よっしいさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.3

故ロビン・ウィリアムズを偲んで 命日に視聴しました。
「永遠の時を過ごすロボットと、限られた生を与えられた人間。どちらを選ぶのか。」

アイザック・アシモフが書いたSF小説を、グーニーズの監督、クリス
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ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

3.1

「大虐殺はあなたの罪なのか」
「怖いのは、少数の危険思想家ではない。大多数の大衆である。」

ナチスドイツ政権下に生きた民間人や、実際兵役についていた祖父母世代にインタビューする、ノンフィクションのド
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.1

スクリームに似たアクションホラー?
脚本の齟齬とか、なんで?とか。そういう難しいことは考えずに、怖いシーンをオムニバスで観る作品です。

ヒロインの女の子が優しい&強い 主人公はこの子だと思います。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.1

当日は画期的だったかも。
令和に見ると、レトロフューチャーとして楽しめます。
加えて、ディストピア作品としてとても面白い。
「1984」や「すばらしい新世界」、「華氏451度」を彷彿とさせる作品でした
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A.I.(2001年製作の映画)

3.1

どこまでも人間に近いロボット(の子供)を主人公にした作品。家族がいる人にとっては家族との出会いと別れの冒頭30分が身につまされる思いになります。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.7

ロビン・ウィリアムズの一人語りのシーンに何度も引き込まれる一作。
彼の作品の中で1,2を争う好きな映画です。

特に、彼が人として完璧ではないところ。大事なものに踏み込まれた時の怒りと、諦めを織り交ぜ
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

4.0

ロビンウィリアムの遺作
サイモン・ペッグが好き
モンティ・パイソンも大好き

三拍子そろった作品
感動する、、、映画ではないけれど
ニヤニヤしながら楽しめる映画でした。

ロビン・ウィリアムズ(犬)の
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聖なる嘘つき/その名はジェイコブ(1999年製作の映画)

4.7

2回目の視聴 ロビン・ウィリアムズの作品の中でもこの作品が、彼の楽観的な演技(本人の性格とは真逆であっても)を生かしている素晴らしい作品です。

最後のシーンは何度観ても泣ける。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

ミステリーの落ちはこのくらいがとてもいい。
そう思える不思議な映画でした。
CUBEを意識した作りなのかな?

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

20年前に一度観たはずでしたが、、、改めて観ると、楽しさ倍増でした。

オードリーが可愛いのはもちろんのこと、その演技。最後のプレスインタビューのシーンが本当にいじらしいです。

あと、この作品の機微
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図書館戦争(2013年製作の映画)

3.2

原作読了後に視聴。

岡田准一と田中圭の配役にピタリと楽しむことができました。惜しむらくは、一作目に耳が不自由な高校生、毬江が登場しなかったこと。

有川浩が、アニメ化にさいして「障害者を作品で取り上
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ジェイン・オースティンの読書会(2007年製作の映画)

3.9

読書会を生きがいにしているだけに、この映画の魅力(怖さ)がよくわかります。

イギリスの文才、ジェイン・オースティンが書いた6冊の名作をテーマに6人の登場人物が集まり、語り合う。
1人1人が実生活で持
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

スピルバーグのオタクっぷりが余すところ無く発揮される作品でした。

画面の隅々まで元ネタありのオンパレードだったので、映画館で気づかなかったキャラクターを配信で見つけた人も多そう。個人的にはアキラのバ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.8

学生の時には「面白く、感動する」映画だと、友人に紹介していた。
四十を回った私が改めて観た時には、言葉を失う。
ただただ涙が止まらない。


感動した。
そう口で言っている間は、本当の感動からは少し離
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.6

近未来、少ない登場人物、そして謎の敵。
PS4ゲーム、ニーア・オートマタや、アイ・アム・レジェンドのようなスタートにワクワクします。

多くを語るとネタバレになってしまうのですが、一番キャラクターが濃
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

