ヤンキー版代紋TAKE2。それにしても、山田裕貴はいつまでヤンキー役やるんだろう。
ディケンズのオリバー・ツイストが元。古臭さはあるものの、現代風のアレンジは好き。一番の問題は主役が下手ってこと。
観なけりゃよかった。地獄じゃないか。映像や音楽がポップなくせに物語は陰鬱。直接的な表現がないからイヤでも想像させられる。
戦闘シーンは大迫力。一方で、話は盛り込みすぎ。地下空洞とか要らないでしょ。
猟奇殺人犯と復讐鬼のお話。なにもそんなところまで、と言いたくなるくらい全部まる見え。
映画のアイデンティティが、車から馬鹿の方向へ振り切った。
血みどろバトルは楽しいな。前作の悪役盲目爺さんが主役になったので、緊張感が無くなった。どんぶりは2杯でお腹いっぱい。
滅亡迅雷の格好良さを堪能するための映像。話は本編の繰り返しに見える。続きの「バルカン&バルキリー」を観ないと評価し辛い。
セイバー本編より「本」という設定を活かして、カオスなヒーロー戦記に軸を作ってる。数の暴力によるラスボスイジメもお約束。
喧嘩がダンスじゃなくなって暴力性が増してる。オリジナルは舞台っぽさがあるけど、こっちは映画寄り。
古いけど臭くない。ロミジュリに社会問題絡めて、かなり重い話。だけど、ミュージカルなんでノリが軽いのがいい。
今作の構成は映画スパイダーマンならでは。すごいこと考えるよね。デアデビルやヴェノムも出てくるし。でも、MCU版ピーターはアホの子で毎度やらかすのはちょっとイライラする。
ラストを含めアクションシーンの出来が良い。本筋のエピソードはありきたりで弱いけど、纏まってる。というか、こじんまりとしてる。
キューとミューが可愛い。特に孵化した直後の小動物っぷりたるや。一方でストーリーは、のび太のエゴが肯定され続ける気持ち悪さ。いつもならスネ夫がちゃんと否定するんだけどなぁ。
時代設定やキャストだけじゃなく、映画自体もどこか懐かしい雰囲気がある。映画のテンポもゆったり。爺さん多いからな。
世界観はわりと好き。でも、キャラの「役作り」がないままイベントが続く。ずっとゲームのチュートリアルやってるような気分。
重たい話なんだけど、ミュージカルだから深刻になり過ぎずエモさ倍増。仕事で疲れたときに観れば、気持ちが上向く。かもしれない。
高校生が頑張る姿は美しい。それにしても、人を殺すことに躊躇がない。戦国時代の武士か。
静かなオカルト。眼帯の少年が厨2ムーブをかましたあたりから話が転がる。もうちょっと話の整合性をつけて欲しかった。
短編小説のようにキャラクター造形はシンプル。血糊は多いものの、ほぼ殺害過程を省いてるので凄惨さはない。でも観たいのは舞い散る桜であって、地面に落ちてる花びらではない。
メイキングなんで深掘りはしないけど、コロナ禍におけるエンタメの記録として興趣が尽きない。
オムニバスのようで、あちこち交錯したり不思議な構成。ゲラゲラ笑えるわけじゃないけど、ニンマリする。掴みどころがない映画。
あまり自虐感はない。幸薄い感じはある。小ネタに堤幸彦感がある。この堤幸彦感は好きかも。
時代背景は興味深いし、それを再現する美術も素晴らしい。ただ、マーゴット・ロビーがエロくて話が頭に入ってこない。困った。
魔女がいる現代で魔女狩りしてる話。隠れて逃げるだけで戦いはしない。マグニートーは戦ったのに。
透明人間の地味な嫌がらせが怖いというより笑える前半。徐々にホラーっぽくなってからの落差。突っ込みどころは多いけど、視覚効果が凄い。
主人公が語る物語という構造は、ユージュアルサスペクツ風。主人公の筋読みが正しいかはラストが語る。カタルシスがないんだけど。
期待通り下世話な話だった。終盤のデトックス的展開は予想外。もっと壊れていいのに。あと、音楽が古臭い。
未知の体験ができるのが映画なら、これはまさしく映画。何が起きているのかわからない不安、しかも説明はつかない。そんな爺ちゃんを演じるアンソニー・ホプキンスがなんだかかわいい。
英国らしい雰囲気は好き。仲がいいのか悪いのか。内輪揉めしてたら映画が終わってた。イマイチ消化不良。
室井滋の怪演は見どころ。近所のホームレスによく似てる。映画自体は、Eテレの番組かと思うような真面目さ。
レトロゲームに宿る古代の闇の力と闘うお話。映像は好きだけど、話は支離滅裂だし盛り上がらない。スクエニのソシャゲの如し。
酒を飲んでも飲まれるな話。酒が弱い俺にはよくわからない。‰なんて久しぶりに見た。
コントだった。実刑や無断欠勤、備品破壊は懲戒解雇事由だし、殴り込みは営業妨害ってとこまでツッコミ入れて欲しかった。
真実を話せと冬の山小屋に拉致された4人の男の話。ラストにどんでん返しがあるものの、全体的にメリハリがない。
オール動物大進撃。ドタバタ話が進む。あまり考えずに眺めればオッケーな雑さが快適。