Pandanoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

ウディ・アレンの作品は、映画館とDVDと半々くらいなのだけど、これは主役の二人に惹かれて映画館へ。
シャラメ君、猫背な感じと本家本元ニューヨーカーの風情がウディ・アレンに見えてきて🙏、さぞかしウディ・
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.8

原題は「若いアメッド」
アメッドが《その》手に触れるまで、の話を描いているのだけど、この《若い》という固さ、かたくなさ、純粋さは(身に覚えがある方もたくさんいるだろうけど)決して居心地の良いだけのもの
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.9

アベンジャーズ・エンドゲームへの道13
マーベルってすごいな…
会社の底力に感動👏

ちょっとひねくれたメンバー達が紆余曲折を経てまとまる話はよくあるものの、このデコボコぶりは楽しいね。
私の(みんな
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

なんでまた今頃「若草物語」?と少し懸念して見に行けば…、ちゃんとグレタ・ガーウィクの作品になっていた。
この人女優業より監督の方がずっといいのではないかな。
女性の自立が小説「若草物語」のテーマである
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.9

アベンジャーズ・エンドゲームへの道12
前作ザ・ファースト・アベンジャーズより面白かった!
ニック・フューリーとナターシャ、ファルコンの活躍も然り、ウィンターソルジャーの登場や、いくつになっても爽やか
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.6

アベンジャーズ・エンドゲームへの道11
ガイ・ピアースねえ…。どうも私には捉えどころがない感じがずっとしていて、今回もやや居心地悪し。
トニー・スタークも暗いし、アベンジャーズの楽しさの裏側のような印
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.7

アベンジャーズ・エンドゲームへの道⑩
見返すのも別の楽しみがあっていいね。
ニック・フューリーやナターシャがここで出てきてた!とニヤニヤできるもの。

ミッキー・ロークどうしているのだろう…再び

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

1962年製作の「アラバマ物語」
1968年キング牧師暗殺
この映画の舞台は1980年代、そして現在2020年も継続中。
んー。考え始めると言葉が続きません。

妻は告白する(1961年製作の映画)

4.0

1961年製作、増村保造監督。
幸せになれない場所に迷い込んだ人たち。結局誰も脱出できなかったね。
あんな風にうなじを垂れる女性は最近は全く見かけないな。雨に濡れて「物の怪」のようにもなり…。
若尾様
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怒りのキューバ(1964年製作の映画)

3.8

今回見たのは短縮版だったよう。
カメラワークの凄さは皆さんご指摘の通りで、時々めまいがしそうになった。
スペイン、アメリカ、ソ連…大国に翻弄された美しいキューバ🇨🇺

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.2

初めて映画館で見た…
なんで今までチャンスがなかったか?いい歳なんだけど…と思いつつ。

明らかにPTSDだろうという兵士達が地獄でもがいている。川を遡りながら、「アギーレ神の怒り」を思い浮かべ、キン
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淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

4.0

「淪落」という言葉がよく分からず調べてみると、「落ちぶれた」とあった。

この作品は、困難な状態にいる人たちが、他者との関わりによって自分を取り戻していく様子、人間の心を丁寧に描いている。
アンソニー
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山の焚火(1985年製作の映画)

4.0

この映画の素晴らしさを私はどのくらい受け止めたのか?
物語を追うことを主眼に見て行ったら、途中からの展開にドキッとし、混乱し、気がついた。「お伽話と取ればいいんだ」
そう思ったら少し気分が落ち着いた。

初恋(2020年製作の映画)

4.0

三池監督の映画を映画館で見るのは初めてでしたが(ごめんなさい)、役者がみんな生き生きしてて、楽しい!
窪田正孝くんがこんなに魅力的だったとは初認識、今年の朝の連ドラ見たくなります。現在信長様の染谷将太
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

賢くて魅力的な女性たちでもセクハラに屈してしまう。非難しても「合意のもと」という言い訳で逃げられる。

とてつもない権力を持つと、人を傷つけることに鈍感になるのかなあ。

このエイルズにしてもトランプ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

したたかな一家が、どう寄生していくのか?という話かと思いきや…
最後の修羅場に向かって行く、そのエネルギーが強くなっていくあたりから本当にドキドキしたー。
脚本も書いているポン・ジュノ、強い作家性に加
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

塹壕戦という言葉は聞いたことがあったけど、あんなに長い距離を掘っていたとは想像していなかった。
そこを進んでいく主人公たちと、追い越し追い越されるカメラ、まるで自分も歩いているよう。
長回しのシーンの
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.3

