よさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

セックス・チェック 第二の性(1968年製作の映画)

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出てくる奴らみんな脳筋
コンプラ的にアウトな発言が多く、何より男が馬鹿に描かれてた。

50年先も受け入れられる映画作りって難しいなと感じた

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主人公が意識が朦朧としていくのを、切り返しで主人公の視線として、フロントガラスに雨がたまって車内にいる犯人の顔が霞んでいく演出にしたのやば。ワイパーでたまに顔が見えるけど、どんどん雨降るじゃん。
その
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

観音像のイメージが最初と最後で大きく変わるのが印象的。

着物を着る音でフレーム外に若尾文子がいるとわからせるの地味に凄い演出。
蚊帳の演出も良かった。2人が一緒の蚊帳で心中したのに、薬が切れて起きる
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アイアンマン(2008年製作の映画)

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その時代の様子を映画に反映させるのが上手い。
冒頭が中東を思わせるような砂漠で、制作年の2008年はイラク戦争やってたなと思い出した。

スーツめっちゃつくるじゃん

冷血(1967年製作の映画)

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人殺す時の懐中電灯の使い方
回想ってつまらなくなりがちだけど結構面白かった

父親の思い出を語る主人公の顔に、窓の雨が反射するの神

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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写真で静的な映像だけど、音が入ると途端に動的になる。
全部動いてるように想像しちゃう

四月(1962年製作の映画)

4.4

一切言語なしで進む。中盤、男女が言い合いになるが、それもオリジナルの擬音による会話らしい。

木を切るシーンが印象的。

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

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少女漫画はポルノだと誰かが言っていたが、少女漫画原作のこの映画を観て納得した。
山戸結希は少年少女の性の欲動をここまで描けるのか、とびっくりした。出てくる男達もれなく艶があった。ほんと衝撃、清水尋也何
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

SNSを映画でどう表現していくか、一つの指標になる映画だと思った。

トムホが可愛い

Daydreaming(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

行ったことはないけど、どの場所も懐かしく感じた。自分の家にたどり着くことはなく、雪山で焚き木して寝る。

ANIMA(2019年製作の映画)

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夜道を踊るシーンきっとロケだろうなと思ったら、室内にプロジェクターで景色を映し出してるっぽかった。

コンテンポラリーダンス奥が深い、ノイズム観てる感覚と似てた

グロリア(1980年製作の映画)

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噛み合わない2人の鏡越しの会話も良いし、その他の視線の切り取り方が面白かった。
逃走劇という主題に合わせて、ゲリラ撮影(?)で一般人の視線を有効に使ってた。動く物体をアップで、しかも望遠で追うのめちゃ
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華麗なる晩餐(2008年製作の映画)

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絶対酒の席のジョークで出来た風刺映画。

これ書いた人高層階でディナーを楽しむ富裕層たちが、床をぶち破るほど食べすぎて酷い目に合えばいいと思ったはず。
寧ろもう立ち上がるの面倒いから、このまま体重増加
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

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待つ動作の描き方が面白かった。

最初の夫の帰りを待つシーン
スクールバスを待ちながら、通りすがりの人達に時間を聞くシーン
メイベルの退院を祝おうと皆で待つシーン

待つ動作の後、ちゃんと事件が起きる
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黒い暴動(2015年製作の映画)

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最初急にカメラ目線で語り出すのなんでだろって思ってたけど、最後のカットをやりたかったからかと腑に落ちた。

「外野なんて空気」発言のギャルを追いかけるとこ、律儀に内ばきと外履き履き替えるカットが印象的
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晩春(1949年製作の映画)

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母の不在により、娘が父の世話をしすぎてどっちが子供か分からないくらい密接。半分娘で、半分妻みたいな関係。めっちゃ怖い。

感情が顔に濃く出ててほんと怖い。

主戦場(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

インタビューの背景が、右派は黒や会議室、強い照明が使われているのに対し、左派は本棚や賞状(?)なのが、意見の論理性を操作してる感あった。

話の作りも右派の主張に対して左派が論破する構造で、監督の主張
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午後の網目(1943年製作の映画)

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黒ずくめの人、顔が鏡なの印象的
反復による差異

カメラのための振付けの研究(1945年製作の映画)

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ダンサーが踊りながら、時間と空間を駆け巡る映画
編集めちゃ上手い

カトンプールでの最後の日(2017年製作の映画)

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プールサイドで好きな男とコーラ飲むシーンは、回想ではなく主人公の願望だったのではと思ったりした。

悪魔の陽の下に(1987年製作の映画)

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失神したり、急に銃を撃ったりと、持続してた行動が途切れる瞬間が多くて面白かった。特に、告解部屋での死にそうな主人公の顔凄かった。
後半の水注ぐシーン、照明加減や小道具からみてフェルメール意識してそう。
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教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ぼーっと見てたら、最後のシーンで自分が映画でやりたかったことを「二つの絵を並べてみたかった」と表現してて感動した。ちゃんと観ようと思う

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

他人の会話追いかけてから二人にパンしたり、バレーのボールが片方の足に当たって二人の会話が始まるとこすごい

でんきくらげ(1970年製作の映画)

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主人公の話し方が全部恨みこもってる。
登場する男みんな最低。
母が勤め先のバーで泥酔してるシーンの照明の演出上手すぎる

ラストカット溝口健二の映画でもあった気がする

ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後二人が分かれて、弟子が窓から手を振るところめちゃ良かった

人工の夜景(1979年製作の映画)

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影の表現が面白い
ここまで空間を自由に行き来できるの凄い

永い言い訳(2016年製作の映画)

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何かよくないことが起こった後に軽快な音楽が流れるのは、まだ妻の死を受け入れもできてない主人公とリンクしてると思った。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

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最後のスクリーンの向こう側からの視線が良かった

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

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キツネ=悪者のイメージは世界共通なのかな?と思った

25日・最初の日(1968年製作の映画)

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ブルジョワには顔があって、反乱を起こす民衆は赤いシルエットで表現されてた。