Nanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Nana

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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

想像と違ってヴェノムが憎めなくてかわいい。負け犬キャラのトム・ハーディとの絡みが面白くていい相乗効果。
続編出そうなラストで今後も楽しみ。

インセプション(2010年製作の映画)

4.3

さすがクリストファー・ノーラン監督。練りに練ったストーリー、構成、世界観に時間を忘れて没頭。
ストーリーだけ読むとSFっぽいのかな、と思いきや夫婦愛も軸になった何層にも重なる感動的な作品でした。ラスト
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.5

これは絶対映画館で観ると決めていた作品。
3人の女優陣の演技。素晴らしかった。エマ・ストーンはいつもながら表情の演技に釘付け。女優としての品格というか存在感が増したのでは?色彩を抑えた衣装とセット。ダ
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

悲しみと憎しみの連鎖は断ち切れないものか…司法は誰のためにあるの?カティヤの決断はたぶん自分でもしてしまうだろうけど、司法にかけられたら有罪になるんだろう。
憎しみが新たな悲劇を生む。紛争が絶えない世
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

オートクチュールドレスの仕立屋レイノルズと、彼に見初められ田舎から出てきたアルマの愛の話。その愛がなかなか特殊で。
美しく上品な空気も相まって、美しさの中に毒をはらんだ童話を読んでいる感覚。
個人的に
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

あー懐かしいなぁ、この感じ、と自分の思春期を思い起こしながら鑑賞。
クリスティンだけじゃなく母親の気持ちも理解できるようになってる自分。成長したなー。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0

2019年の映画鑑賞はこの作品から。ずっと観たかった作品。毎回、ヴィルヌーヴ監督には心臓を鷲掴みにされる感覚ですが今作も。
生きるって理屈じゃない。1人の女性の人生に、語られる言葉に、激しく感情を揺さ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.5

心に染み入る繊細で美しい作品。
成人したシャロンの、外見からは想像できない弱さや寂しさを感じさせるうつむき加減な表情。リトルがそのまま成長したような演技に胸打たれました。
子どもの時のまま愛を求めてい
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

仕事の成功のためなら手段を選ばない女、スローン。上司だったら嫌だけどかっこいいなぁ。
あんな仕打ちされながら仕事続けるエズメも凄いわ…
最初は専門用語満載かつ早すぎるスピードに置いてけぼりにされるんじ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

小学生の頃、読み漁ったアガサ・クリスティー作品。
テレビドラマで見ていたせいか、ポワロ=デヴィッド・スーシェのイメージが…一つのケーキを分け合って食べるような人じゃないのよ、ポワロは!とツッコミを入れ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

希望が人に生きる力を与える。でもその光が暗闇で見えなくて、ラストにやっと見出せた。
生々しい描写がなくても犯罪の残虐さ、夫婦の愛(ウィロビー署長と妻の湖での出来事。描写がなくても、とてもとても美しかっ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

公開初日に映画館で。
ファンとしては、お馴染みのあの曲が流れるだけでワクワク。
いつもながらトム・クルーズの身体を張ったアクションが凄い。
前作から繋がってる部分が多いので前作観てからの方がおすすめ。
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複製された男(2013年製作の映画)

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一度では理解できなかったので、もう一回見直します…。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.3

心臓を鷲掴みされたような。根本的な部分が崩れ去るような。プリズナーズに引き続き、またしてもヴィルヌーヴ監督に感情を激しく揺さぶられました。
善悪って何だ。その境界線はどこにあるんだ。銃撃の響くフアレス
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.3

たくさんの感情が湧き出て、身体で受け止めきれず涙が溢れて溢れて。
恥ずかしながらラストの「足」は皆さんのレビューを見て、見直して気づきました。このシーンで鳥肌が。狂気のさじ加減が素晴らしく、ただの感動
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

ソードフィッシュでジョン・トラボルタが名作と言ってた作品。気になったので鑑賞。
もう、冒頭からとてもかっこいい。衝撃のチェーンソーシーンからの怒涛の成り上がり、からのラスト。男気しかない濃厚な作品でし
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.8

