1943年10月14日にソビボル絶滅収容所で起きた反乱・脱走を描いている
映画をきっかけに調べて史実と知って、怖ろしいほどの衝撃を受けている。
“なぶり殺し”ってこういうことだ。もてあそんで苦しめながら殺す、それを楽しんでいる。底知れぬ残忍さ。
劇中にあった会話。「父さんは人を許せって」「相手が人ならな」
そうだよ、シュロモ。ヤツらはもう人じゃない。違う何かなんだ。脱走後のシュロモがマジか?!ってなる。もっと詳しく知りたくなった。
生存者が制作に参加し、事実に則した展開ながら、エンタメとしても成立しているのに感心した。
ペチェルスキーをロシアの愛国者とした描写には批判もある(ガルリ・カスパロフ)ことは留意したい。
ロシア語のトレイラー観ると本編にないルカとのカットがあって、それけっこう重要なんじゃないの?なシーンなんだけど。謎だ。