タンゴ・レッスンのぴぬこのネタバレレビュー・内容・結末

ある映画脚本家が、家の修繕で暫く旅をする間にパリで出会ったタンゴダンサーとの出会いを通じ、人間関係の悲喜こもごもを軸にした話。
ご本人たちがそのままの役で出演しているので、おそらく実話をベースにした作品なのではと思うが、タンゴを嗜んだくらいのレベルで数週間の集中レッスンの後ステージに立てるなんて！と驚いた。女優であれば、フィットネスの一環でタンゴもかなりやり込んでたんだろうなあと。
二人が愛し合っている時はダンスもスムーズなのに、カップルとして距離を置くことに決めた途端、ダンスの息が合わなくなる。タンゴは実にデリケートなダンスだなあと思わせた。
Gallo ciegoという曲が記憶に残った。アルゼンチン、ブエノスアイレスの空気に触れたくなった一品。