パク・チャヌク監督の復讐シリーズ、オールドボーイに引き続き鑑賞。
オールドボーイの衝撃に比べてしまうと物足りない感。単体で観てたら衝撃だったんだろうけど、血が流れても免疫がついて凝視できてる自分が怖く
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

マイブームの韓国映画。以前からタイトルだけは知っていたけど、激しいバイオレンス描写が苦手なので敬遠してた作品を、遂に。
決して気持ちのいい映画ではないけど途中で止められない…中毒性が凄い。

ハッピー・ゴー・ラッキー(2007年製作の映画)

3.8

とっても明るいサリー・ホーキンス演じるポピーの日常を描いた作品。最初は拒否反応を感じてしまったけど、ストーリーを追うごとにポピーがとても魅力的になってくる。
彼女が言う別れ際の挨拶「stay happ
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女はみんな生きている(2001年製作の映画)

4.0

いやー、痛快。簡潔に言うと境遇の異なる2人の女性が男達に仕返しをする話。
なかなか過酷な生い立ちとストーリーなんだけれども、軽快でお洒落な音楽とスピーディーな展開で楽しめる。フランス映画って緩急がなく
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.0

運転が危うくなってきた高齢のお母さんを見かねて、息子が雇った黒人ドライバー。その一癖あるおばあちゃんとドライバーのお話。

終始ほっこり。人と人の繋がりが人生を豊かにするのね。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

誰もが一線を超える危うさを孕んでいるということ。サスペンスとしてもハラハラドキドキ…とても引き込まれる。
ヴィルヌーヴ監督は闇と光、神秘的な音楽が印象的。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

アメコミ映画はあまり関心がなかったのだけど名作と言われてるから観てみるか…と軽い気持ちで鑑賞。
え、何これ。すごく面白い!し深い。だからコウモリなんだ、と納得。多くの場合、自分自身が強敵だったりするん
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サラの鍵(2010年製作の映画)

3.8

フランスでのユダヤ人迫害を題材にした作品。また映画に知らなかった歴史を教えてもらいました。

幼少期のサラが弟を助け出すために必死になる姿が苦しい。成長したサラを演じた女優さん、綺麗すぎてちょっと違和
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

映画とアートを一緒に観てるかのよう。愛に溢れた、とても琴線に触れる美しい作品でした。

これを若干24歳にして撮ったグサヴィエ・ドラン…彼の感性で世界を見られる、その時間が至福でした。

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.9

こんな風にみんなが手を繋いで助け合う世界にしていきたい。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.6

これは映画というより知るべき事実。ファスベンダーとブラピの対比に見られるように、アメリカ国内でも南部と北部でこんなにも違うとは。
個人的にはルピタ・ニョンゴの耐え忍び苦しみながら懸命に生きている演技に
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

汗水流して働いて、奥さんを看病し、ダニエルの言葉を借りればちゃんと税金も払って地道に生きてきた人の最期が、国の制度に苦しめられトイレで亡くなるなんて辛すぎる。
監督の丁寧な描写で、より問題の深さが胸に
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

勇気づけられたくて観たのに最後は感動の涙。信念があれば実現できないことなんてない、何万回も聞いた言い回しだけど、まさにそれを実証した強い女性たちの実話。
邦題の「ドリーム」は軽すぎるなー。もっといいの
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.5

新年最初の映画鑑賞は映画館で。
待ちに待った続編。
分かりやすい勧善懲悪のストーリーにキレッキレのアクションとノリのいい音楽は健在。

メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

SFにあまりのめり込めない私が夢中になって鑑賞!単に地球外生物と接触する話ではなく概念が根本から覆り、これから強く生きていこうと思える素晴らしい作品でした。途中ついていくのに頭フル回転だったけども、普>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.3

このシリーズ大好きだけど、今回はまた凄かった。雨まで降らせちゃうのね。。
前作を観て人間関係を知った上で観るのが断然おすすめ。

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.5

ホラー系かと思ってドキドキしながら鑑賞。ホラー要素はなく、家族愛に涙したミステリーでした。途中でびっくり、そういうことだったのね!
見抜けなかった私はとても楽しめました。