Nanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ジーザスキャンプ 〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜(2006年製作の映画)

3.7

アメリカの有権者の20%がこんな考えの人達だとは。自由の国かと思いきや、聖書に従って生きる人もいる。こんな国で選挙に勝つのは確かに戦略が必要になるね。

物語る私たち(2012年製作の映画)

4.0

自分だけが父親と似ていない。幼少期から家族間で言われていたジョークの真相を確かめるため、父親を探す過程を描いたドキュメンタリー。
「アボンリーへの道」で天使のように可愛かったサラ・ポーリーにこんな家族
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ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(2012年製作の映画)

3.6

まさにアメリカンドリーム。
白髪のお年を召した方達の綺麗なこと!デパートっていう響きに夢が溢れてるよね。

ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

3.8

愛に恵まれなかった代わりに、乳母として家族の一員になりたかったのでは、と安易な考えを巡らせてしまう。
彼女の撮った写真をじっくり見てみたい。

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

長さと内容に躊躇していたけど、観始めたら三部から成る見事な構成とストーリー、美術作品を観ているような美しさにあっという間に終わってしまった。

女性同士の絡みが取り上げられがちだけど、これは女性が共感
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心と体と(2017年製作の映画)

3.8

同じ食肉加工工場に勤める2人が徐々に距離を縮めていくラブストーリー。
食肉加工の過程を挟んでくるので血が流れます。けっこうな量が。でも肉を食べるってそういうこと。哀れむ気持ちがないと精神をやられるって
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.7

パッケージの可愛さから気軽に観たら…重い、辛い。妄想と現実のミックス具合が私には合わず。

日本アニメのあのキャラクターの認知度はすごいなと再認識。

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

え…ラスト、ハンクはどうした⁈

題材は面白いし、演技の上手い役者さんが揃ってるから作りようによってはもっと重厚な作品になったはず。惜しいなぁ。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

約90分、陪審員室内での12人の会話で完結する今作。
登場人物の名前も分からなければ、事件の詳細も会話を通してのみ明らかになってくる。それにも関わらずここまで入り込めるって凄い。
色や派手さがなくても
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.8

オーレンは妻子がありながら出張先のベルリンでケーキ職人のトーマスと恋に落ちる。しかし家族がいるエルサレムに帰国中、不慮の事故で亡くなってしまう。トーマスは彼の面影を追うようにエルサレムへと向かい…とい>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

1.5

前作でルーニー・マーラが演じていたリスベットが好きだったので、キャストを一新した今作に不安を抱きつつ鑑賞。
結果…不安的中!不気味さもストーリーも中途半端、リスベットの魅力も感じられず…ただのB級映画
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.7

大好きな特捜部Qシリーズ待望の新作。
いつもながら暗い、重い。モラルを超えた真実に心が潰されそうになる(この容赦ない感じに中毒性があるんだよなぁ)。が、これまでの救いのない結末と違ってラストに希望が見
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

ゴッホの死後、友人の息子が最期の手紙をゴッホの弟に届けに行きながら死の真相を探っていくお話。
目を奪われるのはめくるめくゴッホ風の油絵の世界。油絵がアニメーションのように動いて映画を作っている。100
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

秋に公開されるシリーズ3作目に向けて鑑賞。

結果…めちゃくちゃカッコいい!キアヌ・リーブスは寡黙に闘う役が似合うなー。凄腕の殺し屋かと思いきや、けっこう怪我するのね。凄腕にしては隙だらけでお友達があ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.5

もう…最高。前作より大衆向けの感はあったけど分かりやすくて私は好き。
善悪の境界線を問う内容は変わらずだけど、イサベルに関してマットとアレハンドロに人間味を感じられたことに希望の光を見た感じ。
アレハ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

想像と違ってヴェノムが憎めなくてかわいい。負け犬キャラのトム・ハーディとの絡みが面白くていい相乗効果。
続編出そうなラストで今後も楽しみ。

インセプション(2010年製作の映画)

4.3

さすがクリストファー・ノーラン監督。練りに練ったストーリー、構成、世界観に時間を忘れて没頭。
ストーリーだけ読むとSFっぽいのかな、と思いきや夫婦愛も軸になった何層にも重なる感動的な作品でした。ラスト
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.5

これは絶対映画館で観ると決めていた作品。
3人の女優陣の演技。素晴らしかった。エマ・ストーンはいつもながら表情の演技に釘付け。女優としての品格というか存在感が増したのでは?色彩を抑えた衣装とセット。ダ
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

悲しみと憎しみの連鎖は断ち切れないものか…司法は誰のためにあるの?カティヤの決断はたぶん自分でもしてしまうだろうけど、司法にかけられたら有罪になるんだろう。
憎しみが新たな悲劇を生む。紛争が絶えない世
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

オートクチュールドレスの仕立屋レイノルズと、彼に見初められ田舎から出てきたアルマの愛の話。その愛がなかなか特殊で。
美しく上品な空気も相まって、美しさの中に毒をはらんだ童話を読んでいる感覚。
個人的に
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

あー懐かしいなぁ、この感じ、と自分の思春期を思い起こしながら鑑賞。
クリスティンだけじゃなく母親の気持ちも理解できるようになってる自分。成長したなー。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0

2019年の映画鑑賞はこの作品から。ずっと観たかった作品。毎回、ヴィルヌーヴ監督には心臓を鷲掴みにされる感覚ですが今作も。
生きるって理屈じゃない。1人の女性の人生に、語られる言葉に、激しく感情を揺さ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.5

心に染み入る繊細で美しい作品。
成人したシャロンの、外見からは想像できない弱さや寂しさを感じさせるうつむき加減な表情。リトルがそのまま成長したような演技に胸打たれました。
子どもの時のまま愛を求めてい
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

仕事の成功のためなら手段を選ばない女、スローン。上司だったら嫌だけどかっこいいなぁ。
あんな仕打ちされながら仕事続けるエズメも凄いわ…
最初は専門用語満載かつ早すぎるスピードに置いてけぼりにされるんじ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

小学生の頃、読み漁ったアガサ・クリスティー作品。
テレビドラマで見ていたせいか、ポワロ=デヴィッド・スーシェのイメージが…一つのケーキを分け合って食べるような人じゃないのよ、ポワロは!とツッコミを入れ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

希望が人に生きる力を与える。でもその光が暗闇で見えなくて、ラストにやっと見出せた。
生々しい描写がなくても犯罪の残虐さ、夫婦の愛(ウィロビー署長と妻の湖での出来事。描写がなくても、とてもとても美しかっ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

公開初日に映画館で。
ファンとしては、お馴染みのあの曲が流れるだけでワクワク。
いつもながらトム・クルーズの身体を張ったアクションが凄い。
前作から繋がってる部分が多いので前作観てからの方がおすすめ。
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複製された男(2013年製作の映画)

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一度では理解できなかったので、もう一回見直します…。