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時代背景も主人公のこともろくに知らず、登場人物もエンツォ・フェラーリあたりは出てくるよね〜?くらいの思い込みだけでろくにリサーチもせず観に行ったが、そんな下準備なんてなくても十分楽しめた。
耐久レー>>続きを読む
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かなり地味な作品だが、主人公の母親役、ナオミ・ハリスが迫真の演技。007の新マネーペニーと同じ人に全く見えない。最後のクレジットで、彼女の名前が出てきてあっけにとられた。
女優を目指す方は、彼女の演技>>続きを読む
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チェロ、ヴァイオリン、クラリネットといったオーソドックスな楽器から、ガイタ(スペイン、ガリシア地方のバグパイプ)、中国琵琶(ピパ)、ケマンチェ(ヴァイオリンの祖先にあたる、ペルシャ音楽で使われる弦楽器>>続きを読む
カラー版では存在の薄かった車や景色形取るフレームが、このB&C版でくっきりと浮き上がってくるかのような錯覚を覚えた。色の情報を削ぐことでさらに物語がソリッドになった印象。
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原作の国岡店主を香川照之をイメージして読んだので、岡田准一が眩しすぎたw。
戦後のどん底から這い上がる商売人のたくましさを爽やかに描き切った作品。若い人には国岡商店どう映るんだろうか、と思いながら見た>>続きを読む
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マーティン・スコセッシが、映画化にこぎつけるまでに30年近くもの時間をかけた作品。
「パッション」で人間としてのキリストを描いたことで命を狙われたこともあったようだが、もうその心配はないだろう。スコセ>>続きを読む
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ある映画脚本家が、家の修繕で暫く旅をする間にパリで出会ったタンゴダンサーとの出会いを通じ、人間関係の悲喜こもごもを軸にした話。
ご本人たちがそのままの役で出演しているので、おそらく実話をベースにした作>>続きを読む
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ゴジラシリーズに通じていなくても、政治ドラマとして楽しめた。想定外の外敵に立ち向かう緊急事態だとしても、官僚や各省庁はここまでまとまりよくないだろうが、これ以上やったら3時間超えてしまうだろうし、2時>>続きを読む
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原作を読んでいたので、映画化を知った時から待ち遠しかった作品。アウシュビッツ解放70周年作品群の一つだが、シリアス路線の他とは一線を画している。
かの人物にここまで勇気を持って踏み込んだコミカルな描写>>続きを読む
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1960年代、ロンドンの下町イーストエンドを中心に街を圧巻したレジナルドとロン、クレイ兄弟の映画。モンティパイソンに出てくるディンズデールの元ネタ。あの巨大ネズミのカットアウトはサイコな弟の幻覚だった>>続きを読む
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ユダヤ人を強制収容所送りするに至る判断を下したアドルフ・アイヒマンがイスラエルの法廷で裁かれ、死刑判決を受けるまでを撮影し全世界に放送したテレビ製作側から捉えたフッテージ。
自らもアウシュビッツのサバ>>続きを読む
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照明を一切使わなかったというカメラワークが躍動感あった。極寒の天候下、熊に襲われて瀕死の重傷というどん底から、最愛の息子を殺めた同僚を執念で追い詰めていく。
レオとトム・ハーディの役入れ替えたらもっと>>続きを読む
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ローマカソリック教会に蔓延る幼児性的虐待を暴いたボストングローブ紙のコラム「スポットライト」の編集者の取材、調査から紙面に掲載されるまでの実話をベースにした作品。
巨大な力に立ち向かうテーマながらも、>>続きを読む
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サブプライムローン問題を二時間で描いているので、かなりの説明は端折っているものの、話の本質はガッチリ伝えていたように思う。レーティング会社のいい加減さに呆れ返ったし、積み木で表されるレーティング上位の>>続きを読む
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遅ればせながらダウンロードレンタルで観た。90年代ブリットロック好きでビール好きなら楽しめる、愛すべきバカ映画。サイモン・ペグがガチでシスターズ・オブ・マーシー好きと知って更に楽しめた。
終盤の光との>>続きを読む
東海テレビ制作のドキュメント。日曜の夕方で立ち見が出るほどの満員。
タイトルのテーマを考えるというより淡々と撮られる組事務所の日常を見てみたかった好奇心が自分の中にあったのだと再確認。
おそらくDVD>>続きを読む
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アウシュビッツ/ビルケナウ収容所のゾンダーコマンド(同胞の遺体を処理する選抜ユダヤ人。刑の執行を4ヶ月間延長される。)の一人、サウル。息子と思しき子供が収容所に連れてこられ息をひきとるが、ラビの立会い>>続きを読む
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冒頭から最後までディストピアの世界に引き込まれっぱなし。困難を乗り越えてこの傑作を完成させてくれてありがとう、ジョージ・ミラー!
マックスが輸血チューブを抜く時の音が、貧血で倒れる時のような感じで個>>続きを読む