2.0

価値ある評価2 独りで見ることをおすすめします。

「モンド映画」というカテゴリーを知らなかった私に、言葉の意味を初めて教えてくれました。なるほど、世界まる見えテレビ特捜部を60年前にやったら、こんな
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.2

自分の楽しみが親孝行になる。ベストの形。
ゲーム話に繋げられると、涙腺弱くなるんですよ、、、、ゲーマーの性です。

父親とこうやって楽しめたら楽しいでしょうね。ぜひやりたいものだ。

タイピスト!(2012年製作の映画)

4.1

一番打ち込んだものはなんですか?それはキーボードです。

20年前の2chネタのようなテーマで、ここまでキレイな映画ができるんだな、と感心しました。
タイピングで世界一を目指すマイフェアレディ。
ふだ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

こういうミステリーは大好物です。密室、時間制限あり、犯人はこの中にいる・・・!?素敵な脚本ですね。また、素材も新鮮でした。翻訳家をモチーフにした作品はみたことがなかったので、興味が湧きましたね。

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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.5

少年がいかに長い間放浪し続けたか、
尺の長さで理解できました。

釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

4.1

名を知らぬものはいないメジャー映画でしたが、実は初見。

面白いですね〜 釣り以上に、終始語られる夫婦愛がいい。
心が洗われました。

スーさんに聞かれた「一番ほしいものはなんですか?」に対する
奥さ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.1

12人の・・・と言われると思わず観たくなってしまいます。

怒れる男や、優しい日本人 をみなおそう。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.2

エンタメを求めるなら絶対みるな。
数年後も話せる、心を揺さぶる映画を観たいなら、絶対観てほしい。
そんな映画でした。


ミュージカル=空想の世界がとても理想的に見える作品です。

主人公セルマは、社
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

最後の10分間を見るための映画。
雰囲気でしっとり怖がらせてくれますね。

ミッドサマーもそうでしたが、映像がとても綺麗です。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.2

あれ、会社ってこういうものだったっけ?

フィクションを見ているような気分になるけれど、
会議で起きる1つ1つの出来事が重なるにつれて、既視感を覚えます。
あー、これが日本だ。サラリーマンだ。

いわ
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オールド(2021年製作の映画)

3.9

M.シャマラン監督のこれでもかってくらいのカメラワークが好き。
技術に疎い私でも、どうしたの?って目線に気づく仕事をします。

プライベートビーチ(ドミニカで撮影したようですね)の中で9割方進行する映
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

面白くない。でも目が離せない。

ニヤリと思うようなシーンがありません。ただ、昔のことを思いだして、目頭を熱くする。そんな年配の先輩達が登場する映画です。

人生の折り返し地点どころかほぼ完走に近い人
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

素晴らしきかな、人生ーキーラ・ナイトレイ繋がりで視聴。

第二次世界大戦中、ドイツが世界を席巻する一因となった暗号。通称エニグマを解読した天才数学者、アラン・チューリングを扱った作品です。

彼の自伝
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

4.5

エドワードノートンつながりで、レッドドラゴンから視聴しました。
役者のつながりでとんでも無く場違いな作品に飛んできてしまった。

ですが、逆にこの繋がりで映画を探さなかったら、出会えなかったかもしれな
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

エドワードノートンはファイトクラブ以来でした。
ちょっと不安そうな顔つきが堺雅人に似てますね。

ハンニバル・レクターが登場するシリーズの3作目にあたりますが、
レクター博士はあくまでも端役。メインは
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スターリングラード(2000年製作の映画)

3.9

スナイパー映画の中で一番好き。

ジュードロー演じるロシアのスナイパー、ヴァシリザイツェフ。
エドハリスが演じるドイツ将校のスナイパー、エルヴィンケーニッヒ。

どちらを応援するともなく、二人のスナイ
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.4

ナチス映画の中でも和風テイストが強い作品です。

一見「このシーンいる?」というところは、伏線などではなく、その雰囲気、残酷さ、絶望の雰囲気を伝えたいのだろうな、と。

ただ、クライマックスのシーンは
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