電気羊さんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

電気羊

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劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

2.5

期待外れ。今風の細かい組織設定や科学考証はエヴァやガンダムに任せておけばいいんだよ。俺がマジンガーに求めるものは、そんな面倒くさいストーリー展開じゃない。マジンGO!っていう痛快ロボットアクションなん>>続きを読む

最後の晩餐(1973年製作の映画)

3.0

4人のセレブな男たちが、富に任せて高級食材と女とのセックスで酒池肉林に耽り、死へと突き進むお話。

男と生まれたからには死ぬまでには一回やってみたいと思うが…。

カレー、ハンバーグ、ラーメンが大好物
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炎の少女チャーリー(1984年製作の映画)

4.1

スティーブン・キング原作のSF映画。

超能力を兵器利用しようとする謎の組織「ショップ」の元にいた男女から生まれた女の子チャーリーは、生まれながらにしてパイロネキシスとサイコネキシスを保有していた。
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フェイ・グリム(2006年製作の映画)

4.2

「ヘンリー・フール」の続編なのだが、もうね、全映画視聴者は監督に「なんでやねん!?」と突っ込まざるを得ない。

絶対1作目の「ヘンリー・フール」を観てから観て欲しい。
1作目は、自称詩人のチンピラ、ヘ
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

1.5

監督も出演者も観客も誰も得をしない映画。
2020年の観賞、第1作目がこれとは。

かつて南極で遭難したときにセイウチに助けられた男が、カナダに帰国。
セイウチとの野生の戦いを望む余り、訪れた見ず知ら
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

2.5

ハリーポッターのラドクリフ君がすっかりむさ苦しいオッサンになって登場。実話ものだとか。退役後に冒険の世界に憧れ人跡未踏のジャングルに乗り出した4人の男たち。だが、容易く喧嘩になり仲間割れし、遭難するこ>>続きを読む

エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

3.9

「13日の金曜日」のジェイソンに並ぶ「エルム街の悪夢」のフレディ登場第1作目。リンチのために焼けただれた顔面、手に嵌めた手作りの鉄の爪、寝ると奴が来るという設定は当時斬新だったので、その後続編も作る続>>続きを読む

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.5

韓国産ゾンビアニメ。日本のゾンビ映画「新感染」の前日譚らしいが単独でも楽しめるほど出来は良い。韓国の貧民層の生活がリアルに描かれているのが興味深かった。しかし、韓国ではホームレスは救急車を呼べないのか>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

過去のトラウマの影響で友達を作れなかった孤独な壁の花=文学少年が、高校で出会った陽キャの兄妹と友情と恋を通して成長していく青春グラフィティ。自意識が拡大していく青春期特有の希望、焦り、怒り、不安、挫折>>続きを読む

復活の日(1980年製作の映画)

3.5

丁度、角川が小松左京原作で、「さよならジュピター」「首都消滅」やらを映画化していた米ソ冷戦時代の1980年代作品。東ヨーロッパで開発された強力なウイルス兵器が流出、イタリアから感染拡大し全世界に蔓延。>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.3

「人魚の眠る家」観賞。

タイトルの人魚の眠るとは、幼い我が娘が、プールの排水溝の事故で溺れて一命はとりとめたものの、脳死のため植物人間になったことを意味している。

意識はないものの電気信号による呼
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.0

殺し屋の男と付き合ううちに、なぜか女の子も殺しの技術を身に付けてしまうというコメディ。そこそこ面白くはあるが、肝心のアクションがワイルドカードのジェイソン・ステイサムのアクションを観た後だと、ショボく>>続きを読む

ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.5

主人公は、元エリート海兵隊員で今は用心棒をしているギャンブル中毒の用心棒。そこへ凄まじい暴行を受けたかつての恋人が現れる。そして、かつての恋人は暴行犯であるギャングへの復讐を主人公へ依頼するのだが。ギ>>続きを読む

エリジウム(2013年製作の映画)

3.5

遥か未来の地球。そこは富裕層が暮らす天体都市エリジウムと地球で生活する貧民層とに生活圏がはっきり分かれていた。まるで、インドのカースト制度のようにエリジウムは理想のユートピア、地球はマッドマックス2の>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

なんかもう共感しまくりな若い女性の生活がリアルに描かれている。ダンサーを目指し友達とルームシェアをしている女の子フランシス・ハルディーが主人公。しかしながら、ダンサーとして目が出ず、恋人ともうまくいか>>続きを読む

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.5

南極料理人の女性シェフが、元大統領の料理人を務めていたときの実話だとか。

ミッテラン大統領がおふくろの味を食べたいと、田舎のレストランの女性シェフを官邸のメインシェフに採用するも、以前から勤めていた
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

1.0

楊貴妃の生前と死の真相について、猫妖怪が後世の人々に伝えようとするって話なんだろうけど、これって空海が出る意味あんの。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

