IDさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

私をくいとめてが好きだったので鑑賞。内容ほとんど同じで笑った。こっちは内向的な人間の肥大化した自意識がテーマで、あっちは誰でも持っているような自己中心的な自意識がテーマって感じかな。グミチョコパインと>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.1

一人の赤ちゃんを巡ってホームレスたちに起こった奇跡の話。先が読めない展開が丁寧に意味を持ってまとまっていくのが面白かったし、その過程で弱い人たちが自分の居場所を再確認していくのに素直に感動したりした。>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

のんが強すぎて人が何人か死んでた。最初は全部可愛いな〜と思って観てたんだけど、段々これはそんな簡単じゃないぞってなってくる感じ。「誰でも自分が一番大切なのにいつまでも関係のないところで世界がまわってい>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.4

身一つの男が1日1つずつ必要なモノを取り出していって、本当に必要なモノが何か考えるドキュメンタリ。生きるために必要なモノ自体は実は少ないけど、社会でまともに生きていこうとすると途端にモノが増え出してい>>続きを読む

燃えよドラゴン ディレクターズ・カット版(1973年製作の映画)

3.7

ブルース ・リーがひたすらカッコいい映画。音楽とかすごいしっかりしてた印象。あの台詞結構序盤で出てくるのね。あえて言葉にするなら無駄のなさと東洋的なミステリアスさの両立がこのカッコ良さの中身なのかなと>>続きを読む

トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

3.4

アーノルドシュワルツネッガーが火星を救う映画。特殊メイクの感じとか今観るとうーんってなりそうなのに、NHKの人形劇とかディズニーランドのアトラクション的な説得力があって不思議な感じ。結構ハマってたのか>>続きを読む

ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

2.8

横浜に出没した白塗りで娼婦の老婆、メリーさんのドキュメンタリ。お年寄りとブルースって、本当に夢破れたような希望がない気がして相性よくないなとか考えながら観てたけど、最後にメリーさん本人の映像を観て、確>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

時間を巻き戻せる系主人公のアクション。ストーリーはよく分からないけどとにかく人類が滅ぶみたいなアレで、映像に金かけまくりましたみたいな映画。たしかに絵は独特で良かったし、あーあの時のこれがこうなるのね>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

トランスジェンダーの草彅剛と虐待を受けた女の子が家族になろうとする話。みんな演技良かったけど、草彅剛が特に良かった。ていうか声良すぎる。人間って自分がどんなにボロボロでも、ボロボロだからこそ、愛せる何>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

90年代のロサンゼルスが舞台の青春映画。スケートボード、ストリートファッション、ヒップホップ、テレビゲーム、ビデオカメラと、当時のカルチャーみが凄い。しかも表面的でなく、程度の差はあれ誰でもどうにかし>>続きを読む

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.0

モータウン詳しくないけど観た。ドキュメンタリ映画はあんまり好きになれないことが多いけど、これは面白かった。みんなあの頃は良かった話を本当に楽しそうに話していて、当時のデトロイトの雰囲気や人種差別意識、>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

地球を救うために宇宙に出るお父さんの話。ストーリー自体はこういうのに良くありそうな感じなんだけど、映像が抜けて綺麗だった気がする。特にラストシーンは劇場で観たのもあって、サイケデリックな世界にどっぷり>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.2

ギーク女子二人が青春を一晩で取り戻そうとする話。世相を反映してなのか色々リベラルな感じだった。こういう映画の下ネタ面白いと思えないけど、ラストが良くってまあ良い映画だったね、とか思っちゃうパターンね。>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

戦争から撤退する映画。最初主人公というか視点がコロコロ変わって分かりづらいな〜と思ったけど、段々収束していってなるほどねって感じ。とりあえず映像が良くって、ストーリーが感動的とかキャラが素敵とかよりも>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

殺し屋の足になる音楽好きの兄ちゃんの話。とにかく音楽が神。このシーンでこれ流すか〜みたいなセンスの塊みたいな映画。個人的にはあんまりキャラが好きになれなくて、これまた良い感じの台詞回しにはあんまり入り>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.2

ナウシカから続けて映画館で鑑賞。昔観たことあったけど、大人になってから観るとまた違う印象だった。日本の古き良き?風景がベースになってるけど、テーマはナウシカと一緒な感じかな。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.5

ジブリあんまり通ってこなかったので。退廃的な世界観をベースに環境問題への啓発的な要素を絡ませながら、どこか素朴さを感じさせる要素もあって、すごい映画だなって思った。あと作画も音楽も神だった。初見が映画>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.2

仲良し子ども3人組の成長コメディ。こういう映画にありがちなしょうもない下ネタが苦手だったって途中で気付いて、結構しんどかった。でも成長するためにあえて別れようとするラストシーンが良くて、なんだかんだ良>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

