Nanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Nana

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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.3

心臓を鷲掴みされたような。根本的な部分が崩れ去るような。プリズナーズに引き続き、またしてもヴィルヌーヴ監督に感情を激しく揺さぶられました。
善悪って何だ。その境界線はどこにあるんだ。銃撃の響くフアレス
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.3

たくさんの感情が湧き出て、身体で受け止めきれず涙が溢れて溢れて。
恥ずかしながらラストの「足」は皆さんのレビューを見て、見直して気づきました。このシーンで鳥肌が。狂気のさじ加減が素晴らしく、ただの感動
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

ソードフィッシュでジョン・トラボルタが名作と言ってた作品。気になったので鑑賞。
もう、冒頭からとてもかっこいい。衝撃のチェーンソーシーンからの怒涛の成り上がり、からのラスト。男気しかない濃厚な作品でし
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.8

パク・チャヌク監督の復讐シリーズ、オールドボーイに引き続き鑑賞。
オールドボーイの衝撃に比べてしまうと物足りない感。単体で観てたら衝撃だったんだろうけど、血が流れても免疫がついて凝視できてる自分が怖く
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

マイブームの韓国映画。以前からタイトルだけは知っていたけど、激しいバイオレンス描写が苦手なので敬遠してた作品を、遂に。
決して気持ちのいい映画ではないけど途中で止められない…中毒性が凄い。

ハッピー・ゴー・ラッキー(2007年製作の映画)

3.8

とっても明るいサリー・ホーキンス演じるポピーの日常を描いた作品。最初は拒否反応を感じてしまったけど、ストーリーを追うごとにポピーがとても魅力的になってくる。
彼女が言う別れ際の挨拶「stay happ
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女はみんな生きている(2001年製作の映画)

4.0

いやー、痛快。簡潔に言うと境遇の異なる2人の女性が男達に仕返しをする話。
なかなか過酷な生い立ちとストーリーなんだけれども、軽快でお洒落な音楽とスピーディーな展開で楽しめる。フランス映画って緩急がなく
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.0

運転が危うくなってきた高齢のお母さんを見かねて、息子が雇った黒人ドライバー。その一癖あるおばあちゃんとドライバーのお話。

終始ほっこり。人と人の繋がりが人生を豊かにするのね。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

誰もが一線を超える危うさを孕んでいるということ。サスペンスとしてもハラハラドキドキ…とても引き込まれる。
ヴィルヌーヴ監督は闇と光、神秘的な音楽が印象的。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

アメコミ映画はあまり関心がなかったのだけど名作と言われてるから観てみるか…と軽い気持ちで鑑賞。
え、何これ。すごく面白い!し深い。だからコウモリなんだ、と納得。多くの場合、自分自身が強敵だったりするん
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サラの鍵(2010年製作の映画)

3.8

フランスでのユダヤ人迫害を題材にした作品。また映画に知らなかった歴史を教えてもらいました。

幼少期のサラが弟を助け出すために必死になる姿が苦しい。成長したサラを演じた女優さん、綺麗すぎてちょっと違和
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

映画とアートを一緒に観てるかのよう。愛に溢れた、とても琴線に触れる美しい作品でした。

これを若干24歳にして撮ったグサヴィエ・ドラン…彼の感性で世界を見られる、その時間が至福でした。

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.9

こんな風にみんなが手を繋いで助け合う世界にしていきたい。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.6

これは映画というより知るべき事実。ファスベンダーとブラピの対比に見られるように、アメリカ国内でも南部と北部でこんなにも違うとは。
個人的にはルピタ・ニョンゴの耐え忍び苦しみながら懸命に生きている演技に
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

汗水流して働いて、奥さんを看病し、ダニエルの言葉を借りればちゃんと税金も払って地道に生きてきた人の最期が、国の制度に苦しめられトイレで亡くなるなんて辛すぎる。
監督の丁寧な描写で、より問題の深さが胸に
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

勇気づけられたくて観たのに最後は感動の涙。信念があれば実現できないことなんてない、何万回も聞いた言い回しだけど、まさにそれを実証した強い女性たちの実話。
邦題の「ドリーム」は軽すぎるなー。もっといいの
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.5

新年最初の映画鑑賞は映画館で。
待ちに待った続編。
分かりやすい勧善懲悪のストーリーにキレッキレのアクションとノリのいい音楽は健在。

メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

SFにあまりのめり込めない私が夢中になって鑑賞!単に地球外生物と接触する話ではなく概念が根本から覆り、これから強く生きていこうと思える素晴らしい作品でした。途中ついていくのに頭フル回転だったけども、普>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.3

このシリーズ大好きだけど、今回はまた凄かった。雨まで降らせちゃうのね。。
前作を観て人間関係を知った上で観るのが断然おすすめ。

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.5

ホラー系かと思ってドキドキしながら鑑賞。ホラー要素はなく、家族愛に涙したミステリーでした。途中でびっくり、そういうことだったのね!
見抜けなかった私はとても楽しめました。

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.7

ケネディ大統領や当時のアメリカを知ってから観ればもっと面白かったかも…
これだけ時間が経っても映画になるってジャッキーの影響力ってすごかったのね。
ナタリーの演技は、もはや凄み。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

なんてことない日常を丁寧に描いてるからこそ戦争の不条理さが胸に迫る。すずさんが可愛くて、慎ましく生きてる姿に、自分はどうなんだと問いかけたくなる。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

これはルーニー・マーラの映画!と言えるくらい彼女が素晴らしかった。
北欧の無機質な感じもミステリアスな雰囲気を増長させてて良かった。

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.2

英雄ジャンヌ・ダルクではなく苦悩する1人の人間として描かれていて、観ているこちらが辛くなるほど。
リュック・ベッソンとミラといえば「フィフスエレメント」のイメージで派手なアクション映画になってるのかと
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.0

ある種ガールズパワームービー。
終始、鬱々とした感は嫌いじゃないけど精神的に元気な時に観るのがいいかも。

セブン(1995年製作の映画)

3.8

悲惨なラストに向かいつつあるのが途中から分かりながらも観ずにはいられなかった。グロテスクな描写に耐性がない私でも引き込まれてしまうのはデヴィッド・フィンチャー監督の手腕⁈
土砂降りの雨が印象的。こんな
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.4

原点回帰な分かりやすいストーリーで楽しめるエンターテイメント映画。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.8

胸に染み入る感動作。鑑賞後はすーっと濁りのない心に。
皆んなの想いを受け止めて跳ぶラストは涙腺崩壊。

クローサー(2004年製作の映画)

3.2

4人の男女がくっついたり離れたり…性欲や嫉妬、罪悪感、愛にまつわる人間の本能丸出しでみんな愛を求めてる。
ナタリー・ポートマンの強さを秘めた美しさ!少女と大人の間の絶妙なあの年齢の時しか纏えない空気、
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ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.5

オープニングから流れるあの曲、大好き。
知性を武器にできる女性って素敵。観た後は自分磨きをしたくなる。

ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.4

美しい景色とロマンチックなラブストーリー。
イタリアに行きたくなること間違いなし。

ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.3

ティム・バートンのダークでおしゃれな世界観が既にできてる!
子どもの頃、これ観て眠れなくなったなー。

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

2.3

中途半端なポップ感。やりたい事は分かるけど、やるならもっと突き抜けてほしかったな。
衣装や装飾は可愛いから観てて飽きない。