真相が明かされていくくだりは面白かったのだけど…。
翻訳家9人必要だった?
ランベール・ウィルソンとの一騎打ちでも面白かった気がする…

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

クリス・エヴァンスはキャプテンアメリカよりこっちの方がずーっといいと思う🇺🇸

ダニエル・クレイグはコメディも安定して見ていられるけど、彼を描写するセリフに「南部訛りの探偵」というところがあって…😣、
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

サム・ロックウェルに泣けた…😭
道化役かと思っていたら…もう!😭

いつもは、明らかに英語を話してたらおかしいでしょ?映画に違和感を感じるけど、なぜかこれはなんとも思わなかったなあ。
空想のヒトラーが
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

クリスチャン・ベイル!
クリスチャン・ベイル!
クリスチャン・ベイル!
いい顔してるなぁ。
命を賭けてのレース中の顔はまさにプロのレーサー、アヒル口も炸裂!
癇癪を起こしてるところも素のようで…⁈
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.8

アニエス・ヴァルダの作品は3〜4作見ているけどお茶目な視点が大好き。
本作は1975年製作だけど、え?1975年ってこんな昔な感じ?
私がポンコツになるわけだ。
商店街には人がいて、交流があり生活があ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.6

面白かったです〜。
韓国はチキン天国なんですね。
ちょっとハシゴしたので疲れが出てしまったか私…。以上🍗

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

大変な時代の中でもそれぞれの生活は続いていくんだな。嬉しい思いも悲しい思いもこの世界の片隅に確かにある。
波がウサギになったり、遊郭で南の島や食べ物の絵を描いてあげる場面のアニメならではの楽しさよ!
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

「3部作」と銘打っていると、どうしても強引にまとめざるを得ないとは思うけれど、無理矢理に新しい物語を産み出した気もする。「指輪物語」のように、立派な原作があって、それを映画3部作にするのとは訳が違うか>>続きを読む

弁天小僧(1958年製作の映画)

3.8

「御用だ!御用だ!」ゆらゆら提灯🏮
なんと美しい🏮

あんなこんな雷蔵さまを楽しみました。
着物を着ていると、足さばきの美しさが際立つのだろうか、軽快で色っぽい。
白浪五人男を歌舞伎で見ないと…。

荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.2

クリスチャン・ベイル!
クリスチャン・ベイル!
連呼せずにはいられませんね。
軍人として信じてきた戦いについて、疑問を持たざるを得なくなる道中、神に問いかけながら心が揺れ動いていく。
親友の死を堪える
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.5

戦国時代と同じということか…。
たくさんの人がバタバタと倒れて、しかも事実だけ伝える形で進むから、私は途中から置いていかれました。
ジョー・ペシが一番かっこいい!

いつも思うのだけど、現在の俳優自身
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.6

ジャーナリストとは何が行われているかを正しく報道する人々。だから何かを隠したりごまかしたりする相手には、追求して然るべき。
現政権の不遜な応対は本当に失礼だと感じる。記者会見での質問の妨害など小学生で
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

松本の予想せぬ技が明かされるところ、最高!
和彦も松本もその辺りにいそうな親近感があるのに、それが裏切られていく楽しさ、良かったです。
平和すぎる最後が、なんじゃこりゃ…でした。

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.6


男はほぼ存在感のない物語の中で、命を繋いでいく女たち。
家、跡継ぎ、一夫多妻…。現代の私達には遠くなった気がするが、まだ世界にはこんな感覚の地域もあるかも。生まれたのが女の子であるため喜べないなんて
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

ラップで戦い、スラムで戦い、女も戦い…
みんな熱いなぁ。

封建的な生き方から飛び出そうと、ラップに乗せて自己表現をするムラド。ランヴィール・シンが素朴に演じて好感が持てる。
もし、もう少し攻撃的な演
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.4

これは面白い!
こういう、映画で表現することによって物語を「見せてくれる」作品は大好き。
常々思っていたのだけど、私が映画を見るのは「物語」ありきで、それを映像美や音楽で彩って作品にした監督の個性を楽
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

怖い怖い
ホアキン・フェニックスの演技と肉体が常軌を逸しているからなおさら思うのだろうけど…、あんな風に「社会に疎んじられている」と感じる人達は少なからずいて、その積年の恨みを犯罪行為で復讐しようと考
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

「バハールの涙」のジャーナリストはこのメリー・コルヴィンがモデルだったよう。
勇敢なジャーナリスト達のおかげで、世界の出来事を知る事ができるとは言え、命を危険にさらしてまで彼女達を突き動かす理由はなん
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