Nishiumiさんの映画レビュー・感想・評価

Nishiumi

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ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

2.7

なんじゃこりゃ、クリスマスプレゼントは事前に用意しとけよな。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

2.5

おじさん声のピカチュウはおもしろいが、主人公のティムの切実さや努力を感じられないのが残念。

光る眼(1995年製作の映画)

2.7

他人の心を読み、自由に操る超能力を持った子供たち。感情がなく完璧な存在に恐怖を覚えるが、いわゆる異端児のデヴィッドが人間を救うことになる。不完全さこそが人間の最大の特徴なのかもしれない。

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

2.9

雨降って地固まる。誰もが家族を思いやり期待に応えようとしているのに、母親の期待が高すぎるのか。結局、母親のシャーロットが原因かもね。孫のボーとバッキー爺さんが良かった。

無宿 やどなし(1974年製作の映画)

2.6

アランドロンの冒険者たちをモチーフとしたそうだが、原作と比較すると余りにも残念。ただ、勝新と健さんのキャラがよく出て、名優たちの競演は見応えあり。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

2.8

「井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る」後半は聞いたことが無い。夢を追って都会へ飛び出し、社会の厳しさを知った慎之介、夢をあきらめ地元で精一杯頑張っているあかね。常に自分を見失わず、精一杯生き>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.1

料理メニューで繰り広げられるサスペンス。食材も調理も盛付けも最高、それに加えるシェフのこだわり。しかし食べる人はシンプルに五感で楽しめば良いのだ。グルメ通が化け物を作り出したのだろう。素朴でシンプルな>>続きを読む

張込み(1958年製作の映画)

3.3

昭和の夏、画面から暑さがムンムンと伝わる。列車の駅弁、ボンネットバス、あぜ道、露店、下駄の鼻緒、ラジオ、なにもかもが懐かしく、モノクロの映像も美しい。辛坊強く張込みながら、自分を見つめなおす刑事、平凡>>続きを読む

わたしはダフネ(2019年製作の映画)

3.1

明るく前向きなダフネの言動には感動するが、ハンディキャップを理解した上での対等な関係が重要なのだろう。

フェノミナン(1996年製作の映画)

3.0

トラボルタの笑顔が切ない、そしてラストのエリック・クラプトンの『Change the World』が心に沁みる。優れた才能や能力は、使いようによって自分も社会も豊にする。しかし度が過ぎると恐れられ敬遠>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

2.9

ティムバートンらしい極彩色の世界と不思議キャラが満載で、実写とモーションキャプチャーによる映像もおもしろい。すぐに打ち首にする赤の女王より、ニコニコしながら戦わせる白の女王の方が不気味に感じたのはなぜ>>続きを読む

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.1

時に言葉は他人を傷つけてしまう。しかし、それを恐れていては心が通じあわない。素直な言葉のキャッチボールが友情を育み、互いを成長させるものだ。高校生の不安と迷い、もやもやしながら自分を見つめなおす様が上>>続きを読む

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

2.9

一癖も二癖もある個性的なメンバーばかり、鮮やかな推理だが、少し根拠が薄いかな。若いオリヴィアがきれい。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.0

話は判りやすく囚人たちとの友情やイェスンの可愛さは感動ものだが、主役がユースケに似てるな。

望み(2020年製作の映画)

3.4

息子の誠実さを(犯罪に加担していないと)信じたい父親と息子の無事だけを祈る母親、どちらになっても辛い結果ではあるが、事件に対する想いや望みの違いが鮮明に描かれており、自分はなんてことを考えているんだと>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.2

ステイサムはお洒落でパワフルなのにエロくないスパイが板についている。メンバーも個性的だが、ダニーはお笑い担当だね。そして、飄々としたヒューグラントが良かった。

エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

3.1

エリザベスの孤独、フェリペ王から攻められ、嫌な神聖ローマ皇帝とつきあい、めざわりなメアリー、ローリー卿には魅力を感じたが、侍女とできちゃった。えーい、一人で生きてやる。

陽のあたる教室(1995年製作の映画)

3.2

音楽家として教師として、父親として音楽を通して長年皆に愛情を注いできたホランド、ラストの演奏は圧巻であり教育者冥利につきるものだ。そしてMusicを音楽と名付けたことは素晴らしい。