15の時に初めて観てこんな面白い映画があるのかと感動し、それから41年のときを経て堂々の完結。

アナキンからルークとレイア、そしてベンへと流れたスカイウォーカーの血統もここで終焉。だが、ジェダイとは
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.1

地上波で初視聴。明かされるルークとカイロレンの関係、レイの両親。代々続くフォースの強い血統スカイウォーカー一族の使命とは。

そして、最後のジェダイとは誰のことなのか。最終章に連なる前日譚となる今作。
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

1.0

知恵がない人間は容易く悪党のカモにされる。

警察から電話がかかってくることはあるだろう。
だが、途中でおかしいと思うのが普通だ。

この世には自分で考えるという習慣のない人間がたくさんいる。

詐欺
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.2

街の不良から、世界的テロリストを相手にカーバトル。もうミッションインポッシブル・レベルになっとるやんけ。レティ再登場と引き換えにジゼル退場。好きだったんだけどな~。ジゼル。

ひとごろし(1976年製作の映画)

4.1

臆病者と蔑まれている武士が主人公(松田優作)。
臆病者の汚名を返上せねば、妹の嫁ぎ先が見つからないと一念発起。

ちょうど、己の右腕とも頼む部下を荒くれ武芸者に斬られたことに立腹した藩主が、上意討ち希
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トラフィック(2000年製作の映画)

3.5

麻薬撲滅捜査に地道に取り組むメキシコの刑事、麻薬組織壊滅を推進する立場でありながら娘がジャンキーの高官、そしてアメリカの麻薬密売組織を運営する家族という三つのストーリーが核がになっている。

最初はト
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捕われた女(2015年製作の映画)

1.0

裁判所から移送される前の凶悪犯が、判事を射殺し脱走。立てこもった先はヤク中のシングルマザーの家だった。オチは死の恐怖を支えたのは信仰だったという宗教臭いものだったが、登場人物がクソなので同情も何もない>>続きを読む

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.2

躍動する肉体アクション。筋肉は裏切らない。今日もダンベルローイングしよう。

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.3

不幸な過去から殺人を肯定するようになった連続殺人犯。普段は善良な獣医として生活していた。だが、アルツハイマーを発症したことから記憶が不鮮明になり、妄想が入り込んでいく。連続殺人犯は、やがて自分と同じ臭>>続きを読む

散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

4.3

自分の妻の浮気がバレたのを理由に妻が自殺したことにして、妻の浮気相手から多額の慰謝料をだまし取ろうと画策した夫婦。だが、実は騙したつもりが騙され、騙された振りで騙していたとか二転三転していくミステリー>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

3.2

イケメン教師=竹内涼真に恋した女子高生=浜辺美波のラブストーリー。ドジで痛いダメっ娘の主人公は、イケメン教師へアタックを開始するが、拒絶され続ける。だが、その、ひたむきな想いは遂にはイケメン教師の心を>>続きを読む

あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)

3.9

レァ・セドゥちゃん目当てで視聴。若く美しきメイドに迫る主人や周囲の男たちのセクハラや、女主人の嫌がらせにも負けず、健気に頑張るセドゥちゃん。だが、しかし。最後に彼女のハートを射止めたのはユダヤ人排斥運>>続きを読む

ネイルズ 悪霊病棟(2017年製作の映画)

3.7

結局、ネイルズと言われる悪霊はいたのか、それともサイコパスに幻覚剤を盛られていただけだったのか…。最後まで観て、最初を観返すと「あ~」って思う。まあ演出は怖かった。

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

4.0

不幸な結末を迎える悲恋映画。実話だとか。舞台は近代のスウェーデン。妻子ある貴族の陸軍中尉は、綱渡り芸人の女の子と恋に落ち、全てを捨てて駆け落ちする。だが、働いたことが無い中尉は、自分のプライドから女の>>続きを読む

アトランティック・リム(2018年製作の映画)

1.0

クソ映画オブ・ジ・イヤー2019に決定しました。パシフィック・リムをパクり倒して100億倍つまらなくしたらこうなりました。屁理屈をこねるだけで役に立たない博士。常にオロオロしているくせに、見ただけで生>>続きを読む

ガラスの中の少女(1960年製作の映画)

4.0

昭和30年代、裕福な大学教授の娘(吉永小百合)と町工場で働く貧乏な少年との恋愛物語。裕福な少女は親の理想に従うことに自分の存在意義を失い、貧乏な少年は親にたかられる生活に嫌気がさす。そして、少女が北海>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

クールと評される俺からすれば、主人公のすぐカッとする性格は人格異常ではないかと疑うレベルだが、ドキュンってのは普通にそうなのか。

過去と現在が同時進行だったので最初、何か分らなかったことが次第に判明
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.2

コーエン兄弟監督、スピルバーグ総製作指揮だけあって面白かった。true gritとは真実の勇気を意味する。西部開拓時代、父親を無法者に殺された14歳の少女は、頼りにならない母親の代わりに隻眼の荒くれ保>>続きを読む