遠だ。
『ウォールフラワー』より
運命は……運命でした!
『青夏 きみに恋した30日』より
運命なんてものは無い。
未来は、自分の手で作るものだ。
『ターミネーター』より
自分で作っ>>続きを読む
高校のときに世界史の面白いおじさん先生が「会議は踊る」という言葉を教えてくれたが、今作はその下りを5回ほど見せられる。『12人の怒れる男たち』ならぬ「6人のイカれた歌い手たち」とでも言おうか。
終盤>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シェーン・ブラック×リチャード・ドナー
安定の80年代の面白さといった感じではあるが、ただのおバカアクション大作というわけではなく、自殺願望を持つ孤独な男と家族思いの堅物のアツいバディものとしてよく>>続きを読む
主人公もヒロインも狂おしいほど好きでたまらなくなる。赤いコートの女の子と花火を持って海岸を走り回るだと!?素晴らしすぎる。中坊の心のざわめきとささやかな成長が圧倒的な映像センスで紡がれる青春映画の傑作>>続きを読む
変に小説を意識しているのか、時系列の入れ替え方が下手な気はしたが、全体的には良かったと思う。主人公の変態的などうしようもなさや、DVの卑劣さもやりすぎなくらい描いていて、女性の監督がここまで撮っている>>続きを読む
ジャケットになってるキスシーンとか、2人の部屋の美術とかはめちゃくちゃ良かったし、萌実の話し方も好きだった。結末が疑問で終わってしまっているのが勿体ないというか、消化不良な感じは残ってしまった。
3人の生きづらさ、弱さが演出に刻まれていてとても良かった。つぐみが屋上で体育座りをしている引きのショットがめちゃくちゃ好きだった。金魚のメタファーや詩的なモノローグも癖に刺さった。主題歌ずっと聴いてる>>続きを読む
結婚しないといけないみたいな風潮がある世の中でもなくなってきているのに、ただ世の中に喚き散らす人間たちを見せられても観てるこっちが恥ずかしくなるだけ、という感想しか抱けなかった。映しているものもなんだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ラストの本人登場の演出が良かった。ドキュメンタリータッチな撮影にも納得がいった。
「Baby」いい曲すぎて本読みながらずっと流してる。
そして美貌が衰えないズーイー・デシャネル!
このレビューはネタバレを含みます
原作のラストのエグ味がなくなってしまっていて、そこは残念だった。画面の色味や3人の演技は抜群に良かったが、今作では三宅唱の優しさが少し裏目に出てしまっている気がした。終わり方も悪くはないのだが、主人公>>続きを読む
恋する歓び、自由に動き回るカメラ、洒落た台詞、こりゃあセンスだね
ママレードボーイというか、設定がしょうもない版のオールドボーイ。親4人が狂っている。こんなの劇場でかけたらアカン。
とりあえず主人公の相手の男がシャバ僧。別にトラックに轢かれても何とも思わん。オチもしょうもない。BTTFをバカにするな。あと、お弁当作ってもらったらありがとうって言え。
「俺のアドレスには300人の女がいる。つまり、俺はお前の300倍人生を楽しんでるってわけだ」
「お前の全部を分かってくれる1人がいねーなら、そんなのただのゴミ山だろ」
「……ゴミ山?🤔」
どこまでも堅実というか、シンプルで優等生的な映画だった。オリジナリティーや目新しさはないものの、かっちりと決まったショットと芯の通った演出で丁寧にドラマを積み上げていた印象が残った。
ちょっと前に先>>続きを読む
主演2人の演技がめちゃくちゃ魂こもってて、特に終盤なんて台詞ないのに完全にこちらを泣かせにきてた。熾烈な受験、壮絶ないじめ、(暴力)今作が持つパワーを中国の社会ではどのように受け止められたのだろう……>>続きを読む
後半になるにつれて段々面白くなった。
相変わらずの悪趣味と嘘のオンパレードで、安定のタランティーノ印の楽しさ。
あと、ジェニファー・ジェイソン・リーが頑張ってた。
ニガーって何回言うんだよ!
安定のステイサム映画!話のバカバカしさをステイサムの凄みで全て押し切っている!楽しい年初めになった。
最後のマニラでのアホみたいなカーチェイスだけちょっと良かったけど、普通に話がつまらんかった
このレビューはネタバレを含みます
第二次大戦が情報戦であったことや、天才の孤独や苦悩についての映画であった。アラン・チューリングのことは初めて知ったが、まさかコンピュータの元になった機械を発明した人物だったのは思わなかった。同性愛が犯>>続きを読む