イカれた男の話。序盤あっこれホラーじゃなくてサスペンスか、、と思ってたら急にサイコスリラーが飛び込んできた。一粒で二度以上に美味しい映画。心理描写も緩急つけたBGMもカメラワークも脚本も役者の演技も素>>続きを読む
イカれた一家の話。B級ホラーだと思って甘く観たら酷い目にあった。耳障りな音、呪術的な不気味さ、人間の狂気、それらを内包した生活感、、、役者の演技やカメラワーク、セットの全てが最悪な方向に調和してるので>>続きを読む
前観たやつの続き。今回は怪物を恐怖の対象としてでなく、人間のエゴで生まれてしまった背徳的で哀しい存在として扱っている感じ。テーマとか音楽とか、明らかに前作より見応えがあった。自分の醜さを呪い、音楽を愛>>続きを読む
フランケンシュタイン映画のたぶん2作目。怪物役の俳優がすごかった。透明人間の時も思ったけど、この時代のホラーって今観ると独特の味があって逆に新鮮かも。
たぶん元祖透明人間映画。正直今のホラー映画と比べちゃうと色々と洗練されてなくてのんびりした印象。それでも味というか面白い部分は確かにあって、当時からしたらアイデアも撮影技術も激ヤバだったんだろうなとは>>続きを読む
聴いてるラジオでたびたび話題に上がるので。スピリチュアルで脈絡のない展開にちょっと引いてたけど、ラストで全部ぶっ飛んで泣いちゃった。父親とキャッチボールをした時の土や草のにおいとか空気とかをダイレクト>>続きを読む
妄想が現実になっちゃったみたいな話。メジャーなゼイリブ的な。コメディだと思ってみたらホラーだった。入れ子構造なのもあって余計にグロい。ギリギリな感じのジムキャリーの演技は凄かった。
劇場版しんちゃん8作目。今回はアクション仮面がメインのお話。丁寧な作画や演出が相変わらず仕事してて安定した面白さ。いい大人なのにアクション仮面がかっこよくてちょっと泣いた。敵のボスのキャラクターも好き>>続きを読む
現代ギャング版ロミジュリ。チャラいというか軽い演出と演劇調の重い台詞回しのミスマッチ感がすごくて全くハマれなかったけど、映像は謎でも今自分が観ているのはロミジュリなんだと思い込めた時からまあこれはこれ>>続きを読む
下北沢が舞台の群像劇。サブカルの匂いが漂う街を舞台に、何かが起こりそうで起こらないけれどやっぱり温かい人との関わりを生々しく描いていて、コロナ禍には目の毒だった。雰囲気もとても良かったし、笑えるところ>>続きを読む
デイヴィッド・バーンによるブロードウェイショー。正直トーキングヘッズもあまり知らなくて「都会の神経質な人たちがコンクリートジャングルの中で奏でる民族音楽」みたいなイメージしかなかったけど、良い意味で期>>続きを読む
バイク乗りのヒッピーの話。高速で流れていく景色を見ながらロックを聴いていると、何もかも無くなって自由だけが残るんだなっておもった。その生き様をファッションでも体現していてかっこいい。もっと言うと低予算>>続きを読む
劇場版しんちゃん六作目。アクション多め、ギャグ少なめ?あとエヴァがチラついてニヤニヤした。
劇場版しんちゃん12作目。前半西部劇へのリスペクトをメタ的に感じながらもその重苦しさを後半の馬鹿馬鹿しさで吹き飛ばす展開がとにかく綺麗で面白かった。暴力的なシーンがあったりちゃんとしたヒロインがいたり>>続きを読む
劇場版しんちゃん五作目。声優が今は亡き豪華な方々すぎて寂しくなってしまった。内容としてはひまわりをみんなで守ろうとする感じの話なんだけど、登場人物みんなキャラ立ちすぎてて面白かった。子供向けの映画で新>>続きを読む
現代版ローマの休日的な話。話の展開に真新しさとかがあるわけじゃないんだけど、俳優の演技の良さもあるのか憎めないキャラクターばっかりで、ラストで訳もわからず泣いちゃった。ツボをあざとく押してくる良い映画>>続きを読む
劇場版しんちゃん四作目。大人帝国みたいな種類の感動はなかったけど、色々とクオリティが高くて素直に童心に帰って楽しめた。特にところどころ挟まる懐かしさと得体の知れなさの入り混じったような演出に息を呑んだ>>続きを読む
エヴァンゲリオン完結編。今までのエヴァが他者がいることの葛藤を描いているとしたら、これは他者といることの素晴らしさを描いた作品だとおもう。1995年から凍りついたオタクたちの心を溶かして成仏させていく>>続きを読む