超有名な脱獄映画。といっても脱獄自体は結構あっさりしていて、その過程で希望を捨てないとか、そういうテーマがしっかり伝わってくる感じ。あと教養は豊かさであり、豊かさも希望なんだなってことも身に染みた。趣>>続きを読む

理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.6

ジェームズ・ディーンの代表作。正直ストーリー自体に面白みは感じられなかったけど、とにかくジミーがかっこよすぎた。不良の役なのに全然しょうもなくなくて、無口だけど誠実で、ちょっと変だけど思いやりがあって>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.2

埼玉を馬鹿にしまくる漫画の実写化。邦画の実写化って嘘っぽく感じちゃいがちなんだけど、これは一周回って馬鹿馬鹿しさというかそんなわけねえだろ感自体を笑える映画になっていて、これはこれでアリか〜と思った。>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

2.1

漫画が面白かったので。ローマ人の阿部寛が違和感なさすぎてよかった。他にもそれっぽい見た目の俳優が沢山出てきていい感じなんだけど、映画的な展開にするためのオリジナル要素がわざとらしく感じてしまって、途中>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

田舎の不良高校生がバンドやる話。全体的に許容範囲ギリギリの間延びした雰囲気。それが却って田舎の何もない退屈な感じを表現できているし、音楽に浸るシーンは高密度な作画に切り替わるのでメリハリがいい感じ。特>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.7

映画俳優と少年の人生の話。全体的にあからさまでなく複雑で内省的な雰囲気。扱ってるテーマもどちらかといえば重めなんだけど、根底にある家族愛的な優しさがいい塩梅に中和してくれて、独特の雰囲気になってる感じ>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.8

BTF最終回。パート2観た時は心配だったけど、今度は頭使わなくても楽しめる内容で安心。人間味溢れるドクも楽しい。相変わらずのテンポと纏まりの良さ。ここまで観ていて未来が変わりまくることに違和感を覚えて>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.7

第2作。1がSFを絡めたラブロマンスだった(と思う)のに対して、こっちはエンタメ極振りの王道SFって感じ。タイムトラベルに欠かせない世界救う系の壮大みが強め。変わらずまとまっててテンポもいいんだけど、>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.8

ちゃんと観たことなかったので。タイムトラベルという大風呂敷を広げながら、SFをスパイスにラブロマンスを撮りきったの最高だと思う。音楽も華やかで良い感じ。もっと言えば50年代と80年代の描写のメリハリも>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.6

現代フランスにおける黒人コミュニティの映画。ドキュメンタリ的な淡々とした雰囲気なんだけど、ずっと閉塞的で嫌な緊張感が漂ってる感じ。それでも映画的な見応えはちゃんとあって最後まで観られた。治安が悪くてや>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.3

朝鮮戦争時の捕虜収容所を舞台にタップダンスを描く。結構歌って踊ってな感じだなと前半観てたんだけど、後半戦争映画らしいテーマに叩き落とされた。重くなる雰囲気の中、この人たちただ踊りたいだけなのにな…とか>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

4.0

戦争捕虜収容所から脱走する話。女性が全然出てこない男臭い映画だと思った。と言っても固茹でな訳ではなく、むしろ爽やかな印象。個性豊かなキャラクターたちの友情劇って感じ。結末はアメリカンニューシネマ的だっ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.4

ワンカットで描くWWI。実際は編集点とかあるのかもしれないけど全然わからなかった。劇中同じ時間を体感してる感覚というか、臨場感が段違いで期待通りの内容。映画的な派手さのない、無味乾燥な現実そのままを切>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.4

原作ケラなので観に行ったやつ。元は喜劇?なのかな。劇中の演出とか台詞回しも良く言えば分かりやすく、悪く言えば大げさで、映画というより劇を観てるみたいな感じ。内容は若干の不条理みもありつつ、綺麗に纏まっ>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

3.8

WWIの裏でアラブを率いたイギリス人の映画。映像が綺麗。砂漠の雄大な景色と壮大な音楽が合う。最初はロレンスをインテリな博愛主義者と思ってたけど、物語が進むにつれて段々と行動に一貫性がなくなっていって、>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.4

終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタルバンドの馬鹿映画。メタルの邪悪さより、冴えなくて野暮ったいところに焦点を当てた、メタル版グミチョコパインみたいな感じ。メタラーあるあるなネタ>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

1.4

ミュージカル「CATS」の映画化。個人的には前評判通りの映画だと思う。八頭身の猫に人間の顔を貼り付けて、人間的な筋肉の動きで四足歩行する絶妙な不気味さ。合成も安っぽくて、縮尺も変だから胡散臭さが全編漂>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.7

現代版ドン・キホーテな話。劇中常に何処かのネジが外れていて、夢の中なのか現実なのか分からなくなってくる不条理な映画。笑えるコメディなネタはあんまりなかった気がする。虚構も当てられ続けると真実になってし>>続きを読む