容疑者 室井慎次(2005年製作の映画)

2.6

警視庁と警察庁のキャリア同士の足の引っ張り合いで、話が固い。でも八嶋や哀川らのキャラもおもしろかった。室井の「私は知りたい」の言葉が印象的。

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

2.6

面倒くさい凪、バカ斬鉄、覚醒した潔、見捨てられた玲王、個性的なキャラクター達だが、上には上がいるものだ。しかし、人は進化する。

GOAL! ゴール!(2005年製作の映画)

2.8

ニューカッスルの町中が熱狂なサポーター、父親がサポーターと応援しているシーンがいいね。しかし、ベッカムもジダンもご愛敬。

フォーカス(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ウィルスミス率いる詐欺集団の活躍が軽妙に描かれるが、ジェスとの恋愛話は?。フットボールでの詐欺で最後に大逆転だが計算しつくされた技。3年後のF1を巡る詐欺では、どこまで本気かわからないが、最後に父親に>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.2

テロの現場で死と向き合いながら活動するディカプリオとアメリカから衛星で監視しながら電話で指示するラッセルクロウの生きざまが対照的。ディカプリオは安全な管理職ではなく、中東での生活を選択する。中東での生>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.5

結構迫力のある戦闘シーンで、長澤まさみの舞うような戦いもよい。

リクルート(2003年製作の映画)

3.2

これは訓練なのか、実践なのか。教官の指示が正しいのか、友達が正しいのか。人間不信になる。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

列車の閉鎖生態系を維持するために、時々暴動を起こさせて人数を減らす、それをしなければカニバリズムに陥る、恐ろしい現実。エンジンの動力はいったい何だったのか?

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

2.6

正直、めんまのぶりっこ言葉がうざすぎるが、この友情が永遠に続くと信じていた少年時代を思い出させてくれる。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.5

説明を削ぎ落し、記録と記憶と想像が入り混じっているために難解と言われる。楽しい思い出のはずが、ザラザラ感で不安が掻き立てられる、父への愛情は感じるが、消化不良。「大好きだった父、でも辛い思い出の映像を>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

3.0

子供の頃のおもちゃ愛に満ちた作品。あれだけ毎日遊んでいたお気に入りのおもちゃ、成長とともに興味が移り、振り返ることが無くなった。しかし、アンディーが大切なおもちゃをボニーに譲るとき、一つ一つの思い出を>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.5

利発な少年のために、本を読む楽しさを教え、そして本は人生を豊かにしてくれる。本や映画を鑑賞した後、感じたことを反芻し、改めて自分の生き方を考える時間は素晴らしいものだ。「幸せに生きる権利」、エシエンに>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

知恵遅れだが純粋な息子を思いやる母親、無実の罪を晴らすために真相解明に奔走するが(驚愕の真実を知った母がとった行動は?)。
ラスト、悪いことを忘れるツボに針を刺し踊り狂う母、罪悪感を抱えながらこれから
>>続きを読む

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

2.7

孤児院時代からパトロンを得て洋服のデザインを始めるまで、ココの前半生を描く。オーソドックスなスタイルに違和感を抱き、動きやすくシンプルなデザインを創作し、女性のビジネス進出と独立を目指した生き様はおも>>続きを読む

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.0

ジャッキーのアクション愛に満ちた作品。バラック街のカースタント、二階建てバスの傘アクション、そしてショッピングセンターでガラスに突っ込むバトルなど、よくスタントマン無しでやり遂げたものだ。ラストのNG>>続きを読む

小さな巨人(1970年製作の映画)

2.9

西部劇の転換期の作品であり、白人至上主義でなく先住民への同情的な描写が含まれている。ジャックを狂言廻しに、先住民と騎兵隊の両側の視点で描かれていておもしろい。騎兵隊ら白人によるジェノサイドは先住民が恐>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.0

壮絶な人生だが、マットとのロマンスを胸に生きてきたマドレーヌ、穏やかな佇まいからは想像もできないが、シャルルが次第にマドレーヌに寄り添い、自分も強く立ち上がろうとする様が素敵だ。