不倫の話。なんだけどそんな単純で下品な感じじゃなくて、不倫を通じて人生の美しさを描きましたみたいな映画。エロいはエロいんだけど、もっと人間の根源にある高次な欲求を感じさせるような内容。何言ってるんだっ>>続きを読む
新エヴァ三作目。カメラワークとか演出とかがより洗練されて、無機質になったというか今風になった気がする。話の内容は正直全然分からなかった。シンエヴァで全部が腑に落ちることを祈ります。
新エヴァ二作目。一作目は正直旧アニメ版の劣化みたいな印象だったけど、ストーリーとか雰囲気とか良い意味で差別化されてて面白かった。あとシンジと綾波がすごいちゃんと主人公とヒロインしてた。絵的には質感が軽>>続きを読む
サブカル閉じ込めたみたいな配役の映画だから観に行ったけど、正直よく分からなかった。全体的に滑舌悪いし。全体主義的な空気と個人的感情の高まりとどっちが正常かみたいなこと?そもそも頭で考えちゃいけない映画>>続きを読む
色んな男と遊ぶご近所さんの話。節操ない感じがオードリーの個人的なイメージと違って飲み込めなかったけど、最後のタクシーのシーンからのムーンリバーでグッと引き込まれた。一人でも誰かと一緒になっても檻の中に>>続きを読む
新劇場版一作目。ほぼ旧アニメ版のリメイクだった。絵が新しくなったことで旧アニメ版の生々しい質感とか情緒を孕んだ間とかがなくなって、陰鬱さが減った代わりに全体的に爽やかになった気がする。
禁酒法時代のシカゴを舞台に、アルカポネを追う財務省官の話。なんだか大味に感じてしまってあんまりハマれなくて残念。でも要所要所のカメラワークが面白くて、緊張感を感じられることもあった。あと音楽が独特な気>>続きを読む
自意識とは他者との相対的なものでしかないけど、他者は他者でしかないから本当のことなんてわからないし、自分の考え方次第でいくらでも変わるから、もっと主体的に自分を変えていこうってことですか?
ノマドと呼ばれる車上生活者の映画。映画が綺麗。縛られるものもなく、果てしない自然や漠然とした不安に身を任せながら、人や思い出との巡り合いを重ねて生きていく人たちがいることを知られて良かった。60年代の>>続きを読む
ディストピアなストップモーションアニメ。独特な世界観や質感に一気に引き込まれた。強いて言うなら星新一とか平沢進とかが近いのかなとか思ったけどサイレントヒルみとかもあって例えられない。好きな人は絶対好き>>続きを読む
90年代ブラックメタルシーンを当事者視点で描く。最初はメタルの垢抜けない感じを微笑ましく観てたけど、段々ガチになってきて実家に帰りたくなった。グロいし。内輪で過激化していくのも信念とか体重の乗った理由>>続きを読む
化学オタクと凄腕おじいさんがサンフランシスコを救う話。間抜けで荒削りな感じが時々気になったけど、盛り沢山な話がトントン進んで、何より爆発とかカークラッシュとか分かりやすくて楽しかった。偏見だけどアメリ>>続きを読む
ありえない超人たちがカンフー(?)で闘う映画。臨場感溢れるBGMに盛り上げられた虚実入り混じるアクション、思ったより見応えアリでちょっと感動してしまった。少林サッカー好きなら安心して楽しめるとおもいま>>続きを読む
サブカル好きのカップルの映画。綺麗な話だな〜と思って観てたけど、映画というより音楽なしのMV観てるみたいな感覚だった。
最強のイスラエル兵士が美容師を目指して渡米する話。オゲレツなバカ映画だなあと思って観てたけど、ピースフルなハッピーエンドに普通に良い映画じゃんって少しだけ感動してしまった。イスラエル人とパレスチナ人の>>続きを読む
二日酔いで全部忘れちゃったおじさんたちの話。あんまりゲラゲラ笑うって感じではなかったけど、頭空っぽにして観られるし、展開の先が読めない感じが素直に面白かった。こういう馬鹿やってるおじさんたちってちょっ>>続きを読む
海外行けなすぎて観た。全然ハッピーなフライトじゃなくて、空港で働く人たちはカッコいいって感じの映画だった。ANAかJALか分からないけど、いい感じの宣伝になってるとおもう。
海外行けなすぎて観た。空港に閉じ込められちゃった男の話。空港のお役所的な無機質さと非日常的なワクワク感と日常に戻れる安心感が入り混じってる中でちょっとしたドラマが起こる感じ、個人的にはかなり好きでした>>続きを読む